シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21B2003001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name D1022哲学2
テーマ   Theme 哲学史②
科目名   Name of Subject D1022哲学2
英字科目名
English Name of Subject
Philosophy 2
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 高木 久夫
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 火曜2時限(秋学期)
授業概要   Course Description 初期近代までのユダヤ哲学の潮流を、何人かの思想家の著作からの抜粋を読みながら概観する、哲学史の講義です。秋学期は啓示(聖典)と理性(アリストテレス哲学)という真理のふたつの指標の関係を、中世の哲学者たちがどのように論じたかを考えます。ネオプラトニズム、宗教的哲学批判、マイモニデス、アヴェロイズムを取りあげ、最後にユダヤ教から破門されたスピノザ(17世紀)への中世哲学の影響を確認します。さらに信知問題という、思想的いとなみの根本課題について考えるきっかけを提供します。古代哲学とキリスト教スコラをつないだユダヤ哲学の歴史から、ユダヤ社会が近・現代の知的変革者を輩出した背景も理解されるでしょう。
到達目標   Class Goals 受講者が、1) 近代以前のユダヤ哲学の概略と、2) 「啓示と理性」の対立をめぐる問題史について初歩的な説明ができ、3) コース終了後独力でより専門的な文献を理解できることをめざします。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
春学期講義「哲学史1(哲学1)」のレビュー
予習内容
Preparation for Class
不要 目安時間
Hours
0 時間
復習内容
Review of Class
次回以降の講義で取り上げる資料・文献を指示するので、内容を確認する。講義で理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
イブン・ガビロールとネオプラトニズム 1
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
イブン・ガビロールとネオプラトニズム 2
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ユダ・ハレヴィの哲学批判 1
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
ユダ・ハレヴィの哲学批判 2
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
マイモニデスとその時代
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
マイモニデスにおける啓示と理性 1
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
マイモニデスにおける啓示と理性 2
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
マイモニデスにおける啓示と理性 3
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
善悪の指標 vs. 真偽の指標
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
エリヤ・デルメディゴとユダヤ思想のルネッサンス
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
エリヤ・デルメディゴにおける啓示と理性の分離
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
スピノザとその時代
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問を準備する。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
スピノザとユダヤ哲学
予習内容
Preparation for Class
指定された資料・文献を理解できるまで読み、講義に臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理し、理解の難しかった点を資料や文献で確認し、必要に応じ質問する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
学期ふりかえり資料(第14回授業で配付)をもちいた自主学修
予習内容
Preparation for Class
不要 目安時間
Hours
0 時間
復習内容
Review of Class
ふりかえり資料の内容を確認し、配付した抜粋資料の全体にあらためて目を通し、その他の教材とも照合しながらノート等を整理する。 目安時間
Hours
6 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
同一教員の「哲学史1(哲学1)」を履修しておらず予備知識のない履修者には、参考文献を助言しますが、独習にはかなりの努力が必要となるはずです。ユダヤ哲学は、イスラーム哲学とならぶ中世哲学へのよい入口と言えますが、思想的テクストに性急な図式化を期待しないでください。理解を犠牲に先を急ぐ意味のないテーマなので、授業内容を多少割愛することがあります。
教科書   Texts 講義内容全体をとり上げる適当な教科書がないので、授業ハンドアウトと資料の抜粋をオンライン配布します。
参考書   Reference Books 井筒俊彦「中世ユダヤ哲学史」(絶版のため抜粋を配布)。J. グットマン『ユダヤ哲学』(合田正人訳・みすず書房)、手島勲矢編『わかるユダヤ学』(日本実業出版社)、スピノザ『エチカ』『神学・政治論』(畠中尚志訳・岩波文庫)、手島勲矢『ユダヤの聖書解釈』(岩波書店)、井筒俊彦『イスラーム思想史』(中公文庫)
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
定期試験90%程度、提出物を含む平常点10%程度。感染状況の見通しなどにより、予告のうえ授業時間内に実施する小テストをもって定期試験の一部に代えるばあいがあります。ほかの履修者の理解を助ける質問には平常点の範囲でクレジットを与えます。
関連URL   Related URL
備考   Notes 多数のばあい抽選。初回授業を待たず、manabaに示す科目の最新情報を確認すること。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分46秒