シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KE1031100
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name J-LTH393文学と法
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject J-LTH393文学と法
英字科目名
English Name of Subject
Literature and Law
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 異文化を柔軟に理解する能力
知識・理解 法的知識
汎用的技能 情報伝達能力
汎用的技能 言語を用いた実践的表現力
態度・志向性 異文化理解力、発信能力、グローバルな視野
統合的な学習経験と創造的思考力 法的問題解決力、 法的基準を見いだす能力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 寺田 麻佑
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 水曜2時限(春学期)
授業概要   Course Description 「文学と法」をテーマに、法と正義の関係や個人の自由と社会制度との関係、犯罪と罰のあり方などについて考え、またプレゼンテーションとディスカッションを行います。文学作品を深く読み解くことで、法律と社会、個人と社会との関係性について、理解を深め、深く分析することを目指します。なお、授業の進行については、適宜、前後することがあります。
到達目標   Class Goals 1.文学作品を通して法と社会の在り方について学ぶ。2. 自分なりに問いを立て、学術文献を引用しながら自分の考えを発表する。3. ディスカッションを通じ、価値観の異なる他者と丁寧に対話する技術を身につける。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
授業のガイダンスを行う。
予習内容
Preparation for Class
『法学入門』教科書にざっと目を通し、この授業で考えたいこと、発表したいこと、ディスカッションしたいこと等をまとめてくること。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
文学作品と歴史の関係について考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
「アンチゴネをどう読むか」ーソフォクレス作『アンティゴネ』、ブレヒト『アンティゴネ』(光文社文庫、2015 年)、『アンティゴネ』ブレヒト 谷川道子 訳などをもとに、神の法と人の法について、ディスカッションを行う。
予習内容
Preparation for Class
アンチゴネをどう読むか で検索して出てきた文献を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を踏まえ、自分の意見をまとめておく。さらに、関心を持った文献を図書館等で調べてみる。授業で扱う作品のうち、発表を担当したい作品につき、自由に考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
太宰治『人間失格』をもとに、文学と法、歴史が交差する点を紹介し、個人の自由と社会法制との関係を文学作品を通じて探る。学生によるプレゼンテーションを行う。また、ディスカッションを行う。
予習内容
Preparation for Class
太宰治の作品のほか、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
太宰治『人間失格』について、授業内容を踏まえて、自分の意見をまとめておく。発表を担当したい作品につき、自由に考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』を扱う。学生による関連する背景などのプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』(訳はどれでも良い)を読み、罪と罰を読んで感じること、考えることについて自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。発表を担当したい作品につき、自由に考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』を扱う。学生による関連する背景などのプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
引き続き、フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』(訳はどれでも良い)を読み、罪と罰を読んで感じること、考えることについて自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。引き続き、発表を担当したい作品につき、自由に考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
ドストエフスキーに関する発表を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ドストエフスキーに関する作品等につき、学術文献を引用しながら、レジュメ作成を開始する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
ドストエフスキーに関する発表を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ドストエフスキーに関する作品等につき、学術文献を引用しながら、レジュメ作成を開始する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
ドストエフスキーに関する発表を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ドストエフスキーに関する作品等につき、学術文献を引用しながら、レジュメ作成を開始する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
シャーロット・パーキンス・ギルマン『黄色い壁紙』を扱う。関連する時代背景等について、学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
樋口一葉『たけくらべ』を扱う。関連する時代背景等について、学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ジョージ・オーウェル『1984年』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、ジョージ・オーウェル『1984年』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
フランツ・カフカ『審判』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、フランツ・カフカ『審判』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
「ChatGPTと文学」の関係を扱う。生成AIは創造性とどう関係するのか、著作権の問題は生じないのか。ゲストスピーカーの先生をお招きし、法律の交差点について議論し、AIの可能性と限界を探る。
予習内容
Preparation for Class
ChatGPTで自分が好きな文学作品の続きを書くことを試みてみる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
学生によるプレゼンテーション、ディスカッションが中心の双方向型授業を予定しています。
教科書   Texts 稲正樹・寺田麻佑・松田浩道・吉良貴之・成原慧・山田哲史・松尾剛行『法学入門』(北樹出版、2019)
参考書   Reference Books 小林史明『法と文学: 歴史と可能性の探究』(勁草書房、2020年)そのほかの参考文献は、授業中に紹介します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
プレゼンテーション(60%)、ディスカッションへの参加(40%)。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月15日 11時44分49秒