シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1NC6090003
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 実験・実習・実技(対面授業)
授業名称   Class Name 社会・認知心理学実習
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 社会・認知心理学実習
英字科目名
English Name of Subject
Practicum in social-cognitive psychology
科目単位数   Credit 1
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 上田 卓司
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 月曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description 効率的かつ厳密な心理学実験を実施し,信頼性・妥当性が高いデータを取得するためには,コンピュータプログラムによる実験制御が欠かせない.本授業ではPython言語に基づく心理学実験開発環境であるPsychoPy を活用した実験プログラム開発能力の獲得を主眼とする.本授業を通じて,PsychoPyでのプログラム開発および画像生成AIの利用も視野に入れた実験刺激作成に必要な知識・スキルの習得を目指す。また,心理学実験の実施と理解に必要なロジック,知識の習得も目指すことになる.またPythonは応用範囲が広いので,実験制御を超えた,データ処理・事務処理スキルの向上についても検討していく.
到達目標   Class Goals * 心理学実験の基本構造やロジックを理解する
* PsychoPy Builderを利用したシンプルな心理学実験制御プログラムを作成できるようになる
* Python言語によるプログラミングの基礎を修得することで,コンピュータを活用する情報処理についての見識を深める
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
導入:本授業について
予習内容
Preparation for Class
シラバス・授業計画に目を通し,疑問点などをまとめておく 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
コンピュータの基本要素,・ OSおよびファイルシステムの基礎を調べる 目安時間
Hours
3 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
心理学実験の基礎:心理学実験の基本要素 / コンピュータの基礎
予習内容
Preparation for Class
コンピュータの基本要素,OSおよびファイルシステムの基礎を調べておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「実験的手法」によるデータ取得には何が必要であるかをまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
心理学実験の基礎:剰余変数の統制 / PsychoPy入門
予習内容
Preparation for Class
プログラミング言語であるPython とはどのようなものであるかを調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
PsycoPyを動かしてみる 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
心理学実験の基礎:実験計画の策定 / PsychoPy入門(2)
予習内容
Preparation for Class
統計学における実験計画法についてまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業中で取り扱った内容をまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
心理学実験の基礎:刺激と反応 / PsychoPyによる刺激提示(1)
予習内容
Preparation for Class
心理学研究のための「標準化」された刺激材料について調べておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
PsyPyにおける基本的な刺激提示のパタンについてまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
PsychoPyによる刺激提示(2)
予習内容
Preparation for Class
文字コードならびに基本的な画像形式について調べておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
生成AIによる画像作成を試みる 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
PsychoPyによる反応取得(1)
予習内容
Preparation for Class
心理学実験(行動実験)ではどのような反応取得パタンがあるか,研究例を収集する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
(標準構成の環境における) PsychoPyでの反応取得方法についてまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
PsychoPyによる反応取得(2) / 試行ブロック・ステージの構成
予習内容
Preparation for Class
「適応的測定手法」について調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ループ,ブロックの構成方法について復習する 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
Pythonの基本的文法形式とプログラミングの基本要素
予習内容
Preparation for Class
「アルゴリズム」とは何かを調べておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
Pythonプログラミングの基本についてまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
Pythonにおける変数・データ型と関数
予習内容
Preparation for Class
PsychoPy Builder で生成されるプログラムにおいてどのような関数が用いらているか,コードを読んでみる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業中で取り扱った内容を復習しておく 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
Pythonにおける条件分岐と反復(1)
予習内容
Preparation for Class
(認知)心理学における 「IF-THEN」ルールについて調べておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業中で取り扱った内容を復習しておく 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
Pythonにおける条件分岐と反復(2)
予習内容
Preparation for Class
For 文とwhile 文の使い分けについてまとめる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業中で取り扱った内容を復習しておく 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
発展的課題のために
予習内容
Preparation for Class
作成してみたいプログラムについて検討しておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
プログラム作成のための「工程表」をまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
発展的課題のためのプログラム作成(1)
予習内容
Preparation for Class
作成するプログラム内容を検討する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
作成するプログラムコードについて検討する 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
発展的課題のためのプログラム作成(2)
予習内容
Preparation for Class
作成するプログラムコードについて検討する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
作成するプログラムコードについて検討する 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
プログラミングの知識やスキルは「積み上げ型」であるため,履修者は毎回の熱心な参加に加え,授業時間外での積極的かつ不断の学習姿勢が求められる.
教科書   Texts 特に指定しない.
参考書   Reference Books * 十河 宏行 (2017). 心理学実験プログラミング: Python/PsychoPyによる実験作成・データ処理.朝倉書店(ISBN-13: 978-4254128918)
* その他,配布レジュメに必要な,あるいはさらなる学習のための参考文献情報を掲載する
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
Quiz:50%
課題提出:50%
関連URL   Related URL
備考   Notes 受講に際しては,「コンピュータ・リテラシー」あるいは高等学校での「情報」等,既習のコンピュータ・情報科目内容を復習しておくこと.
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分41秒