授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1NF3760100
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
実験・実習・実技(対面授業)
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授業名称 Class Name |
PEDCP302心理検査法/心理検査法実習
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
PEDCP302心理検査法
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英字科目名 English Name of Subject |
Practicum: Methods of Psychological Testing
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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幅広い教養と生涯発達に関する十分な知識
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汎用的技能
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発達支援力、教育実践力
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〇
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態度・志向性
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自主的に学び続ける姿勢
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〇
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態度・志向性
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心理支援力
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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学習成果を総合的に活用し、学び続ける姿勢
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◎
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
秋学期
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教員氏名 Name of Teacher |
青木 真純
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
金曜2時限(秋学期)
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授業概要 Course Description |
目の前の子どもの学習や生活における困難さを支えようと思うとき、より正しく子どもの状態を理解するために、アセスメントの1つとして、心理検査が用いられることがある。本授業では、主に幼児期から学齢期の子どもたちに適用されるさまざまな心理検査を紹介し、特に神経発達症との関連で臨床的によく用いられる心理検査の理論的背景や実施の手続きについて演習を交えながら理解する。
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到達目標 Class Goals |
心理検査の意義を理解し、授業の中で扱う検査それぞれの理論的背景や基本的な実施・採点方法、検査のフィードバックにおいて留意すべき点について、正しく説明することができる。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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オリエンテーション 幼児期から学齢期の子どもたちを適用範囲としたさまざまな心理検査の内容や分類と、臨床場面における活用について概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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幼児期から学齢期の子どもたちを適用範囲とした心理検査にはどのようなものがあるかを調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った心理検査の内容を復習し、それぞれの検査の特徴について説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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質問紙検査 KIDS乳幼児発達スケール、Vineland-II適応行動尺度、Conners3日本語版、AQ日本語版、LDI-R LD判断のための調査票などの特徴や活用の実際について、一部実習を交えながら概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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幼児期から学齢期の子どもたちを適用範囲とした質問紙検査にはどのようなものがあるかを調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った質問紙検査の内容を復習し、それぞれの検査の特徴について説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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新版K式発達検査(1) 新版K式発達検査の理論的背景や検査の基本構造について概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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新版K式発達検査の特徴について調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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新版K式発達検査の理論的背景や検査の基本構造について説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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新版K式発達検査(2) 新版K式発達検査の活用の実際について実習を交えながら概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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新版K式発達検査実施にあたっての留意点を調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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新版K式発達検査がアセスメントの一部として用いられている実践研究論文を読み、新版K式発達検査がどのように臨床場面で活用されるか説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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田中ビネー知能検査V(1) ビネー式検査の開発の歴史や理論的背景、検査の基本構造について概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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田中ビネー知能検査Vの特徴について調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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ビネー式検査の歴史や理論的背景、検査の基本構造について説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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田中ビネー知能検査V(2) 田中ビネー知能検査Vの活用の実際について実習を交えながら概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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田中ビネー知能検査V実施にあたっての留意点を調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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田中ビネー知能検査Vがアセスメントの一部として用いられている実践研究論文を読み、田中ビネー知能検査Vがどのように臨床場面で活用されるか説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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WISC-V知能検査(1) ウェクスラー系知能検査の理論的背景やWISC-V知能検査の基本構造について概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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WISC-V知能検査の特徴について調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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WISC-V知能検査の理論的背景や検査の基本構造について説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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WISC-V知能検査(2) WISC-V知能検査の活用の実際について実習を交えながら概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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WISC-V知能検査実施にあたっての留意点を調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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WISC-V知能検査がアセスメントの一部として用いられている実践研究論文を読み、WISC-V知能検査がどのように臨床場面で活用されるか説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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DN-CAS認知評価システム(1) DN-CAS認知評価システムの理論的背景や検査の基本構造について概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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DN-CAS認知評価システムの特徴について調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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DN-CAS認知評価システムの理論的背景や検査の基本構造について説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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DN-CAS認知評価システム(2) DN-CAS認知評価システムの活用の実際について実習を交えながら概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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DN-CAS認知評価システム実施にあたっての留意点を調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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DN-CAS認知評価システムがアセスメントの一部として用いられている実践研究論文を読み、DN-CAS認知評価システムがどのように臨床場面で活用されるか説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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その他の心理検査 PVT-R絵画語彙発達検査、フロスティッグ視知覚検査等を中心に、各検査の特徴や活用の実際について、一部実習を交えながら概説する。
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予習内容 Preparation for Class
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幼児期から学齢期の子どもたちを適用範囲とした心理検査として、これまで授業で扱ったもの以外にどのようなものがあるかを調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った質問紙検査の内容を復習し、それぞれの検査の特徴について説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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検査結果のフィードバックの方法 アセスメントレポートの書き方や結果の伝え方に関する基本的事項について習得する。
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予習内容 Preparation for Class
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アセスメントレポートに記載すべき内容として、どのようなものがあるかを調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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検査結果をフィードバックする際の工夫や留意すべき点について、説明できるようにしておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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臨床場面における心理検査の活用 仮想事例を用いた心理検査の活用について、グループ・ディスカッションを行いながら検討する。
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予習内容 Preparation for Class
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あらかじめ授業資料の中で提示した仮想事例について、適用可能な心理検査について調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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仮想事例に近い対象者に心理検査を実施した書籍や論文を検索し、他にどのような手立てがあるかを調べる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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授業内テストおよび総括。
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予習内容 Preparation for Class
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授業内容を復習する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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テスト終了後に公開される解説を参照して、テスト問題の復習を行う。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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まとめ資料を用いた授業の総括。
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予習内容 Preparation for Class
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これまでの授業内容を復習する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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まとめ資料を再度参照して、復習する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
対面授業で実施する。実習の際は、ペアやグループで役割分担をしながら取り組む。 実習等の進捗状況によってはスケジュールや扱う検査が変更する場合があるが、その場合は授業の中でその都度説明する。 授業の録画・録音は禁止する。必要な事情がある場合は担当教員に相談すること。
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教科書 Texts |
教科書は使用しない。授業で使用するスライドを授業前日にmanabaにアップするので、授業前に入手し、授業中に参照できるように準備しておくこと。
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参考書 Reference Books |
特になし。必要に応じて、授業内で紹介する。
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
1-13回の各授業において課される課題レポート:50%、授業内テスト:50%
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年02月26日 13時34分47秒
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