シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21D0012001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name D1202法学(日本国憲法を含む)2
テーマ   Theme 法学概論②
科目名   Name of Subject D1202法学(日本国憲法を含む)2
英字科目名
English Name of Subject
Law 2
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 渡辺 靖明
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description  「法」の仕組みや制度の基礎を具体的事例をつうじて学ぶ。
 また、私たちの現実の社会・生活での問題の解決や紛争の解消に、法がどのような役割をはたしているのかを学ぶ。
到達目標   Class Goals  具体的事例での妥当な解決をはかるために、どのような法(ルール)があるのかをきちんと文章(言語)で説明できるようになる。
 また、具体的事例で法が適用できるか否か(または適用すべきか否か)について、法の規定及び判例・学説の問題意識・論理・価値観、現在の法の限界・問題点などを理解し、自分と異なる見解にもきちんと耳をかたむけて、広い視野で深く考えることができるようになる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
「法令」の体系・「法」の分類等(自動車事故をめぐる法的責任を中心に)-Ⅰ.法の最終目的、Ⅱ.交通事故の法的責任(民事・刑事・行政の法的責任)
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
裁判制度と「判例」-Ⅰ.民法と刑法との違い、Ⅱ.裁判のしくみ、Ⅲ.「判例」の意義、Ⅳ.判例は「法」か
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第5~8回)含む。)、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
憲法における統治(1)-Ⅰ.憲法における2大テーマ、Ⅱ.統治機構の三権分立、Ⅲ.国会
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第4回)含む。)、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
憲法における統治(2)-Ⅳ.内閣、Ⅴ.裁判所
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
統治行為論
※関連するドキュメンタリー番組を視聴する予定。
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ第3回、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 番組内容の整理。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
表現の自由の保障(1)-検閲の禁止、ビラ貼り規制、報道の自由・知る権利-Ⅰ.表現の自由はなぜ保障されるのか?、Ⅱ.「検閲」の禁止、Ⅲ.ビラ貼り規制、Ⅳ.集団行動の自由、Ⅴ.報道の自由と知る権利、Ⅵ.表現の自由と前科の公表、Ⅶ.リベンジポルノ防止法
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
表現の自由の保障(2)―名誉毀損罪・住居侵入罪との関係-Ⅷ.名誉毀損的表現と表現の自由、Ⅸ.ビラ配布と住居侵入罪
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第7回)含む。)、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
法と自己決定(1)-Ⅰ.「自己決定」の意義、Ⅱ.憲法と自己決定、Ⅲ.ICT大企業による自己決定 権侵害への懸念
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
法と自己決定(2)-Ⅳ.生命に関する自己決定権尊重の限界
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第7回)含む。)、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
安楽死・尊厳死-Ⅰ.医療行為と違法性阻却、Ⅱ.終末期医療と刑法(安楽死、尊厳死)
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第7回)含む。)や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
死刑存廃論-Ⅰ.死刑の執行方法、Ⅱ.憲法と死刑、Ⅲ.死刑対象犯罪、Ⅳ.死刑の選択基準、Ⅴ.死刑存廃論
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第7、8回)含む。)や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
法と家族(1)―婚姻制度・親子関係-Ⅰ.憲法における家族、Ⅱ.法における婚姻、Ⅲ.法における離婚、Ⅳ.親子関係と親権
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第5、6回)含む。)、指定参考書や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
法と家族(2)―相続制度-Ⅰ.「相続」の意義と役割、Ⅱ.法定相続人、Ⅲ.相続の範囲、Ⅳ.非嫡出子の相続分、Ⅴ.配偶者居住権、Ⅵ.相続税
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第5回)含む。)や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
財産権の保障とその限界-Ⅰ.憲法と財産権、Ⅱ.民法と財産権、Ⅲ.刑法と財産権
予習内容
Preparation for Class
 講義レジュメ(法学1(渡辺担当)の履修者は関連する過去の講義レジュメ(法学1第4、5、7、8回)含む。)や法学の文献等での関連項目の一読。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義レジュメの内容の整理及びレジュメ末尾の「知識の確認」への解答(知識の確認の解答例(解説含む。)はmanabaでアップ)。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括(授業内容のまとめ) 
※ただし、講義の進展度に応じて、内容変更の可能性がある。
予習内容
Preparation for Class
 これまでのレジュメの内容やその書きこみなどから、講義内容の整理をしておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
 講義内容の理解を深めること。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
 講義中の私語はつつしんでください。自分たちさえ楽しければよい、として、他の人の迷惑になることをまったく考えない人は、本講義のみならず、大学での講義を受けるに値しません。

 
 
 毎回きちんと受講して、各回の復習をしておけば、定期試験を含め単位の取得で苦労することは、おそらくほとんどないと思います。真面目に、しかしリラックスして、履修・受講をしてください。
 授業でわからなかったところやレジュメを読んで理解できなかったところは、講師に質問するなどして、わからないままに放置しないよう心がけてください。
教科書   Texts  なし。各回毎に講師作成の講義レジュメ(講義資料)を使用します。

 なお、新型コロナ・ウイルス感染防止対策及び省資源の観点から、講義中にレジュメを直接配布することはしません。各自プリントアウト(印刷)して持参するか、電子端末で閲覧できるよう、必ず準備をお願いします。また、書きこんでもらう個所もありますので、講義中、電子端末で閲覧する場合にも、レジュメのファイルに書きこみができるようにしておいてください。
参考書   Reference Books  『フレッシャーズ法学演習』(中央経済社、2016年、2版・2022年)を「指定参考書」とします。必ず購入しなければいけないわけではありませんが、事前に指示があった場合には、該当頁(ページ)の準備・一読をしてください(図書館(横浜)に授業関連図書として貸出禁止・閲覧可で配架されています)。
 また、民法、刑法、行政法の相互関係や法による環境保護の概要については、長井圓編著『未来世代の環境刑法1』(信山社、2019年)147~151頁(渡辺執筆)も参照してください(図書館(横浜)に授業関連図書としても配架されています)。
 この授業を通じて「法学」をもっと詳しく学びたいと思ったときは、斎藤一久・城野一憲編著『教職のための憲法』(ミネルヴァ書房、2020年)や西田真之『「法のカタチ」から考える法学の基礎』(ミネルヴァ書房、2020年)がおすすめです。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
 成績評価は、定期試験70%及びmanaba上での数回の小テスト30%の割合で総合して行います。なお、定期試験対策としては、予習・復習の目安時間は、日ごろの受講態度に応じて増減すると思います。
関連URL   Related URL
備考   Notes  別の担当教員の「法学1」履修者や「法学1」未履修者でも、本講義は履修できます。
 特に最初は難しく感じるかもしれませんが、理解度を確認しながら、楽しく学べるよう心がけたいと思っています。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分47秒