シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21C3999001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name D1123日本文化論3
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject D1123日本文化論3
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Japanese Studies 3
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 田中 祐介
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 月曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description この授業では、近代日本の「読書」と「教養」の歴史を扱う。「教養」が輝いた時代は遠く過ぎ去り、情報社会の進展によって読書のあり方も急速に変容しつつある。それでも大学には「教養科目」があり、「国際教養」の習得が謳われ、雑誌では頻繁に「教養特集」が組まれて「必読書」が掲げられる。一体なぜ人は「教養」を求め、振り回されるのであろうか。今日あるべき「教養」とは何であり、「読書」はそれにどう関わるのか。明治以降の「読書」と「教養」の実態と関係性を学び、時代による変化の意味を問いながら、現状を批判的に把握し、将来を模索することがこの授業の目的である。

ほぼ毎週、リーディング課題を出す。自分の考えを述べられるよう、最低でも二度熟読し、疑問や論点を整理の上、授業に臨むこと。課題を熟読した前提で、授業内では毎回グループディスカッションをおこなう。
到達目標   Class Goals ・事象の歴史的考察を通じて、批判的な思考力と応用可能な読みの技術を修得する
・「読書」と「教養」の歴史と問題の所在を把握し、説明することができる
・自分の考察や解釈を客観的な根拠とともに他者に伝えることができる
・「読書」と「教養」に関わる「問い」を自ら設定し、レポートで論証することができる
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
読書と教養の現在
予習内容
Preparation for Class
特になし 目安時間
Hours
0 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
「教養論」の批判的検討
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問や論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
近代化と読書文化(1)音読から黙読へ
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
近代化と読書文化(2)交通網の発達と流通革命
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
近代化と読書文化(3)旧制高等学校の読書文化と「煩悶青年」の誕生
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
「教養主義」の成立:阿部次郎『三太郎の日記』とその時代
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
中間課題に向けたグループ内発表
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
高等女学生と少女文化
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
教養の大衆化(1):モダン都市の読書空間
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
教養の大衆化(2):円本の時代と読書革命
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
戦時下の読書と死の教養
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
敗戦と教養の再編成
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
高度経済成長と教養主義の「没落」
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
期末課題に向けたグループ内発表
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、翌回以降の授業とレポートに活かす 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
1学期のまとめ:読書と教養の未来
予習内容
Preparation for Class
リーディング課題を熟読し、疑問と論点を整理する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの配付資料を再読し、理解と考察を深め、レポートに活かす 目安時間
Hours
4 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・課題の掲示と提出にはmanabaを利用する。
・初回からリーディング課題を出すので、受講希望者はかならず初回授業を受講し、翌週までの課題を確認して取り組むこと。やむを得ず休む場合、必ず第二回用のリーディング課題を確認し、指示に従い熟読して臨むこと。
・ほぼ毎回グループディスカッションの時間を設け、様々な学科学年の受講生と議論をする。
・授業時間内に提供する資料もあるので、ノートPCやタブレットなど視認性の高い端末を持参することを推奨する。
教科書   Texts 特になし。manaba上で授業前および授業中に資料を配付する。
参考書   Reference Books 授業内で適宜紹介する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
・授業への参加度(30%)、中間レポート(10%)、期末レポート(60%)。
・リーディング課題を読んでいない場合、授業中の取り組みが消極的な場合は、その回の平常点を認めない。
・欠席(「考察」課題の未提出含む)が5回に達した時点で履修継続の資格を失う。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分46秒