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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21B3001001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name D1031倫理学1
テーマ   Theme 倫理学の歴史1(ヘレニズムからヘブライズムの倫理学)
科目名   Name of Subject D1031倫理学1
英字科目名
English Name of Subject
Ethics 1
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 清水 明美
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 水曜2時限(春学期)
授業概要   Course Description この授業では、西洋倫理学の開祖と言われるソクラテスの思想にはじまり、西洋倫理学の基礎をなす「ヘレニズム(ギリシャおよびその影響下にあるローマの思想)」と「ヘブライズム(ユダヤ・キリスト教思想)」との2つの流れを意識しながら、その思想が生まれた時代背景と、思想家自身の生の言葉の意義を理解します。それによって物事を根底から考えるための基礎的な概念を自分のものにします。授業は思想家の言葉を解説しながら行います。
到達目標   Class Goals わたしたち全てが持っている「わたしはどのように生きるべきか」という問いの「意味」と「様々な答え」を主に西洋古代の思想家の言葉の中に探求するまた、この考察のために必要な「善悪」、「自由」、「愛」、「平等」などの概念がどのように形成されていったかを理解する。現代に生きるみなさんが、より深く、より力強く考える力を身につけ様々なライフステージで応用することができる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
「倫理学とわたし」
予習内容
Preparation for Class
倫理、道徳についてどのように考えていたかをまとめておきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントのストーリーにあなたならどう答えるか、書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
「倫理学」、morel、ethics、ということば
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を簡単にまとめ、自分の持っていた「倫理学のイメージ」と違っていたことを書き出してみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
西洋倫理学のはじまり
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んで、知らない言葉をリストアップしておきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
西洋倫理学のはじまりについてまとめ、わからない点を書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ソクラテスの生涯と価値相対主義
予習内容
Preparation for Class
中学、高校の教科書で古代ギリシャの歴史の部分を読み直してみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で取り上げたソフィストの思想をまとめ、相対主義の限界について考えて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
ソクラテスの「よく生きる」
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。インターネットでソクラテスの思想を調べてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ソクラテスの死生観を簡単にまとめて、ソクラテスについて新しく知ったことを書き出してみましょう 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
プラトンのイデア論の認識論的意義
予習内容
Preparation for Class
プラトンの生涯や思想をインターネットで調べておきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
『パイドン』のイデア論について簡単にまとめ、わからなかったことを整理して書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
プラトンの「善のイデア」
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「洞窟の比喩」について簡単にまとめ、感想を書きましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
プラトンの理想とした国家
予習内容
Preparation for Class
プラトンの「哲人王」について調べてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
プラトンの理想国家について簡単にまとめ、良いと思う点や悪いと思う点を書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
アリストテレスのプラトン批判
予習内容
Preparation for Class
アリストテレスの生涯と倫理思想についてインターネットで調べてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
アリストテレスの論点を書き出し、アリストテレスの批判にプラトンならどう答えるかを考えてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
アリストテレスの「中庸」、「正義」、「親愛」
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分の考えていた「正義」とアリストテレスの正義との違いを書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
初期ストア派の哲学者
予習内容
Preparation for Class
ストア派についてインターネットで調べてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
初期ストア派の哲学者のプロフィールを簡単にまとめて書いておきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
古代ローマ帝国とストア派
予習内容
Preparation for Class
中学、高校の教科書の古代ローマ帝国の部分をもう一度読み直しておきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ストア派の哲学者たちのプロフィールを簡単にまとめて書いておきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
史的イエスの生涯とその言葉
予習内容
Preparation for Class
チャペルアワーに参加してみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「隣人愛」についてまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
イエスの死と原始キリスト教の成立
予習内容
Preparation for Class
4つの『福音書』のどれかを自分で読んでみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分とキリスト教との関係をまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめと資料提示
予習内容
Preparation for Class
自分が提出した小レポートや、フィードバックを読み直しておきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
後日解説をmanabaにアップするので自分の答えと比較しましょう。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
毎回の授業で授業の簡単な要約(400字程度)を小レポートに書いてmanabaに提出してください。また、授業に対する質問や意見を授業中のリアクションペーパーに書いてください。多かった疑問や重要な論点を次の授業でフィードバックします。
教科書   Texts 毎回の授業で、思想家の言葉の抜粋(翻訳)をプリントにして配布します。
参考書   Reference Books 授業中適宜紹介します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
毎回の小レポートによる平常点60%、期末レポート点40%
平常点は毎回の授業の小レポートの数が授業回数の3分の2以上の人に付与します。小レポートの内容は、出題の趣旨に沿っている限り、優劣の評価はしませんので自分の書ける範囲で書いてください。。
学期末レポートでは授業で取り上げた思想家に関する知識と考察を問います。課題は最後の授業で公開します。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分46秒