シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2134306000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGFRE214フランス語研究2B/E2414フランス語研究2B
テーマ   Theme フランス文学科生以外用
科目名   Name of Subject MGFRE214フランス語研究2B
英字科目名
English Name of Subject
Studies in French 2B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 市橋 明典
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 月曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description  「フランス語 実践会話 ~ 教育メソードに基づくレッスン Ⅱ」

 今年はパリで 2024 年夏季オリンピックが開催され、芸術の国フランスが持つ文化に触れる機会が増えるでしょう。せっかくなのでこれまで習ったフランス語の知識を活かしませんか?
 仏語の初級授業で学んだ知識はこのレッスンを2年目以降に受けることによって活きてきます。1年以上かけてこれまで習った仏語のベースを会話で活用しないのは勿体ない!
 担当する講師は「受け答えのスキル」こそ会話上達の要であると考えます。仏語に少しでも興味があって、留学でも役立つ会話力を身につけたいのであれば、最初にこちらの1回目の授業に参加してください。

 自然とフランス語が話せるようになることがこの授業の第一目標です。「習うより慣れろ」で、それは、自分の身に置き換えて想定できるシチュエーションについて仏語で自らの考えを示し、相手の反応を見てあらためて自分の意思を表す、こうしたフレーズを口に出し、反復することによって達成されます。
 しかし想像がつくと思いますが、それは、目的のために考え抜かれた学習の段階を踏襲せずにただ闇雲に交わされる会話の練習からは醸成されません。本格的なコミュニケーション・スキルは、長年多くのフランス人教師によって蓄積されたアクティブ・ラーニングの確たるメソードによってこそ開発されると言っても過言ではありません。このクラスでは、アクティブ・ラーニングに則したテキストを用いて実践的な会話能力とプレゼンテーション・スキルを身につけます。具体的には、国際的に通用するTOEICやTOEFLと同様のフランス語技能検定試験であるDELF A1・A2の能力レベルを目標にして学ぶことになります。
 とはいえ、難しいことをするわけではありません。取り扱うトピックは実際には簡単な内容であるため、会話が初めてで文法や発音が苦手でも容易にレッスンについていけます。
 授業はフランスの社会で長年生活した講師が担当し、フランス語での細かい指導の他に日本語での分かりやすいアドバイスが受けられます。同時に、コミュニケーションを円滑に進める上では欠かせない正しい発音が養成されます。レッスンではグループワーク・ペアワーク・プレゼンテーションの演習を通して会話の練習を行い、時には映像や音楽に触れることでフランスの文化とその社会にまつわる種々のテーマについて思索を深め、ディスカッションを展開します。
 
 また、この授業では作文の能力を高める練習をします。担当する講師は提出された課題レポートを必ず添削するため、履修者はなおざりにしがちな自分の弱点に気づき、高度な会話のスキルを形作る上では欠かせない文章を構築する力を身につけるようになります。
 授業が進むにつれて受講生の多くがフランス語で話すことに慣れてきます。実際には和気藹藹とした楽しい雰囲気の中で授業は行われるので、今回も多くの学生の参加を期待します。


