シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21D0011000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGLAW101法学(日本国憲法を含む) 1/D1201法学(日本国憲法を含む)1
テーマ   Theme 法学概論①
科目名   Name of Subject MGLAW101法学(日本国憲法を含む) 1
英字科目名
English Name of Subject
Law 1 (Including the Constitution of Japan)
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 渡辺 靖明
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description  「法」の仕組みや制度の基礎を具体的事例をつうじて学ぶ。
 また、私たちの現実の社会・生活での問題の解決や紛争の解消に、法がどのような役割をはたしているのかを学ぶ。
到達目標   Class Goals  具体的事例での妥当な解決をはかるために、どのような法(ルール)があるのかをきちんと文章(言語)で説明できるようになる。
 また、具体的事例で法が適用できるか否か(または適用すべきか否か)について、法の規定及び判例・学説の問題意識・論理・価値観、現在の法の限界・問題点などを理解し、自分と異なる見解にもきちんと耳をかたむけて、広い視野で深く考えることができるようになる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス/法の原理-Ⅰ.18歳成人と法、Ⅱ.法の最終目的(個人の「幸せ」の実現と社会での「共存」との調和)、Ⅲ.民主主義とその限界
予習内容
Preparation for Class
 法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
人間の尊厳/「法」とは何か-Ⅰ.個人の尊厳と人間の尊厳との区別、Ⅱ.「法」という言葉の意味、Ⅲ.法則と規範
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
法令の体系及び法の分類-Ⅰ.法令の分類・体系の概要、Ⅱ.最高法規としての憲法、Ⅲ.違憲審査制、Ⅳ.憲法と条約との関係、Ⅴ.法律と条例との関係、Ⅵ.不文法
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
憲法の概要-基本的人権を中心に-Ⅰ.憲法の意義(市民の「あたりまえ」を守る法)、Ⅱ.日本国憲法の構成、Ⅲ.人権の保障、Ⅳ.日本国憲法が定める「義務」
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
民法の概要-Ⅰ.「民法」の意義と基本原理、Ⅱ.権利能力と行為能力、Ⅲ.財産、Ⅳ.家族
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
民事訴訟法の概要-Ⅰ.「民事訴訟法」の意義、Ⅱ.裁判所と当事者の責務、Ⅲ.民事裁判の流れ、Ⅳ.身に覚えのないことで訴えられたら?、Ⅴ.訴えの利益
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
刑法の概要-Ⅰ.「刑法」の意義、Ⅱ.民法と刑法との違い、Ⅲ.裁判で認定される「事実」の差異、Ⅳ.刑法における「犯罪」、Ⅶ.刑法の「矛盾」と最終手段性、Ⅷ.罪刑法定主義
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
刑事訴訟法の概要-Ⅰ.「刑事訴訟法」の意義、Ⅱ.刑事訴訟法の目的、Ⅲ.刑事手続の流れ、Ⅳ.任意捜査と強制捜査、Ⅴ.公訴の提起、Ⅵ.刑事裁判(公判)、Ⅶ.裁判員裁判(裁判員法)
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
商法・会社法の概要-Ⅰ.「商法・会社法」の意義、Ⅱ.株式会社
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
行政法の概要-Ⅰ.「行政」とは?、Ⅱ.法治行政、Ⅲ.規制行政の概要
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
労働法の基礎-Ⅰ.憲法と労働権、Ⅱ.労働基準法の概要
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
学校教育と法-Ⅰ.学問の自由、Ⅱ.教育を受ける権利、Ⅲ.学校での平等、Ⅳ.学校でのいじめと法
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
公立学校教員の労働問題 
※関連するドキュメンタリー番組を視聴する予定。
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ第11、12回や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 番組内容の整理。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
法における「人」-Ⅰ.各法における「人」、Ⅱ.人工妊娠中絶と出生前診断、Ⅲ.人の終期(脳死と心臓死)
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメや法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括(授業内容のまとめ)
※ただし、講義の進展度に応じて、内容変更の可能性がある。
予習内容
Preparation for Class
 これまでのレジュメの内容やその書きこみなどから、講義内容の整理をしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義内容の理解を深めること。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
 講義中の私語はつつしんでください。自分たちさえ楽しければよい、として、他の人の迷惑になることをまったく考えない人は、本講義のみならず、大学での講義を受けるに値しません。
 
 毎回きちんと受講して、各回の復習をしておけば、定期試験を含め単位の取得で苦労することは、おそらくほとんどないと思います。真面目に、しかしリラックスして、履修・受講をしてください。
 授業でわからなかったところやレジュメを読んで理解できなかったところは、講師に質問するなどして、わからないままに放置しないよう心がけてください。
教科書   Texts  なし。各回毎に講師作成の講義レジュメ(講義資料)を使用します。

 なお、新型コロナ・ウイルス感染防止対策及び省資源の観点から、講義中にレジュメを直接配布することはしません。各自プリントアウト(印刷)して持参するか、電子端末で閲覧できるよう、必ず準備をお願いします。また、書きこんでもらう個所もありますので、講義中、電子端末で閲覧する場合にも、レジュメのファイルに書きこみができるようにしておいてください。
参考書   Reference Books  『フレッシャーズ法学演習』(中央経済社、2016年、2版・2022年)を「指定参考書」とします。必ず購入しなければいけないわけではありませんが、事前に指示があった場合には、該当頁(ページ)の準備・一読をしてください(図書館(横浜)に授業関連図書として貸出禁止・閲覧可で配架されています)。
 また、この授業を通じて「法学」をもっと詳しく学びたいと思ったときは、斎藤一久・城野一憲編著『教職のための憲法』(ミネルヴァ書房、2020年)や西田真之『「法のカタチ」から考える法学の基礎』(ミネルヴァ書房、2020年)がおすすめです。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
 成績評価は、定期試験70%及びmanaba上での数回の小テスト30%の割合で総合して行います。なお、定期試験対策としては、予習・復習の目安時間は、日ごろの受講態度に応じて増減すると思います。
関連URL   Related URL
備考   Notes  別の担当教員の「法学2」履修者でも、本講義は履修できます。
 特に最初は難しく感じるかもしれませんが、理解度を確認しながら、楽しく学べるよう心がけたいと思っています。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月15日 17時54分15秒