授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1NC0940000
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
PSADL213福祉心理学
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
PSADL213福祉心理学
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英字科目名 English Name of Subject |
Psychology for Social Welfare
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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豊かな人間性と幅広い視野
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〇
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知識・理解
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心理学の方法論と専門的な知識
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汎用的技能
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心理学の方法論と技能
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汎用的技能
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心理的課題に取り組み、支援できる技能
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◎
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態度・志向性
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現代社会の様々な課題に取り組む積極的な姿勢
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〇
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態度・志向性
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他者との関わりを通じた豊かな人間性と幅広い視野
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態度・志向性
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協調的・共生的に関わり、支援する力
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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自他のキャリア発達と、総合的心理支援力
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
春学期
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教員氏名 Name of Teacher |
木村 秀
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
金曜5時限(春学期)
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授業概要 Course Description |
本授業は、公認心理師取得のための科目であり、社会福祉の基礎概念について概観し、社会保障制度、障害者福祉、児童福祉、高齢者福祉、地域福祉、ひとり親家庭の福祉、女性福祉の各領域について、法制度などの仕組み、課題、問題について理解を深め、その対応策、解決策について学ぶ。また、これらの問題について知識を深め実態を知り、ソーシャルワークの展開過程を基に、適切な支援とは何かを考えることができるようになる。
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到達目標 Class Goals |
1.社会福祉の価値、実践について学び、理解できるようになる。 2.社会福祉における重要な概念について理解を深め、現状の課題・問題点を説明し、自身の言葉で対応策、解決策を説明することができる。 3.様々な困難を抱える人に対して、支援方法としての法制度、支援技法について理解し、実践することができる。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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社会福祉の基礎概念 授業の進め方、受講の仕方についてオリエンテーションを行なった後、社会福祉、ソーシャルワークについて講義を行う。 社会福祉に関する知識、イメージなどについて、グループディスカッションを行う。各グループごとにディスカッションした内容を発表してもらい、社会福祉について理解を深めることを目標とする。
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予習内容 Preparation for Class
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シラバスを読んでおくこと。 社会福祉に関する、新聞記事やニュースをチェックし、今のトピックを把握しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業を振り返り、課題を提出する。社会福祉と児童に関連する新聞ニュースを読む。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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社会保障 社会保険、公的扶助について講義する。「なぜ社会保障制度は必要なのか」についてグループディスカッションを行う。 各グループごとにディスカッションした内容を発表してもらい、社会保障制度について理解を深めることを目標とする。
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予習内容 Preparation for Class
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ニュースや新聞を読み、社会保障制度について調べておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業を振り返り、課題を提出する。社会福祉と児童に関連する新聞ニュースを読む。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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障がい者福祉 障害福祉の意義、福祉サービスについて講義する。障害福祉に関する映像を視聴し、それをもとにグループディスカッションを行う。 各グループごとにディスカッションした内容を発表してもらい、障害福祉や権利擁護の視点、ノーマライゼーションについて理解を深めることを目標とする。
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予習内容 Preparation for Class
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新聞ニュースを読み、障害者福祉について調べておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業を振り返り、課題を提出する。社会福祉と児童に関連する新聞ニュースを読む。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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児童福祉 子ども家庭福祉の分野における児童虐待について講義を行う。児童虐待に関する映像を視聴し、それをもとにグループディスカッションを行う。 各グループごとにディスカッションした内容を発表してもらい、児童虐待について理解を深めることを目標とする。
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予習内容 Preparation for Class
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新聞ニュースを読み、児童福祉について調べておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「児童虐待の被害者、加害者の心理について」というテーマで課題を提出する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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子どもの貧困 子どもの貧困について講義を行なった後、子どもの貧困に関するドキュメンタリーを視聴し、どのような支援が求められるのかを考える。視聴後に「子どもの貧困に対する支援の在り方について」というテーマでグループディスカッションを行ない、各グループごとにディスカッションした内容を発表してもらい、子どもの貧困について理解を深めることを目標とする。
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予習内容 Preparation for Class
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新聞ニュースを読み、子どもの貧困について調べておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「自分ができる子どもの貧困対策」というテーマで、課題を提出する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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多機関連携による支援 福祉現場におけるチーム内、チーム間、施設内の連携、協働について講義を行う。その後、「うまくいくチームに必要な条件」というテーマで課題に取り組む。
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予習内容 Preparation for Class
