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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2110021100
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGCHR102キリスト教の基礎B/C1012キリスト教の基礎B
テーマ   Theme LF/KS
科目名   Name of Subject MGCHR102キリスト教の基礎B
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Christianity B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 久山 道彦
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 水曜2時限(秋学期)
授業概要   Course Description キリスト教成立以前のユダヤ教についての理解に基づいて,歴史的にキリスト教の成立を学び,その思想構造のもととなったイエス自身の実像に迫りたく思います。新約聖書を共に読む作業を通して,今なお世界中の人々を惹きつけているイエスとの出逢いを体験しましょう。映像教材をお楽しみに!
4.イエス:イエスとはどんな人物で,どのような状況の中で何をしたのでしょうか?
 4.1史料と年代 4.2福音書研究史 4.3原始キリスト教の成立背景 4.4イエスの活動
 4.5イエスの倫理 4.6イエスの苦難
5原始教団:イエスが宣べ伝えたことを,人々はどのように受けとめたのでしょうか?
 5.1イエスの死後の弟子達 5.2復活の理解
到達目標   Class Goals そもそもキリスト教という歴史的な宗教は何を主張しているのでしょうか?そして,それは私達の生き方とどのように関わるのでしょうか?この講義では,春学期の学びを踏まえ,いよいよキリスト教そのものの理解へと進みます。キリスト教が,なぜ現在まで続いているのか?教祖であるイエスは果たして実在したのか?イエスという人物を探る「探偵」にでもなったつもりで,しっかりと史料・実在性・活動・意義を検証していきましょう。時々でも良いから,授業内容に興味が湧いて,図書館で参考図書を手にとり,自分で学び始めたら,あなたはもう受験生ではなく,立派な大学生ですよ!
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
20世紀のキリスト者マザー・テレサの生き方を支えた思想とは?
DVD鑑賞『マザー・テレサ 母なることの由来』 アン&ジャネット・ペトリ監督 1986年
映像教材から疑問を発見し,整理してみましょう。
予習内容
Preparation for Class
マザー・テレサを知っていますか? 彼女はカルカッタで何をしていたのでしょうか?
何故,マザー・テレサは,そのような実践をしていたのでしょうか?
マザー・テレサの活動に対する疑問は何でしょうか?
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『マザー・テレサ「死の場面」―福音的センスの理解のために』 坂倉圭著 聖母文庫
     『マザー・テレサ 100の言葉』 マザー・テレサ著(ヴァオルフガング・バーダー編)
     『愛 マザー・テレサ 日本人へのメッセージ』 女子パウロ会編
目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
小テスト「恨みつらみの晴らし方」(田口ランディ)を読んで,自分の考えをまとめる。
秋学期授業内容紹介:「イエスとは,いったい何者なのか?」の概略説明
予習内容
Preparation for Class
この秋学期授業計画を上手に利用しましょう。各回の授業内容を,課題文献(多くは教科書の数頁か聖書の数箇所です)を読んで理解し,意見や疑問を持って授業に出席(閲覧)しましょう。予習内容にある問いに対して,あらかじめ自分なりの答えを準備して授業に臨めれば,最高! 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
小テストをしっかりと仕上げましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
歴史上の人物としてのイエス:イエスは本当に実在したのかな?
イエスに関する史料問題:ユダヤ教側の史料・ローマ帝国側の史料・キリスト教側の史料
イエスの生涯に関する年代決定:文献対照法・天文学的算定法
予習内容
Preparation for Class
イエスは,はたして実在したのでしょうか?
そもそも歴史上の人物が実在したことの証明はどうするの?
イエスについての史料は,はたして信頼できるのでしょうか?
課題文献『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 38-42
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『歴史の中のイエス』 G. コーンフェルト著
     『ユダヤ人から見た新約聖書』 S. サンドメル著
     『イエスについての聖書外資料』 F. F. ブルース著
     『死海文書のすべて』 J. C. ヴァンダーカム著
     『イエス・神の譬え―イエスの生涯について実際に何を知っているか』
       E. シュヴァイツァー著
     『これだけは知っておきたい史的イエス』 J. H. チャールズワース著
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
福音書研究史概観:イエスについての史料は信頼できるのかな?
