シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21B6003000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGPSY101心理学入門1/D1061心理学1
テーマ   Theme 心理学入門①
科目名   Name of Subject MGPSY101心理学入門1
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Psychology 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 呉 永美
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description 心理学とは、目で見ることができない心の働きに対して科学的な手法を取り入れて解明していく学問である。科学的な手法とは仮説を立てて検証することである。人の心に関する研究は時代の影響を受けながら現代に至るまで大きく変貌した。この授業では、目に見えない人の心の働きをどのようにとらえ、これまで何が明らかになったのか学んでいく。春学期では、心理学のさまざまな領域の中でも「感覚と知覚」,「記憶」,「言語」,「学習」,「思考」を中心に心理学的な基礎知識を習得する。
到達目標   Class Goals ・心理学では人間の心をどう捉え,心のメカニズムをどのように解明しようとしたのか理解できる。
・我々が日常的に経験する様々な行動(何かを見たり、見たものが何かを把握したり、より深く考えたり、見たものを言葉で表現するなど)の原因やメカニズムが理解できる。
・学習した知識をもとに人間の普遍的な行動パターンを理解し、自分自身と他者に対する理解が深まる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
オリエンテーション
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読み、半期行う授業の全体像をつかむ。教科書(「心理学」、有斐閣、2018)があれば目を通しておくことをお勧めする(指定教科書が手元にない場合は、他の心理学概論や心理学入門書でもいいのでシラバスを確認して関連のある章を中心に読んでおく)。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
大学の「ポートヘボン」→「manaba」アンケートに回答して提出する(アンケート内容:今まで心理学について受講者自身が思っていたイメージと授業で取り上げた内容との間に共通しているところは何か、意外だと思ったところは何かについて)。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
心理学とは何か(現代心理学の源流、研究方法)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第1章「心理学とは何か」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
構成心理学から始まる心理学の歴史的な流れを理解しているか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
感覚・知覚(1)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第3章「感覚と知覚」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
「感覚」と「知覚」を区別して定義的に説明できるのか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
感覚・知覚(2)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第3章「感覚と知覚」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
視知覚の特徴について心理学的立場から説明できるか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
記憶(1)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第4章「記憶」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
物事を記憶する過程にどのようなプロセスがあるか。ワーキングメモリとは何か、どのような特徴があるのか。長期記憶にはどのように分類されるのかについて確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
記憶(2)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第4章「記憶」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
効果的に記憶する方略には何があるのか、記憶したはずの内容を忘れてしまう理由について心理学ではどう説明しているのかについて確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
学習(1)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第5章「学習」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
初期の行動主義者たちが考えた学習とは何か、行動主義者たちが考えた学習の成果をあげるために必要な条件は何か、認知心理学による学習とは何かについて理解できているか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
学習(2)
予習内容
Preparation for Class
スポーツや楽器演奏など、技能学習を上達させるためにはどのような条件が必要なのか調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
より効果的な技能学習のためにはどのような条件が必要なのか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
学習(3)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第5章「学習」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
学習の転移は行われるメカニズムについて理解できているか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
言語(1)
予習内容
Preparation for Class
赤ちゃんはいつごろからことばを使えるようになるのか、その発達過程を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
人はどのようにことば(母語)を獲得するのか、赤ちゃんがことばを獲得する過程、人はなぜ効率的にことばを獲得していくのかについて理解しているか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
言語(2)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第6章「言語」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
ことばがもつ複数の機能について人に説明できるか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
言語(3);第2言語習得について
予習内容
Preparation for Class
本授業の受講者は外国語の学習に関してどのように取り組んでいるのか、もし外国語学習は難しいと思っているならその原因は何か、どうすれば外国語がうまくなれるのかについて考えておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
既に1つの言語の習得経験をもつ大人が第2言語を習得するのに苦労するのはなぜか。授業内容をもとに答えられるのか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
思考(1)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第7章「思考」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
認知課題を解決していく2つの方略に何があるか、それぞれどのような特徴をもっているか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
思考(2)
予習内容
Preparation for Class
教科書の第7章「思考」を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業ファイルの空欄に入るキーワードを漏れなく書き込んだのか確認する。
推論に関して演繹的推論と機能的推論のこと区別してを理解しているか、創造的な思考はどう生まれるのか、また創造的な思考を妨げる原因は何かについて理解しているか確認する。
目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
半期の授業内容の総括
まとめ資料を掲載する予定。資料の問題提議に対して受講生が回答するつもりで自主学修を行う。
予習内容
Preparation for Class
これまで授業で取り上げたテーマを詳細な内容の理解に留まらず、研究の流れ、時代の影響などを意識して広い視野で理解するつもりで教科書と授業資料を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
個々の知識習得のレベルに留まらず深い理解ができているか自らが判断し、不明なところは教科書、授業資料を通して確認する。関連ある内容なら領域(テーマ)が違っていても関係づけて理解し、ノートを整理する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
事前にmanabaに授業ファイルを掲載するので、受講生は事前にダウンロードして印刷したものを各自用意すること(※印刷時に「配布資料」を選択すると1枚に複数のスライドを印刷できる。例えば6枚のスライドを紙1枚に印刷して受講すると、授業中の説明を紙に書き足せるのでノート代わりにできる)。

掲載する授業ファイルには空欄があるので受講者は授業で適切な内容を書き込む必要がある。
教科書   Texts 「心理学」(2018) 無藤隆,遠藤 由美,玉瀬 耕治,森 敏昭著 有斐閣
指定教科書以外の心理学入門に関する本を持っている場合は手持ちの本の目次を見て購入するかどうか各自判断していい。授業では教科書にない内容を取り上げることもあるが、心理学入門2(秋学期)の授業でも同じ教科書を使うので購入を検討するなら春学期の方がお勧め。
参考書   Reference Books 「Arkinson & Hilgard's Introduction to Psychology 15th Edition」(2009),Nolen-Hoeksema,Cengage Learning
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業の平常点(30%)+定期試験(70%)
関連URL   Related URL 必要に応じて授業の中で紹介する。
備考   Notes  授業は計画に沿って進みますが,場合によって変更することがある。
※シラバスの内容は今後の社会的状況によって変更される可能性がある。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 18時50分09秒