シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21B3002000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGETH102倫理学入門2/D1032倫理学2
テーマ   Theme 倫理学の歴史2(ルネサンスから近代市民社会)
科目名   Name of Subject MGETH102倫理学入門2
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Ethics 2
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 清水 明美
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 水曜2時限(秋学期)
授業概要   Course Description ヨーロッパではルネサンスを境に新しい人間観が形成され始め、政治経済は大きく変化しました。それに伴って現代社会の礎になるような倫理観や政治思想が生まれました。本講義ではイギリス市民革命の原動力となった社会契約説とその背景にある歴史や、国民主権を唱えたルソーの人間観や社会思想をとりあげ、現代の日本の法や社会システムのもとになっている思想を学びます。
到達目標   Class Goals 私たちが暮らす「自由で民主的な社会」の基礎となっている西洋近代の人間観、倫理、政治思想の本質と、西洋近代思想の限界や現代に残された課題を理解することができる。西洋近代思想の本質と、その限界の理解によって、現代に生きるみなさんは日本国民として、世界市民として責任ある思考や実践ができる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
あなたと西洋近代の関係を考えるためのストーリーの紹介
予習内容
Preparation for Class
日本の中で西洋近代の影響と考えられるものをリストアップしてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
プリントのストーリーに自分なりの答えを書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
社会契約論………………イギリス市民革命の歴史
予習内容
Preparation for Class
インターネットでピューリタン革命について調べてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
絶対王政の特徴をまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
ホッブズの『リヴァイアサン』――ホッブズの人間観
予習内容
Preparation for Class
みなさんが赤ちゃんから大学生になるまでに、どんなふうに知識を得てきたのかを考えてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ホッブズの人間観をまとめ、それに対する自分の考えを書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ホッブズの『リヴァイアサン』――ホッブズの社会契約論
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自然状態、自然権、自然法の定義を簡単にまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
ホッブズの『リヴァイアサン』――ホッブズの国家論
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ホッブズの国家論についてまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
ロックの生涯とその時代
予習内容
Preparation for Class
インターネットで名誉革命について調べてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ロックの生涯をまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
ロックの『市民政府2論』――ロックの社会契約説
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ロックの自然状態についてまとめ、ホッブズの自然状態との違いを書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
ロックの『市民政府2論』――ロックの国家論
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ロックの「権力の分立」と「抵抗権」についてまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
フランス啓蒙思想とそその時代
予習内容
Preparation for Class
インターネットでフランス革命について調べてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
フランスの絶対王政と啓蒙思想家について書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
ルソーの生涯
予習内容
Preparation for Class
インターネットでルソーの生涯を調べてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ルソーの生涯で興味を持ったことを書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ルソーの『人間不平等起源論』――ルソーの人間観とロック批判
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ロックとルソーの人間観の共通点や相違点をまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ルソーの『社会契約論』
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ロックとルソーの社会契約説の共通点や相違点をまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
ルソーの『社会契約論』――ルソーの一般意思
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
一般意思とは何かについてまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
ルソーの『社会契約論』――国民主権の国家
予習内容
Preparation for Class
配布されたプリントを読んでおきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ルソーの考える国民主権の国家についてまとめて書いてみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
課題提出及び総括
予習内容
Preparation for Class
自分が提出した小レポートやそれに対するフィードバックを見直しておきましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
後日、学期末レポートの解説をmanabaにアップするので、自分の答えを検討してみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
毎回の授業内容のかんたんな要約(400字程度)を書いてた小レポートをmanabaに提出してください。また、授業に対する質問や感想を授業中配布するリアクションペーパーに書いて提出してください。多かった疑問や重要な論点は、次の授業への理解が深まるような形でフィードバックします。特別な許可を受けた学生以外、授業の録音・録画をしないでください。
教科書   Texts 毎回の授業で取り上げる思想家の言葉の抜粋(翻訳)をプリントにして配布し、それをもとに授業を進めます。
参考書   Reference Books 読んで欲しい本は授業中適宜紹介します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
小レポートの提出で60%、学期末の課題で40%。小レポートは出題の要件を満たしている限り優劣は付けないので自分が書ける範囲で書いてみてください。小レポートの提出が授業回数の3分の2以上で平常点を付与します。学期末レポートは授業で紹介した思想家の思想についてのまとめと考察を課します。テーマは最後の授業で発表します。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 20時21分02秒