研究方法の検討の重要性:歴史的・批判的方法
19~20世紀までの福音書研究:資料批判・様式批判・編集批判
福音書研究史を踏まえて:キリスト教を歴史的に研究することの重要性
予習内容
Preparation for Class
研究史を学ぶことの意味は,どこにあるのでしょう?
人々は,これまで福音書をどのように読んできたのでしょうか?
福音書を「批判的に研究する」とはどういうことなのでしょうか?
課題文献『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 42-46
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『どう読むか,聖書』 青野太潮著   『イエス研究史』 大貫隆・佐藤研編
     『イエスとその目撃者たち 目撃証言としての福音書』 R. ボウカム著
     『聖書の読み方』 大貫隆著      『歴史のなかの新約聖書』 加藤隆著
     『福音書をよむ旅』 井上洋治著
     『イエスとの初めての再会』 マーカス J. ボーグ著
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
原始キリスト教の成立背景:イエスの同時代人は何を考えていたのかな?
初期ユダヤ教思想:黙示思想・セプチュアギンタ(七十人訳聖書)・フィロン・ヨセフス
ヘレニズムの諸思想:密儀宗教・君主崇拝・グノーシス教・
ローマ帝国支配下のユダヤ教社会:政治的状況・イエス時代の宗教的諸運動
予習内容
Preparation for Class
イエスの同時代人たちは何を考えていたのでしょう?
グノ-シス教とはどんなものなのでしょうか?
地中海東岸地域はローマ帝国内でどのような意味をもっていたのでしょうか?
課題文献『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 47-51
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『イエスの時代背景』 S. サフライ著
     『原始キリスト教の背景としてのローマ帝国』 S. ベンコ著
     『キリスト教成立の背景としてのユダヤ教世界』 S. サフライ著
     『イエスとその時代』 荒井献著
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
洗礼者ヨハネとイエスの召命:イエスは何でヨハネから洗礼を受けたのかな?
洗礼者ヨハネ:洗礼者ヨハネの活動・活動内容・「洗礼」・エッセネ派との違い・イエスとの違い
イエスの召命:イエスの受洗と召命
予習内容
Preparation for Class
「洗礼」とはどういう意味を持った儀式なのでしょう?
洗礼者ヨハネは,当時のユダヤ教の諸派とどのような点が異なっていたのでしょうか?
洗礼者ヨハネとイエスの共通点と相違点を整理してみましょう
イエスは何故ヨハネから洗礼を受けたのでしょうか?
課題文献:『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 51-55
     新約聖書のMt. 3:13-17, Mk. 1:9-11, Lk. 3:21-22
いよいよ実際に新約聖書を授業で読む作業が始まります。教室に聖書を持参しましょう。
英和対訳のものでも良いですし,2018年11月に公刊された最新の翻訳(聖書協会共同訳)も
お薦めです。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『はじめての死海写本』 土岐健治著
     『死海写本とイエス』 K. ベルガー著
     『イエス-その人と歴史』 E. シュタウファー著
   『ユダヤ人イエス』 D. フルッサー著
     『ユダヤ人から見たキリスト教』 D. フルッサル他著
 『イエス像の二千年』 J. ペリカン著
     『ユダヤ人イエスの福音』 河合一充編著
     『名画と読むイエス・キリストの物語』 中野京子著
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
イエスの召命・宣教活動:イエスの活動を人々はどう思ったのかな?
イエスの召命:イエスの受洗記事の意味:旧約的イメージとして,イエスの同時代人は理解
イエスの宣教活動:イエスのエクスーシア(権威)・巡回遍歴・聖書教授・福音宣教・治癒行為
予習内容
Preparation for Class
イエスの召命とはどのようなもので,当時の人びとには,どのように理解されたのでしょうか?
イエスの宣教活動とは具体的にはどのようなものだったのでしょうか?
イエスの言動の革新性とは何だったのでしょうか?
課題文献『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 55-59
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『イエス その歴史的実像に迫る』 E. P. サンダース著
     『イエスの宣教』 J. エレミアス著
     『イエスの宗教とその真理』 賀川豊彦著
     『イエスとはなにか』 荒井献他著
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
イエスの言行と政治的諸勢力:イエスはいったい何と戦ったのかな?
イエスの教えの革新性:疎外され抑圧されている人々へのまなざし
イエスは政治的革命家であったか?:弟子には熱心党と徴税人
「カイザルのものはカイザルに,神のものは神に」:イエスと政治的・宗教的諸勢力
予習内容
Preparation for Class
イエスはどのような人々と,どのように戦ったのでしょうか?
