シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1QCH2Z1100
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name TCTHE903特別活動の理論と方法/特別活動研究
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject TCTHE903特別活動の理論と方法
英字科目名
English Name of Subject
Theory and Practice in Extra-curricular Activities
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 今泉 朝雄
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 木曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description ※本授業は【対面】で開講する予定です。

学校教育とは単に教科授業だけではなく、学級活動、生徒会活動、運動会や修学旅行などの各学校行事など教科外の集団的な活動(=特別活動)も重要な教育内容に含まれる。本講義ではこの特別活動の位置付け、目標、意義、内容、方法に関する基礎的な理解を深めるとともに、その実践的な指導力を身に付けることを目標とする。
到達目標   Class Goals ・特別活動の指導に必要な基礎知識をわかりやすく説明できるようになる。
・学級活動、生徒会活動、学校行事の計画力、指導について上記基礎知識を活用しながら実践できるようになる。
・生徒自治や生徒の自主的主体的活動の教育的意味について自身なりの考え、表現できるようになる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
特別活動とは何か
予習内容
Preparation for Class
教科以外の活動でどのようなことを行ってきたか、自分なりに考えておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
毎回学んだことを整理して理解し、さらにその内容について自身の経験に照らし合わせながら捉え直すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
特別活動の教育的意義を考える
予習内容
Preparation for Class
自身の経験を振り返り、それがどんな意味があったかを考える。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
特別活動の教育的意義について自身なりの言葉で整理する 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
特別活動の歴史と学習指導要領の位置付け
予習内容
Preparation for Class
日本の戦後史について概観しておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
戦前・戦後の歴史の特徴とそこから学ぶべき事について整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
学校における集団の基礎理論
予習内容
Preparation for Class
よかった学級集団、悪かった学級集団を思い出し、その原因を検討しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
同調圧力の理論を整理する。望ましい集団の考え方をまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
教育的集団をどう構成するか
予習内容
Preparation for Class
学級経営の開始時期にどのような取組が行われていたかを思い出しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学級の集団形成の方法について、本時で示した理論を元に把握する。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
学級活動とは何か ~指導計画と評価~
予習内容
Preparation for Class
学級活動がどのような取り組みだったかを振り返っておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習指導要領における学級活動の位置付け、意義、指導方法の基礎的考え方を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
話合い活動の方法1
予習内容
Preparation for Class
学校の話合い活動がどのようなものだったのかを振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
本日の話合い活動について自身なりに評価・検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
話合い活動の方法2
予習内容
Preparation for Class
前回の取組についてどのようなよい点、悪い点があったのかをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
指導方法の理論的枠組みを整理しながら、第8回の内容に当てはめて考えてみる 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
学校行事とその計画
予習内容
Preparation for Class
体育祭を例に、それが一体どのような教育定義があったのかについて検討する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
教育課程の全体構成と学校行事の意義について自分なりの言葉で整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
生徒会活動とは何か
予習内容
Preparation for Class
中高生時代、生徒会をどのように考えていたかについて振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
生徒会活動について民主的組織のあり方から説明が出来るようにする。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
生徒自治と教育1
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
本時の事例について生徒の自主性、主体性、自治についての考え方を今回の内容を踏まえながら自身なりに検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
生徒自治と教育2
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
本時の事例について生徒の自主性、主体性、自治についての考え方を今回の内容を踏まえながら自身なりに検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
特別活動の評価方法
予習内容
Preparation for Class
教育評価について、これまで他授業で学んできたことを整理しておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
活動事例を元に、評価規準を検討する 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
部活動改革の現状とその課題について
予習内容
Preparation for Class
これまでの部活動がどのように運営されていたのか、特に教育側の視点から検討してみる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
本時の内容について、これからの方向性を自身なりに検討する 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
自主学修:これまでの授業を総括的に復習した上で、授業内で提示した最終課題を自身なりに作成する。
予習内容
Preparation for Class
これまでの学習内容を振り返る 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
課題を作成し、これまでの学びを生かして画題に取り組めたか、その内容が本時で求められている資質・能力を身に付けるにあたり、どの程度達成されたかを自己評価する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
※何気ない学校生活の集団活動について、一体どのような意味があったのか、自身の経験を振り返りながら考えて欲しい。
教科書   Texts 今泉朝雄『教科外教育の理論と方法』咲和書房、2024年3月刊行予定
参考書   Reference Books 文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別活動編』平成29年
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業内の取り組みや授業内課題による平常点 40%
最終課題レポート 60%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月22日 23時09分00秒