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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1NC0860002
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 家族心理学
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 家族心理学
英字科目名
English Name of Subject
Family Psychology
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 野末 武義
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description 家族心理学及び家族療法の基礎理論を学び、個人・親子・夫婦・家族の葛藤や問題をどのように理解し、臨床的に援助することが可能かについて学ぶ。家族が個人に与える影響と個人が家族に与える影響、家族システム全体の変化と個人の変化、そして、社会システムと家族システムの相互作用について統合的に理解する。また、従来の個人心理療法と家族療法の相違点と共通点、両者の統合について学ぶ。
到達目標   Class Goals 1)システムとしての家族について説明できる。
2)家族ライフサイクルの各段階における発達課題と危機について説明できる。
3)虐待、DV、離婚、不妊など、現代家族が直面している臨床的問題について説明できる。
4)家族療法の主要なアプローチについて説明できる。
5)夫婦・家族合同面接におけるセラピストの機能について説明できる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
現代社会における家族の問題
予習内容
Preparation for Class
現代社会における家族をめぐる主な問題(虐待・DV・離婚と再婚・不妊等)について、厚労省、文科省、内閣府等の統計データに目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
システムとしての家族(個人・家族・社会の相互影響関係)
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
独身の若い成人期・結婚による家族の成立期
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
乳幼児を育てる段階・小学生の子どもとその家族
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
若者世代とその家族・老年期の家族
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
夫婦(カップル)の心理と関係性の問題
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
不妊と子育て
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
離婚と再婚:子どもへの影響と援助
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
多世代家族療法1:Bowen,M.の家族システム理論
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
多世代家族療法2:Boszormeni-Nagy,I.の文脈療法
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
構造派家族療法とブリーフセラピー
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
虐待とDV・IPV
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
喪失・レジリエンスと家族
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時のノート、教科書、レジュメを読み直して理解を深めておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
家族合同面接の実際(DVD視聴)
予習内容
Preparation for Class
授業のテーマに関連した教科書の該当箇所を読み、疑問点を明らかにしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
家族合同面接のDVD視聴を通して理解した、家族療法の特徴についてまとまる。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
授業の総括
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業の資料を見直しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
提示された資料を読み、自分の考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
受講にあたっては、「臨床心理学概論」を単位取得済みであることが望ましい。授業中の動画撮影、写真撮影を禁止する。
10分以上の遅刻は減点する。
教科書   Texts 中釡洋子・野末武義・布柴靖枝・無藤清子(2019)家族心理学ー家族システムの発達と臨床的援助ー 第2版 有斐閣ブックス(2008年発行の初版は統計データが古いため、第2版を使用すること)
野末武義(2015)夫婦・カップルのためのアサーション 金子書房
参考書   Reference Books 団士郎 家族の練習問題 ホンブロック (1~9)
柏木惠子・平木典子編著 日本の夫婦 金子書房
平木典子・柏木惠子編著 日本の親子 金子書房
日本家族心理学会監修 家族心理学事典 金子書房
日本家族心理学会編 家族心理学ハンドブック 金子書房
その他、参考文献は毎回のレジュメに掲載する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
毎回の授業後のコメントペーパーの内容50%、定期試験50%。
関連URL   Related URL
備考   Notes 公認心理師国家試験受験資格取得に必要な科目である。資格取得を考えている学生は必ず履修すること。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分40秒