イエスは政治的革命家だったのでしょうか?
あなたはMk. 12:13-17をどう読みますか?
課題文献『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 59-64
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『イエス―あるユダヤ人貧農の革命的生涯』 J. D. クロッサン著
     『イエスの生涯』 遠藤周作著     『イエスの政治』 J. H. ヨーダー著
     『あなたの隣人はだれか』 宮本久雄・武田なほみ編著
     『古代オリエント世界像からの脱出 ピラミッド・テキストから原始キリスト教までの
       神話・宗教・政治』 磯部隆著
     『イエス―22人の証言』 井上洋治著   『盲人の癒し・死人の復活』 及川信著
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
イエスの「語り」:イエスの譬え話を読んだことはあるかな?
イエスの語り方の特徴:譬え話・謎の言葉・'abba・'amen・神の国
予習内容
Preparation for Class
イエスはどのような人々にどのように語りかけたのでしょうか?
譬え話は,どのように読めるのでしょうか?また,自分はどのように読むのでしょうか?
イエスの説いた「神の国」を,人々はどのように解釈してきたのでしょうか?
課題文献:『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 65-70
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『イエスの譬え』 J. エレミアス著  
     『イエスの七つの譬え』 川島重成著
     『イエスのたとえ物語』 W.ハルニッシュ著
  『イエスの言葉』 J. D. クロッサン著
     『信仰と経験 イエスと神の王国の倫理』 廣石望著
  『神の国と経済倫理』 東方敬信著
     『平和を可能にする神の国』 S. ハワーワス著 
   『《放蕩息子》の精神史』 宮田光雄著
目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
イエスの「信」:「信じる」って,いったい何を,どんな風に?
「罪人への福音」・出来事としての「信」
主の祈り:教義よりも大切なこと
予習内容
Preparation for Class
イエスがいつでも「信じる」ことについて,先に語っているって知ってた?
イエスと会話した人たちは,いったに何を信じていたのかな?
課題文献:『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 70-72
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『主の祈りのユダヤ的背景』 B. ヤング・D. ビヴィン著
『祈りの精神』(改訂版) P. T. フォーサイス著
『祈りの世界』 O. ハレスビー著
『主の祈り―今を生きるあなたへ』 W. H. ウィリモン・S. ハワーワス著
     『オウエンのために祈りを』 J. アーヴィング著
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
イエスの倫理:イエスの説く「愛」って,どんなこと?
イエスの律法理解:決疑論的律法解釈(ハラカー)への批判
愛(アガペー)の実践:イエスの積極的隣人愛と旧約的な隣人愛の相違点
予習内容
Preparation for Class
イエスは律法を否定したのでしょうか?
キリスト教で言う「愛」とはどのようなことなのでしょうか?
イエスの説く「愛」は,自分にとって,どんな意味があるのでしょう?
課題文献:『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 72-76
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『イエス』 C. H. ドッド著    
     『イエス 時代・生涯・思想』 J. ロロフ著
     『イエスという経験』 大貫隆著
   『私のイエス―日本人のための聖書入門』 遠藤周作著
     『わが師イエスの生涯』 井上洋治著
     『ユダヤ人イエスの福音』 河合一充編著
     『率直にきこう あなたはなぜ神など信ずるか』 泉秀樹・加藤宗哉著
     『現代人はキリスト教を信じられるか』 P. L. バーガー著
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
イエスの自己意識と苦難:イエスは何故,何のために死んだの?
福音書の核としての受難物語:各福音書の共通性が最も高いことの意味
イエスの自己意識:使命の自覚・活動・苦難・死
イエスの苦難:苦難と死の意味・「苦難のしもべ」の思想的伝統・人々の苦しみを自発的に
引き受ける!
予習内容
Preparation for Class
イエスは自分を何者だと考えていたのでしょう?
イエスは何故,何の為に死んだのでしょうか?
イエスの死は,自分と如何なる関係があるのでしょう?
課題文献『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 76-80
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『イエスの十字架の死 史実から物語へ』 中山貴子著
     『最後のイエス』 佐藤研著
     『イエスの受難 本当は何が起こったのか』 G. ヴェルメシュ著
     『イエスの死』 G. フリードリッヒ著 
     『イエスの生涯』 E. ルナン著
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
イエスの死後の弟子たち:イエスの死をどのように受けとめたの?
