シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KF1025000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name J-INR301戦争と平和A/J-INR391戦争と平和1
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject J-INR301戦争と平和A
英字科目名
English Name of Subject
War and Peace A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然など教養に関する幅広い知識
知識・理解 政治学に関する基本的知識と体系的理解
汎用的技能 政治現象に対する分析力と判断力ならびに問題解決能力
態度・志向性 他者と関わり、共に生きる力
態度・志向性 “Do for Others”の精神
態度・志向性
統合的な学習経験と創造的思考力 社会において知識・技能・態度を活用する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 六辻 彰二
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 木曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description 平和は人類の永遠の課題でありながら、その実現は困難を極める。「戦争の欠如」だけをもって平和が実現するとは限らないが、それ抜きの平和もあり得ない。本講義では平和研究や国際関係論の知見も踏まえつつ、国家間の戦争の変遷と現代のあり方について学ぶ。
到達目標   Class Goals 戦争の政治・経済・社会的背景について理解する。
戦争に関するリアリスト、リベラリストの捉え方を理解する。
国際ニュースなどをみて、その背景について考えられるようにする。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
導入 ガイダンスを行ない、次回以降に備える。
予習内容
Preparation for Class
シラバスに目を通して授業に臨むこと。不明な単語などは調べておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
市民革命と戦争 
戦争は近代になって拡大してきたが、その一因には国家の建設があった。フランス革命を中心に、革命が戦争にもたらした効果について取り上げる。
予習内容
Preparation for Class
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
帝国主義の時代 
有史以来、戦争は常に経済的利益と深く結びついてきたが、産業化はそれに拍車をかけた。戦争が経済成長の原動力となった構造について検討する。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
第一次世界大戦 
帝国主義の行き着いた先である第一次世界大戦に光を当て、「総力戦」の意味について考える。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
戦間期 
平和を願うことは平和を実現するか。第一次世界大戦後のリベラルな平和の脆弱性について検討する。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
第二次世界大戦 
被害者意識に取り憑かれた暴走が第二次世界大戦に行き着いた道筋について取り上げる。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
東西冷戦の構図 
信頼できない者との衝突を回避することは、いかにして可能になるか。「抑止」の本来の意味について検討する。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
冷戦の熱戦化
米ソの直接対決が回避された足元で頻発した、開発途上国における戦闘の構造的要因について考える。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
東西冷戦の終結 
東西冷戦はいかにして終わったか。そのメカニズムを、経済状況や「国益」概念の変化を中心に検討する。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
冷戦後の世界 
湾岸戦争を取り上げ、冷戦終結後の国際秩序と武力行使のパターンについて取り上げる。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
人道と戦争 
人道を守るための戦争は論理矛盾か、必要悪か。冷戦終結後の世界が直面する難題を、コソボ内戦やダルフール紛争を中心に考察する。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
対テロ戦争の余波
9.11を契機とする対テロ戦争が持つ特異性を検討したうえで、これがその後の「新冷戦」の入り口になったことについて考える。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
グローバル化と戦争 
グローバルな経済取引の増加が、戦争のコストを極限にまで高めた一方で、これまでになく緊張を高めやすくなったことを、米ロ関係を中心に検討する。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
米中「新冷戦」の構図
対立する大国同士が直接戦火を交えることがこれまでになく困難になった世界で、戦争が非正規戦化する様相を取り上げる。
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当範囲を読んでおくこと。
事前に講義資料をmanabaで配布するので、目を通しておくこと。不明な単語などは調べておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義後できるだけ早いタイミングで講義資料に目を通すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめと展望 全体をふり返り、戦争が手段ではなく目的にされる社会を展望する。
予習内容
Preparation for Class
これまでの講義資料に目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポート作成に取り組むこと。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
講義資料の配布、小テストの提出、各種アナウンスはmanabaで行う。毎回の授業には各自で講義資料をプリントアウトあるいはダウンロードして臨むこと。
5回以上欠席した場合は試験の受験を認めない。
体調不良や電車の遅延など正当な理由が認められない限り、授業開始から20分経過後の教室の入退室は禁止する。
教科書   Texts 六辻彰二, 2022, 『終わりなき戦争紛争の100年史』,さくら舎.
参考書   Reference Books 適宜指示する
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
3回の小テスト(合計30パーセント)と試験(70パーセント)で評価する。
関連URL   Related URL
備考   Notes 質問などはメールで応じるが、以下の点に注意すること。
・技術的な問題に関してはコンピューターセンターなどに問い合わせること。
・授業内でアナウンスしたことや注意事項などをその時には聞き流し、後になってただ確認するような問い合わせは控えること。近年メール対応に必要な時間が大幅に増えている。どうしても確認したい場合は授業終了後などに直接聞くこと。
・問い合わせの際は、科目名、学籍番号、氏名を明記すること。
mutsuji@mail1.meijigakuin.ac.jp
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月02日 21時49分28秒