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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21G2301001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name D1841ボランティア学1
テーマ   Theme ボランティアの文化人類学:贈与・労働・政治という切り口から考える
科目名   Name of Subject D1841ボランティア学1
英字科目名
English Name of Subject
Volunteer Studies 1
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 猪瀬 浩平
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description ボランティアは、「市場」や「国家」による人と人の結びつけ方とは違った原理で、「わたし(=自己)」とかけがえのない「あなた(=他者)」とを結ぶ営みである。そんな理解に立った上で、労働、自発性、贈与、そして自治という切り口から、「ボランティア」という営みを考えると共に、ボランティアのような一見「不合理」な営みを行ってしまう人間という存在の面白さを探求する。
到達目標   Class Goals ・講義やディスカッションを通じて、ボランティアの多面的な意味を理解する。
・常識では「合理的」で、「まともに」に見える営み(たとえば経済活動や、公共政策)の中に潜む「不合理さ」を問う視点を手に入れる。
・市場と国家との関係の中に「自治」なるものを定位し、その可能性と限界を自分の問題として考えることが出来る。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス ボランティアを考える、ボランティアから考える
予習内容
Preparation for Class
事前に課せられた予習課題をこなす。あわせて、授業に関連するテーマについて、関連する文献や新聞、テレビ、映画、インターネット記事や動画に常日頃から目を通し、考えたことを自分のノートにまとめる。毎週2時間程度の所要時間を想定する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布資料や参考資料も含めて毎回の授業を振り返り、リアクションペーパーを作成する。授業に関連したテーマで活動しているNPO、NGO、企業その他のホームページを探して目を通す。毎週2時間程度の所要時間を想定する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
環境福祉:見沼田んぼ福祉農園
予習内容
Preparation for Class
見沼田んぼ福祉農園のホームページや関連記事を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
ネットワーキング:ボランティアの自発性、そして「利他」
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
つながることで変えていく:生活クラブ生協の取り組み ゲスト 山田鞠子さん(生活クラブ生協情報企画部広報課)
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
労働①:ボランティアは自己満足であると言われるが、なぜアルバイトでは言われないのか?
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。【小レポートを課す】 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
労働②:「はたらく」と「かせぐ」
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
贈与①:市場領域/消費社会の拡大
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
贈与②:交換の論理、贈与の論理
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
市場の失敗、国家の失敗/贈与のパラドックスとやりがい搾取
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
公共性①:「そんなことはボランティアではない」 ボランティアと「正しさ」
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
公共性②:「愛と正義を否定する」 青い芝の会からの問いかけ
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ゲスト講演:障害のある人も地域で生きる、神奈川県の運動の歴史
神奈川新聞記者 成田洋樹氏
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
市民科学:水俣病とボランティア
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
ボランタリズム:今ある社会の仕組みを問い直す、今ある社会の仕組みを組み替える
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
各自の授業のまとめ
予習内容
Preparation for Class
授業で指示した課題に取り組む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ノート・教科書・配布資料等をもとに授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・ボランティアを考えることを通じて、人間とは何か? 社会とは何か? を考える柔軟な思考を期待します。
・授業では学生の意見を聞く場面が多々あります。積極的な応答を期待します。
教科書   Texts 猪瀬浩平『ボランティアってなんだっけ?』岩波ブックレット。
その他の必読文献はmanabaで示します。
参考書   Reference Books manabaで示します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
・授業への参加姿勢とmanabaで提示した課題(60%)、期末テスト(40%)によって評価。
・なお各回の提出課題について、剽窃・盗用などの不正が発覚した場合は、厳しい処分をするので注意すること。
・感染症の罹患など、やむを得ない事情で複数回欠席する場合は、授業代替課題を出します。所定の申請様式を用意したうえで、教員に相談してください。
関連URL   Related URL
備考   Notes ・各回の講義は、理解度やゲストスピーカーの都合によって前後することがあります。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分48秒