原始キリスト教団とは?
イエスの死後の弟子達:原始教団の成立
原始教団の思想:ケリュグマの成立・「復活」信仰
予習内容
Preparation for Class
イエスの処刑後,弟子達は何を考え,何をしたのでしょうか?
キリスト教で言う「復活」とは「蘇生」のことなのでしょうか?
何故,キリスト教では「復活」を大切な事柄と理解しているのでしょうか?
課題文献『考えながら学ぶキリスト教』 pp. 80-86
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考図書:『ユダのいる風景』 荒井献著
     『遠藤周作で読むイエスと十二人の弟子』 遠藤周作著
     『イエスの復活 実際に何が起こったのか』 G. リューデマン著
     『私にとって「復活」とは』 林あまり・村上陽一郎ほか編
     『イエス・キリストの復活』 大貫隆編著
     『復活と歴史的理性』 R. R. ニーバー著
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
DVD鑑賞『イスラエルに見る聖書の世界 新約編』:映像と解説によりイエスの活動への理解を
深めましょう
秋学期末定期試験への諸注意
授業に関する総合調査(アンケート)実施
★秋学期「自由提出レポート」提出締め切り
予習内容
Preparation for Class
DVD鑑賞用のプリントをあらかじめ学んで,全体の流れを把握しておきましょう。
秋学期に学んだことを,自分が充分に理解できているかを,映像で確認する前に,教科書を
読み返しましょう。最低3回は読んでおきましょう。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
映像教材を使っての復習に基づき,ポイントを押さえて総復習にとりかかりましょう。
学期末定期試験には,映像教材の内容も含まれますから,今回のDVDも要チェックです。
教科書を何度も読むことが基本です。
目安時間
Hours
4 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修回:秋学期の総マトメと秋学期末定期試験準備
範囲は,秋学期の授業内容の全て(教科書とDVD,授業中のQ&Aを含む)です。
総復習プリントを使って,重要な点を思い出し,ポイントを押さえて作成すれば大丈夫!
予習内容
Preparation for Class
秋学期の総復習プリントを上手に使って、ポイントを押さえて試験の準備をしましょう。
春学期の失敗を繰り返さないようにすることが大切です。
何度も繰り返し教科書を読み返しましょう。わからないことは辞典・事典で確認を!
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
自分の秋学期末定期試験準備が,春学期試験の時よりも改善されているかを確認しましょう。
1.キリスト教(及び宗教・文化)を「理解する」ことの奥深さが認識できたでしょうか?
2.ユダヤ教とキリスト教の連続性と不連続性を学ぶことにより,歴史的に考察することの重要性が
  認識できたでしょうか?
3.人間という存在を考えるに際して,信と知の関係について自分で考える視点を身に付けた
  でしょうか?
4.学生として学ぶに相応しい学習能力を身に付けたでしょうか?
目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
秋学期も「一緒に考えること」を大切にしていますので,授業に積極的に参加(出席)することはとても重要です。また,課題に挑戦することによって,大学生としての基本的な学び方(教科書の読み方・レポートの書き方など)が習得できるようになっています。
映像教材もありますので,お楽しみに!
教科書   Texts 久山道彦・泉守彦・吉岡良昌著『考えながら学ぶキリスト教』(川島書店)
参考書   Reference Books 『キリスト教を学ぶ人のために』 武藤一雄・平石善司編(世界思想社 品切れ中)。
他の参考文献は,随時指示します。
聖書はどの翻訳であれ,常に参照していただきたく思います。2018年11月に公刊された最新の翻訳
(聖書協会共同訳)もお薦めです。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参与(出席と課題等を採点したもの)を平常点に,学期末定期試験と提出物等を採点して加算し,総合的に評価します。評価配分は以下の予定です。授業への参与(出席・課題・小テスト等)で50%,学期末定期試験が50%,その他,自由提出のレポートにはボーナス・ポイントが加算されます。
関連URL   Related URL http://www.bible.or.jp(日本聖書協会ホームページ),http://ebible.echurch-jp.com(日本語聖書検索サイト)
備考   Notes 批判・懐疑・質問は大歓迎。素朴な疑問から出発し,自分の考えを検討しながらスリリングな「探求」へと旅立ちましょう。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月25日 22時41分11秒