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資料 「ビクトリア・クリンビー事件」について目を通しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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多機関連携の意義について、課題を提出する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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地域福祉 地域福祉とその担い手、地域福祉活動について講義する。その後、地域福祉活動に関する映像を視聴し、「なぜ地域で支え合うのか?」というテーマでグループディスカッションを行う。
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予習内容 Preparation for Class
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新聞ニュースを読み、地域福祉活動について調べておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「なぜ地域で支え合うのか?」というテーマで、課題を提出する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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低所得者の福祉 低所得者支援のドキュメンタリーを視聴し、どのような支援が求められるのかを考える。視聴後に「今後の低所得者支援の在り方について」というテーマでグループディスカッションを行ない、各グループごとにディスカッションした内容を発表してもらい、低所得者支援について理解を深めることを目標とする。
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予習内容 Preparation for Class
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新聞ニュースを読み、低所得者支援について調べておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「今後の低所得者支援の在り方について」というテーマで課題を提出する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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社会福祉の相談援助技法 社会福祉における相談援助技法について、講義する。援助技法についての演習を行い、その後グループディスカッションを行う。
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予習内容 Preparation for Class
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社会福祉の相談援助技法について整理しておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「相談援助技法において重要な視点とは何か?」というテーマで、課題を提出する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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ソーシャルワークの展開課程 ソーシャルワークの展開課程について講義し、事例を基に適切な支援を考える。支援の展開についてグループディスカッションを行い、各グループごとにディスカッションした内容を発表してもらい、ソーシャルワークの展開課程について理解を深めることを目標とする。
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予習内容 Preparation for Class
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相談活動の実際の流れについて調べる
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「適切な支援とは何か?」というテーマで課題を提出する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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社会福祉専門職の支援① 相談援助の視点について講義した後、映像を視聴する。視聴後、どのような援助方法が展開されていたか、グループディスカッションを行う。
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予習内容 Preparation for Class
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相談活動における重要な視点について調べておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「対人援助場面で重要なこと」というテーマで、課題を提出する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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社会福祉専門職の支援② 前回に続き、映像を視聴する。視聴後、どのような援助方法が展開されていたか、グループディスカッションを行う。
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予習内容 Preparation for Class
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社会福祉士の倫理綱領、行動規範について調べておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「対人援助場面で重要なこと」というテーマで、課題を提出する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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女性福祉① 女性福祉におけるDVについて講義を行う。その後、DVに関する映像を視聴し、どのような支援が求められるのかを考える。視聴後に「DV被害の相談を受けた際、どのような支援を行うか」というテーマでグループディスカッションを行ない、各グループごとにディスカッションした内容を発表してもらい、DVに対する支援、対策について理解を深めることを目標とする。
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予習内容 Preparation for Class
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新聞ニュースを読み、DV被害について調べておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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支援者としてDV被害の相談にどのように対応するか」というテーマで課題を提出する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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まとめ及び学習到達度の確認テスト 前回までの授業を振り返り、社会福祉に関する知識の再点検を行う。その後、学習到達度の確認テストを行い、テスト内容を振り返る。
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予習内容 Preparation for Class
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前回までの授業を振り返り、学習到達度のテストに備えて学習すること
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業内容を振り返り、必要な知識や技術について整理しておくこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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半期の授業内容及び、確認テストの内容を振り返り、福祉の専門用語の理解や価値について学びます
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予習内容 Preparation for Class
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学習到達度の確認テストを振り返り、曖昧になっている知識について、復習すること
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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半期の授業を振り返り、福祉の専門用語について理解し、説明できるようになること
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
①私語および授業時間中の教室の出入は慎むこと。スマートフォン等はカバンにしまうこと。 ②グループワークや、ディスカッションが多いため、積極的な授業参加が期待される。 ③出席システムの不正使用が発覚した場合には、理由の如何を問わず1回につき20点の減点とする。
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教科書 Texts |
よくわかる社会福祉 ミネルヴァ書房
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参考書 Reference Books |
授業時に適宜、教示する。
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
レポート(約15%)、毎授業ごとの課題提出(約25%)、確認テスト(約60%)
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年02月16日 23時15分04秒
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