シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21B0008000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGCHR233現代社会とキリスト教3/D1017宗教史7
テーマ   Theme 東アジアキリスト教史研究1
科目名   Name of Subject MGCHR233現代社会とキリスト教3
英字科目名
English Name of Subject
Christianity in Contemporary Society 3
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 崔 善愛
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 木曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description 幾多の戦争と侵略をくりかえしてきた人類。キリスト教はそれにどう関わってきたのか。明治学院大学の「戦争責任告白」から、東アジアと日本における戦争と侵略がもたらしたものにキリスト者はどう向き合ったのか、葛藤の歴史をたどる。国家と個人のせめぎあいの中でキリスト教が実現しようとする平和について考える。
到達目標   Class Goals 明治学院大学の「戦争責任告白」を説明できる。
キリスト教がめざす「平和」「罪とゆるし」について説明できる。
現代社会で「隣人愛」を実践する人をあげ、平和思想について発表できる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
全講義概略と講義の進め方
予習内容
Preparation for Class
シラバスをよく読み、流れをつかんでおく。
現代社会の抱える問題をいくつか挙げられるようにする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
新聞などから、日本の宗教観を調べる 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
キリスト教と現代社会の諸問題
予習内容
Preparation for Class
世界の宗教分布を調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
思想形成にあたって宗教はどう影響するか、配布資料を読み、意見をまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
日本とわたしとキリスト教
予習内容
Preparation for Class
日本と東アジアの近現代史100年の出来事を大まかにつかむ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
日韓の歴史について配布資料を読み、自らの意見をまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
明治学院大学の「戦争責任告白」~二つの訓話
予習内容
Preparation for Class
配布された「心に刻む」を熟読してくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
戦争責任について考えをまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
「戦争責任告白」と「過去の克服」
予習内容
Preparation for Class
明治学院大学の戦争中の歴史を調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
戦後、どのようなプロセスでどのように戦争責任告白が行われたか、特にドイツの場合を調べる 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
1988年「学長声明」
予習内容
Preparation for Class
1988年大学内でどのような動きがあったのかを配布資料で読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1988年の学長声明に対する攻撃と現代社会の問題を調べる 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
神社は宗教か
予習内容
Preparation for Class
神社と宗教について考え調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
神社と国家の関係を配布資料から調べる。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
政教分離と信教の自由
予習内容
Preparation for Class
政教分離と信教の自由に関わる裁判を調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
靖国神社について配布資料を読み、調べる 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
「レ・ミゼラブル」とキリスト教(映画鑑賞)その1
予習内容
Preparation for Class
フランス革命とその思想を予習する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
キリスト教の思想を映画からつかむ 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
「レ・ミゼラブル」とキリスト教(映画鑑賞)その2
予習内容
Preparation for Class
キリスト教の「罪と赦し」について、聖書から聖句をピックアップする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
罪を赦すことについて、自分の体験から考え、意見を書けるようにする 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
キリスト教と音楽(チャぺルコンサート)
予習内容
Preparation for Class
19世紀のポーランドの歴史など配布資料を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
亡命した音楽家たちに関する配布資料を読み、つかむ 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
平和を実現する人 その1「ホームレス支援」奥田知志牧師
予習内容
Preparation for Class
「抱僕」について調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ホームレス支援と現代社会 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
平和を実現する人 その2 アフガニスタンで井戸を掘った中村哲医師
予習内容
Preparation for Class
ペシャワール会について予習する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中村哲さんの思想と活動をまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
最終レポート課題提出と発表
予習内容
Preparation for Class
課題レポートについて、テーマ選択など意見交換する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で取り上げたテーマをまとめる 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
「現代社会とキリスト教」総括として、動画などぼオンデマンドでの自主学修
予習内容
Preparation for Class
現代社会のなかで葛藤するキリスト者らの活動を調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
この講義全体を振り返り、リアクションペーパーを提出する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
講義の形式は対面です。映像視聴によるミニ課題の提出も随時実施します。
12月初め、チャペルでのピアノ演奏とクリスマスの話をします。
教科書   Texts 教科書購入の必要はありません。「心に刻む」~敗戦50年・明治学院の自己検証~など、授業内で配布します。
参考書   Reference Books 「同時代史を生きる」宮田光雄著(新教出版)、「日本キリスト教史」(澤正彦著(草風館)、「いのちと責任」(大月書店)「ショパン~花束の中に隠された大砲」崔善愛著(岩波ジュニア新書)
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
講義への参加度とリアクションペーパー70%、課題レポート30%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月01日 10時54分54秒