シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21D2004001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name D1224社会学4
テーマ   Theme 組織・集団・ネットワーク②
科目名   Name of Subject D1224社会学4
英字科目名
English Name of Subject
Sociology 4
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 永田 大輔
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 木曜5時限(秋学期)
授業概要   Course Description アニメーション等のサブカルチャーを事例にメディアと社会空間の関係について多様な視点から講義を行うと同時にアニメに関する文化・知の広がりについても議論する。
到達目標   Class Goals 文化とメディアに対して自らが議論を立てられるようになることを目的とする。とりわけ一つの事例がどのように思考として応用可能かを意識するようにしていただきたい。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
授業の導入①:アニメ産業において場所が現在どのようなものとして議論されているかを論じる。コンテンツが可能になる場所・文化生産と場所・技術がもたらす空間の変容という三つの視点から議論する。という三つの視点から議論する。
予習内容
Preparation for Class
テキスト序章前半についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
シラバス全体を読んで講義やテキストの構造を頭の中で整理しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
授業の導入②文化産業と共通文化という二つの文化をめぐる議論の緊張関係について論じる
予習内容
Preparation for Class
テキスト序章後半についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
二つの概念について関連する論文や専門辞書を調べてみること 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
コンテンツが可能になる場所①:コンテンツの受容空間としての都市について議論する。
予習内容
Preparation for Class
第2章についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
著者の関連する論文を読んでみること 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
コンテンツが可能になる場所②:コンテンツの受容空間としての消費空間についてストックとフローをキーワードに議論する。
予習内容
Preparation for Class
第1章についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
メディア論におけるストックとフローについて専門辞書などを調べてみること。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
コンテンツが可能になる場所③:コンテンツの受容空間としての日常的空間について議論する。
予習内容
Preparation for Class
第3章についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
著者の関連する論文について読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
コンテンツが可能になる場所④:コンテンツの受容空間としての国際的な受容展開について議論する
予習内容
Preparation for Class
第5章についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第5章について読み返しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
コンテンツが可能になる場所⑤:コンテンツ観光と移住について論じる
予習内容
Preparation for Class
第4章についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
アニメ聖地巡礼を題材にした論文をいくつか読んでみること 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
産業と場所①:コンテンツ生産について国際合作を事例として議論
予習内容
Preparation for Class
7章についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
対象となる映像について自分でも調べてみること 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
産業と場所②:巨大産業が作り上げる表象としてディズニーを事例に論ずる
予習内容
Preparation for Class
第10章についてあらかじめ読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ディズニーに関する関連論文を読んでみること 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
産業と場所③:アニメが作られる現場でどのように複数の場所を複合しながら生産がなされているか議論する
予習内容
Preparation for Class
第6章についてあらかじめ読んでくること。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第6章に加えて第8章も読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
技術が作り変える場所①:技術が作られる場所の経験の多層性についてVRやARといった現実性と創造的な空間との関係について議論する。
予習内容
Preparation for Class
第14章について読んでくること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
VR・ARなどについていくつかの論文を読むこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
技術が作り変える場所②:アニメーションにおける論争空間について議論する
予習内容
Preparation for Class
第13章についてあらかじめ読んでくること。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ネット上のいくつかの論争を講義の視点をもとに見てみること 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
技術が作り変える場所③:コンテンツ受容空間の分断をオタク表象を元に議論する。
予習内容
Preparation for Class
第12章についてあらかじめ読んでくること。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第12章と関連する論文を読み返すこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
技術が作り変える場所④:オタク活動と社会運動についてセクシュアリティと関連づけながら論じる
予習内容
Preparation for Class
第15章についてあらかじめ読んでくること。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
フィクトセクシュアルという言葉と関連する文献について調べておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめ
予習内容
Preparation for Class
レポートの準備を行うこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分が書いたレポートを自分で説明・講評できるようにすること 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
文化とメディアの社会学入門1の延長線上で議論を展開するので可能であれば両方受講いただきたいが難しい場合は前期のテキスト『アニメの社会学』を事前準備として時間を見つけて読むことが望ましい。
教科書   Texts 永田大輔・松永伸太朗・杉山怜美編『アニメと場所の社会学――文化産業における共通文化の可能性』ナカニシヤ出版(6月発売予定、仮題・章の順番は変わる可能性がある)
参考書   Reference Books 永田大輔・近藤和都・溝尻真也・飯田豊『ビデオのメディア論』青弓社 永田大輔・松永伸太朗編『アニメの社会学――アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論』ナカニシヤ出版 他適宜指示する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
レポート60%平常課題40%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分47秒