シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1NC0930000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name PSADL401公認心理師の職責
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject PSADL401公認心理師の職責
英字科目名
English Name of Subject
Professionalism of Licensed Psychologists
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 豊かな人間性と幅広い視野
知識・理解 心理学の方法論と専門的な知識
汎用的技能 心理学の方法論と技能
汎用的技能 心理的課題に取り組み、支援できる技能
態度・志向性 現代社会の様々な課題に取り組む積極的な姿勢
態度・志向性 他者との関わりを通じた豊かな人間性と幅広い視野
態度・志向性 協調的・共生的に関わり、支援する力
統合的な学習経験と創造的思考力 自他のキャリア発達と、総合的心理支援力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 金沢 吉展
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 木曜2時限(春学期)
授業概要   Course Description 国家資格である公認心理師にはどのようなことが求められ、どのような義務と責任が課せられているか、論じる。公認心理師の職責(職務上の責任)やその基本的コンセプトを学ぶことを目的とする。そして、公認心理師の法的・倫理的責任、業務内容、今後の課題等について理解し、将来、心理専門職となるための基本的姿勢を身に付けることを目指す。
公認心理師としての自己課題発見・解決能力、生涯学習への準備、これからの公認心理師に求められる発展課題等についても講義を行う。担当教員による講義に加えて、学外のゲストスピーカーによる講義や、グループワーク・ディスカッションも用いる予定である。
到達目標   Class Goals 国家資格である公認心理師の職責について理解を得る。具体的には以下を本授業の目標とする。
1.公認心理師の役割について説明できる。
2.公認心理師の法的義務を理解し、必要な倫理を身につける。
3.心理に関する支援を要する者等の安全を最優先し、常にその者中心の立場に立つことができる。
4.守秘義務及び情報共有の重要性を理解し、情報を適切に取扱うことができる。
5.保健医療、福祉、教育その他の分野における公認心理師の具体的な業務の内容について説明できる。
6.自分の力で自身の課題を発見し、自己学習によってそれを解決するための能力を身につける。また、自身の現在の課題について説明できる。加えて、生涯にわたる研鑽の必要性について説明できる。
7.多職種連携・地域連携による支援の意義について理解し、チームにおける公認心理師の役割について説明できる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
授業への導入、公認心理師の歴史と役割
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第1章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
公認心理師の法的義務及び倫理
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第2章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
公認心理師の法的義務及び倫理、クライエントの安全の確保に必要な事項
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第2章、第3章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
情報の適切な取扱い
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第4章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
情報の適切な取扱い
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第4章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
保健医療分野における公認心理師の業務
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第5章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
福祉分野における公認心理師の業務
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第6章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
教育分野における公認心理師の業務
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第7章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
司法・犯罪分野における公認心理師の業務
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第8章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
産業・労働分野における公認心理師の業務
予習内容
Preparation for Class
テキストの該当箇所(第9章)を事前に読んでおくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
多職種連携・地域連携
予習内容
Preparation for Class
ゲストスピーカーの先生方による講義の内容をふり返っておくこと。また、参考文献の関連個所にも目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
連携を行う際の要点について振り返っておくこと。授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
自己課題発見・解決能力(グループワーク)
予習内容
Preparation for Class
参考文献の関連個所に目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
公認心理師を志す上での自己の課題について、振り返っておくこと。授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
生涯学習への準備(グループワーク)
予習内容
Preparation for Class
参考文献の関連個所に目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
公認心理師を志す上での自己の課題について振り返り、それらに対して今後どのように取り組んでいくか、考えておくこと。授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
公認心理師にとっての研究の役割(グループワーク)、総括
予習内容
Preparation for Class
参考文献の関連個所に目を通しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
公認心理師を志す上での自己の課題について振り返り、それらに対して今後どのように取り組んでいくか、考えておくこと。テキスト、授業時の自身のメモ・ノート、ならびに配付資料について、十分に読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括(特別学修回)
予習内容
Preparation for Class
今学期の学習内容を振り返っておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自主課題を課すため、各自で取り組むこと。詳細はmanabaのコースニュースに掲載する 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
履修にあたっては、「心理学的支援法」、「心理演習」および「臨床心理学概論」を単位取得済みであることが望ましい。授業においては、私語など、他の学生に迷惑をかけることのないよう、受講態度に留意すること。受講態度不良の学生には退席を求める。
授業の録画や板書の撮影は禁止する。必要な事情がある場合は必ず担当教員に相談すること。小テストの内容や授業に用いられる資料(教員が提示する資料等)を、この授業の履修者以外に転送したりSNS等に転載したりすること等も禁止する。
授業は各テーマについて、いくつかのポイントに絞って板書と講義により説明を行うことを基本とする。第6回~第10回には学外のゲストスピーカーによる講義を予定している。
授業で扱われる内容の中には、テキストに記載されていない事柄もあるため、授業時にはきちんとノートをとっておくこと。
教科書   Texts 野島一彦 (編集)「公認心理師の職責 第2版」(遠見書房)
参考書   Reference Books 一般財団法人日本心理研修センター(監修)「公認心理師標準テキスト」(金剛出版)、福島哲夫 (編集)「公認心理師必携テキスト」(学研プラス)、下山晴彦 (監修)「公認心理師の職責」(ミネルヴァ書房)、マリアン・コーリィ&ジェラルド・コーリィ(著)、下山晴彦(監訳)「心理援助の専門職になるために:臨床心理士・カウンセラー・PSWを目指す人の基本テキスト」(金剛出版)
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
以下を総合して成績評価を行う。
・第1回~第5回各回終了後にmanabaを用いて行われる小テスト(20%)
・第11回授業の最後の時間を用いて教室で行われる小テスト(30%)
・第6回~第10回各回終了後および第12回~第15回各回終了後にmanaba上に提出するリアクションペーパー(20%)
・manaba上に提出する学期末レポート(30%)

 manaba上の小テスト・リアクションペーパーには、それぞれ、解答・提出期限が定められており、その期限までに解答・提出を済ませること。期限を過ぎた場合は不受験・不提出とみなす。
小テストおよびリアクションペーパーについては、不受験・不提出は減点の対象となり、不受験・不提出の合計が4回以上(4回を含む)となった場合は単位を認定しない。また、学期末レポートを期限までに提出しなかった場合や、指定された課題とは異なる内容のレポートを提出した場合も単位を認定しない。
 manaba上の小テストについては、他者に相談することなく、周囲に人のいない状況で必ず一人で受けること。manaba上の小テストは、授業時間中あるいは授業直後のテストではない。受講生が小テスト受験までに授業内容を自分なりに咀嚼していることを前提としているため、授業の翌日にmanabaに問題を提示する。授業後、小テストまでの間に、テキストや授業中のノートなどを各自復習しておくこと。
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備考   Notes 公認心理師国家試験受験資格取得に必要な科目である。資格取得を考えている学生は必ず履修すること。
授業の中でゲストスピーカーによる複数回の講演を予定しているため、各ゲストスピーカーの都合により、上記のスケジュールが変更になる可能性がある。
この科目はヘボン・キャリアデザイン・プログラムです。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 11時23分57秒