・後期からの受講に支障はなく、寧ろ歓迎します。

・前期で基礎固めをした履修者も後期の授業を受けることによってそのスキルが花開きます。確実なステップアップを一緒に遂げましょう。
到達目標   Class Goals  フランス語は、アメリカなどの英語圏の国々とは異なる文化とその考え方を理解するきっかけとなり、個人としてのさらなるキャリア・アップを実現します(ファッション、アート、ビジネス、料理など)。しかしながら将来フランス語を各分野で活用するには、初級の授業で培った知識だけでは不十分であるため、実地に応用できるスピーキングとヒアリングの能力が求められます。そして、会話のトレーニングは、語学力向上のためには避けて通れません。
 知識と経験は別物です。高度なコミュニケーション・スキルは、何気ない日常的な言葉の反復によって養われます。インプットした文法と表現の知識をスムーズに実践で運用するには、それらをアウトプットできる「練習の場」を持たなければなりません。こうしたことから、この授業は、勉強した知識がアウトプットできる「場」になることを目指します。
 この授業では、知識が習慣の中で身につくまで基本的なコミュニケーション・タームを反復します。また、様々なテーマに関する沢山の言葉に触れ、それを口に出すことによってスピーキングとヒアリングの力を伸ばします。演習を着実にこなせば自ずとフランス語技能検定試験3級以上や国際的な仏語の資格試験であるDELF・A1及びA2レベルの資格が取得できる力が身につきます。
 この時間では可能な限り映像(映画、ドキュメンタリー等)・音楽・テキストや様々な話題をレッスンの合間に紹介し、仏語の基礎をなす文化への理解を深めます。
授業言語   Language 日本語+フランス語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
後期授業のオリエンテーションと、レッスンを共に進める上での内容・構成に関するディスカッション / 前期授業のレジュメとおさらい及びプリント・資料での基礎的な語彙・表現の確認
予習内容
Preparation for Class
前期からの参加者はこれまでのレッスンの復習をすること。辞書等を使い、これまで習ったフランス語の表現と、教科書にあるレッスンの下調べをし、以前配布されたプリント・資料で復習をするように。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
「クラブ活動について話す(Parler des loisirs)」
faire+部分冠詞などの応用
*UNITÉ 2 « ENVIES », Leçon 5 « Loisirs » 1 / オファーする、ヨーロッパ人の習慣について語る / フランスのテーマパーク
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
「日常について話す(Parler du quotidien)」
代名動詞、時間
*Leçon 5 « Loisirs » 2 / 娯楽について調査する / パリの街角アンケート
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
「週末の過ごし方について話す(Parler du week-end)」
近接未来、代名動詞(現在形・近接未来)
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
「好みについて話す(Parler de ses goûts)」(1)
ça / y / enの使い方
*UNITÉ 2 « ENVIES », Leçon 4 « Goûts » 1 / 好みを表明する/« Le goût des autres »、フランス映画について語る
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
「好みについて話す(Parler de ses goûts)」(2)
頻度に関する質問と答え
*Leçon 4 « Goûts » 2 / 相手の嗜好を理解する / フランスのメディア
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
「総復習(Panorama)」(1)
これまでのレッスンのまとめ
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
「総復習(Panorama)」(2)
これまでのレッスンのまとめ
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
「休暇中の活動について話す(Parler des vacances)」
複合過去形、半過去形の用法
*UNITÉ 4, Leçon 10 « Activités » 1 / スケジュールを尋ねる、提案する/フランス人の仕事術
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
「経験について話す(Parler de ses expériences)」(1)
複合過去+jamais / déjàなど
*Leçon 11 « Rythmes » 1 / 習慣や時間帯について尋ねる、ビジネスメールを送る / パリの駅とTGV
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
「経験について話す (Parler de ses expériences)」(2)
複合過去+jamais / déjà など
*Leçon 11 « Rythmes » 2 / 窓口でチケットを予約する、訂正して謝る / ブリュッセルとそのスイーツ
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
「地理や食文化について話す(Parler de la géographie et de la gastronomie)」
都市の位置を説明する、地方の名物
「天気について話す」
気候を表す語彙、疑問形容詞 quel, quelle
*UNITÉ 3 « ENDROITS », Leçon 7 « Lieux » / 物事について尋ねる、場所と位置 / フランスの有名な観光スポット / 家族にメールを書く、好きな街を紹介する / 観光地の絵ハガキ
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
「フランス旅行の計画」
形容詞の前置修飾と後置修飾
*Leçon 9 « Visites » / 所在地と行き先について尋ねる/ 地方の特産品(ラングドック、アルザス、ロワールの地方)
予習内容
Preparation for Class
前回行われたレッスンの復習をする。辞書等を使い指定された範囲の下調べをする。課題について準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
授業内テストおよび総括
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容を復習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントを読み、授業の復習をする。レッスンに対する理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
オンデマンド授業(特別学修)
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容を復習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたプリントなどを読み、復習をする。レッスンについての理解を深めるために指定された課題を行う。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・限られた時間内でスピーキング、ヒアリング、ライティングの演習を行うので、翌週学習する課の事前準備が必要になります。フランス語を習得するには課題と真摯に向き合い、自分で調べ、考察し、総括するための思考力と自ら仏語の言葉を発する積極性が求められます。

・著作権等の保護とサイバー・セキュリティーの観点から授業中の動画撮影や板書の写真撮影、Teams・Zoomの録画、授業内でのSNSアプリの使用は原則禁止とします。

・レッスンに際し、教室の外でも辞書を用いた予習や練習問題等での復習、宿題、簡単な小テスト、その他に関して授業の準備と整理をしてください。

・授業中のマナーに反する行為は原則禁止とします。

・「授業計画」における「*」は洋書テキストの学習予定を示します。
教科書   Texts Bruno Vannieuwenhyuse 他著 『Moi, je... コミュニケーション A1』、アルマ出版(ISBN : 978-4-905343-33-2)
参考書   Reference Books レッスンで必要となるその他の教材を随時プリントで配布します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
その他
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
授業時間外におけるプリントやオンラインでの課題の添削によるフィードバックをします。
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
原則として評価は平常点50%、課題30%、授業内での簡単な口頭試験等20%の割合でつけます。
授業への参加の度合、発表、課題提出、簡単な小テストなどに着目し、その達成度によって成績を評価します。
関連URL   Related URL
備考   Notes  このレッスンはフランス語の初級授業で学んだ知識を活かし、それを発展させます。実際に使えるフランス語へのイニシエーションとして専門分野を問わずなるべく多くの学生に受講してもらいたいと考えます。
 毎年のことですが、授業が進むにつれて受講生の多くがフランス語で話すことに慣れてきます。実際には和気藹藹とした楽しい雰囲気の中で授業は行われるので、今回も多くの学生の参加を期待します。 リピーターも歓迎します。


・後期からの受講に支障はありません。歓迎します。

・前期で基礎固めをした履修者も後期の授業を受けることによってそのスキルが花開きます。確実なステップアップを一緒に遂げましょう。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月26日 10時00分42秒