シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KE1031101
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 文学と法
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 文学と法
英字科目名
English Name of Subject
Literature and Law
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 異文化を柔軟に理解する能力
知識・理解 法的知識
汎用的技能 情報伝達能力
汎用的技能 言語を用いた実践的表現力
態度・志向性 異文化理解力、発信能力、グローバルな視野
統合的な学習経験と創造的思考力 法的問題解決力、 法的基準を見いだす能力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 寺田 麻佑
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 水曜2時限(春学期)
授業概要   Course Description 「文学と法」をテーマに、法と正義の関係や個人の自由と社会制度との関係、犯罪と罰のあり方などについて考え、またプレゼンテーションとディスカッションを行います。文学作品を深く読み解くことで、法律と社会、個人と社会との関係性について、理解を深め、深く分析することを目指します。なお、授業の進行については、適宜、前後することがあります。
到達目標   Class Goals 1.文学作品を通して法と社会の在り方について学ぶ。2. 自分なりに問いを立て、学術文献を引用しながら自分の考えを発表する。3. ディスカッションを通じ、価値観の異なる他者と丁寧に対話する技術を身につける。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
授業のガイダンスを行う。
予習内容
Preparation for Class
『法学入門』教科書にざっと目を通し、この授業で考えたいこと、発表したいこと、ディスカッションしたいこと等をまとめてくること。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
文学作品と歴史の関係について考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
「アンチゴネをどう読むか」ーソフォクレス作『アンティゴネ』、ブレヒト『アンティゴネ』(光文社文庫、2015 年)、『アンティゴネ』ブレヒト 谷川道子 訳などをもとに、神の法と人の法について、ディスカッションを行う。
予習内容
Preparation for Class
アンチゴネをどう読むか で検索して出てきた文献を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を踏まえ、自分の意見をまとめておく。さらに、関心を持った文献を図書館等で調べてみる。授業で扱う作品のうち、発表を担当したい作品につき、自由に考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
太宰治『人間失格』をもとに、文学と法、歴史が交差する点を紹介し、個人の自由と社会法制との関係を文学作品を通じて探る。学生によるプレゼンテーションを行う。また、ディスカッションを行う。
予習内容
Preparation for Class
太宰治の作品のほか、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
太宰治『人間失格』について、授業内容を踏まえて、自分の意見をまとめておく。発表を担当したい作品につき、自由に考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』を扱う。学生による関連する背景などのプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』(訳はどれでも良い)を読み、罪と罰を読んで感じること、考えることについて自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。発表を担当したい作品につき、自由に考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』を扱う。学生による関連する背景などのプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
引き続き、フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』(訳はどれでも良い)を読み、罪と罰を読んで感じること、考えることについて自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。引き続き、発表を担当したい作品につき、自由に考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
ドストエフスキーに関する発表を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ドストエフスキーに関する作品等につき、学術文献を引用しながら、レジュメ作成を開始する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
ドストエフスキーに関する発表を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ドストエフスキーに関する作品等につき、学術文献を引用しながら、レジュメ作成を開始する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
ドストエフスキーに関する発表を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ドストエフスキーに関する作品等につき、学術文献を引用しながら、レジュメ作成を開始する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
シャーロット・パーキンス・ギルマン『黄色い壁紙』を扱う。関連する時代背景等について、学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
樋口一葉『たけくらべ』を扱う。関連する時代背景等について、学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ジョージ・オーウェル『1984年』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、ジョージ・オーウェル『1984年』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
フランツ・カフカ『審判』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
引き続き、フランツ・カフカ『審判』を扱う。学生によるプレゼンテーションを行う。
予習内容
Preparation for Class
発表担当者が準備した事前課題のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
「ChatGPTと文学」の関係を扱う。生成AIは創造性とどう関係するのか、著作権の問題は生じないのか。ゲストスピーカーの先生をお招きし、法律の交差点について議論し、AIの可能性と限界を探る。
予習内容
Preparation for Class
ChatGPTで自分が好きな文学作品の続きを書くことを試みてみる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で紹介した参考文献のなかから、関心を持ったものを読み、自分の意見をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
学生によるプレゼンテーション、ディスカッションが中心の双方向型授業を予定しています。
教科書   Texts 稲正樹・寺田麻佑・松田浩道・吉良貴之・成原慧・山田哲史・松尾剛行『法学入門』(北樹出版、2019)
参考書   Reference Books 小林史明『法と文学: 歴史と可能性の探究』(勁草書房、2020年)そのほかの参考文献は、授業中に紹介します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
プレゼンテーション(60%)、ディスカッションへの参加(40%)。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分39秒