シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21C6007001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name D1145アジア言語圏の文化5
テーマ   Theme イスラーム圏の文化①
科目名   Name of Subject D1145アジア言語圏の文化5
英字科目名
English Name of Subject
Asian Culture 5
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 柴山 滋
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 土曜1時限(春学期)
授業概要   Course Description イスラームが有力な社会生活規範(道徳)となっている西アジアの地域や人々のことを理解するために,「イスラーム」という言葉の意味から始まり,唯一神アッラー,イスラームの基本である六信五行,聖典クルアーン,シャリーア(イスラーム法)などの基本事項について学ぶ。
到達目標   Class Goals ・イスラーム関連の基本的な知識や用語の説明ができる。
・日本人とは多くの点で異なった価値観を持つイスラームの基本的性格やイスラーム教徒の行為の背
景などを調べることができる。
・イスラーム的価値観を認識してイスラーム教徒やその価値観を有した人々と対話・協調できる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
西アジア・中東・イスラーム世界の概念
予習内容
Preparation for Class
地図などで西アジアや北アフリカの国々などについて把握しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,イスラーム世界の様子を確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
日本におけるイスラームに対する誤解
予習内容
Preparation for Class
参考書などで日本におけるイスラームの状況を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
誤解を生んだ経緯や理由を再確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
社会生活規範としてのイスラーム
予習内容
Preparation for Class
「イスラーム」の意味を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
キリスト教や仏教とイスラームの違いを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
唯一神アッラー
予習内容
Preparation for Class
「アッラー」の意味・位置づけなどを調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,イスラームと他の宗教との「神の意識」の違いを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
イスラームの五行(1):信仰告白・礼拝
予習内容
Preparation for Class
イスラームの「五行」を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,その他の宗教における信仰告白・礼拝にあたる事項を確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
イスラームの五行(2):浄財・斎戒
予習内容
Preparation for Class
イスラームの「浄財・斎戒」のことを調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,イスラームの「浄財・斎戒」だけでなくその他の宗教におけるを浄財・斎戒に該当するものも確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
イスラームの五行(3):巡礼
予習内容
Preparation for Class
イスラームの「巡礼」を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,イスラームの「巡礼」だけでなく様々な宗教の巡礼についても確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
イスラームの六信
予習内容
Preparation for Class
イスラームの「六信」を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,他の宗教の信仰対象の在り方に関する事項をも認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
ウンマ(イスラーム共同体)
予習内容
Preparation for Class
イスラームの「ウンマ」を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などを用いて,他の宗教の信仰共同体との比較対象を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
イスラームの聖典クルアーン(1):クルアーンの意味
予習内容
Preparation for Class
「クルアーン」の意味などについて調べておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,「啓典・聖典・経典」の相違を確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
イスラームの聖典クルアーン(2):クルアーンの構成など
予習内容
Preparation for Class
「クルアーン」の成り立ちなどについて調べておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,聖書などとの性格の違いなどを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
イスラーム法(シャリーア)
予習内容
Preparation for Class
「イスラーム法(シャリーア)」について調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,イスラーム法(シャリーア)と社会の関係性などを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
預言者ムハンマドの生涯
予習内容
Preparation for Class
「預言者ムハンマド」について調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,預言者ムハンマドの事績を様々な視点から確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
預言者ムハンマドの言行録(スンナ)と言行録(ハディース)
予習内容
Preparation for Class
「スンナ・ハディース」の意味などについて調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
参考書などで,スンナ・ハディースが実際にイスラーム社会でどのような役割を果たしているのかを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
本講義の総括と関連課題
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容を総復習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
特別学修日(後期)の期間に関連課題の解答・解説等を公開するので,きちんと確認する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・日本人は,アラブ人から尊重・慈悲心・秩序などの本来のイスラームにおける美徳を兼ね備えていると思われているが,我々日本人の多くはそのような意識を持つことは少ない。このような認識のずれは,何に由来するのであろうか,その理由を考えてみることはあらゆる意味で有益なことである。なお,授業計画はあくまでも予定であり,受講生の興味・関心事等により適宜変更されることもある。
・板書の撮影は禁止する。
教科書   Texts 特に指定しない。
参考書   Reference Books 嶋田襄平・板垣雄三・佐藤次高編 『新イスラーム事典』 平凡社 2002年
小杉泰 著 『イスラーム文明と国家の形成』 京都大学学術出版会 2011年
後藤 明『今こそ知りたいイスラームの世界』中経出版 2011年
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
全受講生を対象とした試験,および課題に関する重点ポイントや論点の解説を行う。
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
・学期末試験50%,授業への参加度50%で評価する。
・授業への参加度とは,授業中,manaba上における特別学修日の課題の提出状況,提出された課題の
 内容などを総合したものである。
・また任意提出のレポートを提出した場合には,評点に加算する。
・評価基準は本学の基準に準拠することとする。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分47秒