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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21C1021500
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGJPL203日本文学講読3/D1095日本文学5
テーマ   Theme 明治~昭和の文学①
科目名   Name of Subject MGJPL203日本文学講読3
英字科目名
English Name of Subject
Japanese Literature 3
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 田中 祐介
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 木曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description 「文学」を学ぶとは、我々が生涯逃れることのできない「ことば」との付き合い方を熟考し、再考することでもある。この授業では明治以降の文学作品を題材に、「ことば」の機能と自律性を学び、唯一の「正解」ではない様々な解釈の可能性を探る。合わせて、文学を取り巻く時代状況とイデオロギーへの考察を深め、近代日本において文学が担った役割を検証する。

履修生には、ほぼ毎週、短編小説を中心にリーディング課題を出す。授業は課題を読んだ前提で行うので、テキストは最低でも二度熟読し、自分の理解を他の受講生に伝えられるよう整理しておくこと。予習時間は2時間程度とする。授業にはディスカッションやグループワークを通じた主体的な参加が求められる。毎回の授業の終了後に理解度を確認するための「考察」課題を設ける。授業後はテキストと配付資料を熟読し、レポートのテーマ選定に役立てること。復習時間は2時間程度とする。
到達目標   Class Goals ・言語芸術である文学の学びを通じて、批判的な思考力と応用可能な読みの技術を修得する
・近代文学の基礎知識と問題の所在を把握し、説明することができる
・自分の考察や解釈を客観的な根拠とともに他者に伝えることができる
・近代文学に関わる「問い」を自ら設定し、レポートで論証することができる
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
イントロダクション:自律的な「ことば」に向き合うために
予習内容
Preparation for Class
特になし 目安時間
Hours
0 時間
復習内容
Review of Class
授業内配布資料を精読し、理解を深め、翌週授業に備える 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
作品解釈入門(1):唯一の正解から複数の妥当な解釈へ
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
作品解釈入門(2):読み替えの可能性を探る
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
作品解釈探究(1):芥川龍之介の短編小説から
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
作品解釈探究(2):太宰治の短編小説から
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
作品解釈探究(3)井伏鱒二の短編小説から
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
読者の歴史(1):100年前の「私たち」の読書文化
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
読者の歴史(2):「読書革命」の時代
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
作家を掘り下げる(1):三島由紀夫の生涯と創作活動
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
作家を掘り下げる(2):三島由紀夫の美と天皇
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
文体と身体性
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
文学と歴史(1):戦時下において文学はいかに書かれ、読まれたか
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
文学と歴史(2):戦争を語り継ぐ文学
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
文学と日本語の未来:水村美苗『日本語が亡びるとき』を手掛かりに
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、翌週以降の授業とレポート課題に活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
一学期の総括
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読の上、疑問点、論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの資料を再読して理解を深め、レポート課題に活かす 目安時間
Hours
4 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・課題の掲示と提出にはmanabaを用いる。
・初回からリーディング課題を出すので、受講希望者はかならず初回授業を受講し、翌週までの課題を確認して取り組むこと。やむを得ず休む場合、必ず第二回用のリーディング課題を確認し、指示に従い熟読して臨むこと。
・ほぼ毎回グループディスカッションの時間を設け、組み合わせを替えて様々な学科学年の受講生と議論をする。
・授業時間内に提供する資料もあるので、ノートPCやタブレットなど視認性の高い端末を持参することを推奨する。
教科書   Texts 特になし。manaba上で授業前および授業中に資料を配付する。
参考書   Reference Books 授業内で適宜紹介する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度(30%)、中間課題(10%)、期末レポート(60%)。
・リーディング課題を読んでいない場合、授業中の取り組みが消極的な場合は、その回の平常点を認めない。
・欠席(考察課題の未提出含む)が5回に達した時点で履修継続の資格を失う。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月14日 09時47分50秒