シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21G7000000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGIND141現代平和研究1/D1871現代平和研究1
テーマ   Theme 広島・長崎講座
科目名   Name of Subject MGIND141現代平和研究1
英字科目名
English Name of Subject
Contemporary Peace Studies 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 篠崎 美生子
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 木曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description この授業は、広島・長崎への原爆投下から今日までの核状況に関する基礎知識を確かなものにするとともに、どのような形で自分が平和に貢献できるかを学び、考えるためのものである。なお、この授業は明治学院大学国際平和研究所が提供するもので、広島市・長崎市・(公財)広島平和文化センターが普及を図っている「広島・長崎講座」にも認定されている。各回に掲げられたテーマについて、複数の講師がリレー方式で担当するので、それをよく消化し、自らの問題意識を持ってもらいたい。
到達目標   Class Goals 1.広島・長崎での被爆および現在に至る核状況について、十分な知識を得る。
2.被爆及び核の問題を、自分にひきつけてとらえることができる。
3.核の問題を、未来にわたる全人類の問題としてとらえることができる。
4.現在および未来の平和のために、自分にどのようなことができるかを積極的に考えることができる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
・ガイダンス:この授業のルール説明
・イントロダクション:自分と核とのかかわりを確認する
予習内容
Preparation for Class
広島・長崎について、また現在の核状況について、自分が知っていることをふりかえり、まとめてみる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパー 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
第1章 広島・長崎とその記憶(1)原爆開発までの経緯
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、広島・長崎における原爆被害について調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
第1章 広島・長崎とその記憶(2)原子雲の下で何があったか
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、広島・長崎における原爆被害について調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
第1章 広島・長崎とその記憶(3)「被爆者」の歩み
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、広島・長崎での被爆者のその後について予習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
第2章 ビキニ事件とその影響(1)水爆実験の状況とビキニ事件
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、ビキニ事件(第五福竜丸事件)について予習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
第2章 ビキニ事件とその影響(2)ビキニ事件とその後の日本社会
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、ビキニ事件前後の日本社会の状況について予習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
第2章 ビキニ事件とその影響(3)ビキニ事件と文化
予習内容
Preparation for Class
資料等を参照し、映画「ゴジラ」等、ビキニ事件の影響下に生まれた文化について予習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
第3章 グローバル被ばく者(1)核実験と人間
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、1945年7月以来の核実験史について予習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
第3章 グローバル被ばく者(2)NPTから核兵器禁止条約への転換
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、NPTとは何か、核兵器禁止条約とは何かについて予習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
第3章 グローバル被ばく者(3)原発と核燃料サイクルの被ばく者
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、過去の原発事故や、原発運用における被ばくについて予習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
第4章 記憶を継承するために(1)「原爆」と芸術
予習内容
Preparation for Class
資料や丸木美術館HP等を参照し、「原爆の図」について予習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
第4章 記憶を継承するために(2)学校教育と原爆
予習内容
Preparation for Class
高校までの「国語」「社会」「音楽」等で、「原爆」に関するどのような教育を受けてきたか、復習しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
第4章 記憶を継承するために(3)若い世代にできること
予習内容
Preparation for Class
資料を参照し、被爆経験のない若い世代による反核活動にどのようなものがあるかを調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
第5章 現代の危機
予習内容
Preparation for Class
今日、世界中でどのような戦争、紛争があるか、その状況はどのようなものかを調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括 毎回の授業内容を振り返る。
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容を復習しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
リアクションペーパーまたは小テスト 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・教員から受講生への連絡はmanabaを通じて行うので、日常的に確認すること。
・予復習を欠かさないこと。また、授業内容に関連のある報道に関心を持つこと。
・ゲスト講師の話は貴重なものである。毎回誠実に受講すること。
・各回の授業内容は、ゲスト講師の都合などによって変更することがある。初回授業で改めて授業計画を示すので、必ず出席すること。
教科書   Texts なし。資料は随時manaba等で紹介する。
参考書   Reference Books ・河勝重美ほか編『原爆地獄 ヒロシマ生き証人の語り描く一人ひとりの生と死(日英版)』(ヒロシマ「原爆地獄」を世界に弘める会、2011、¥1905)
・岡村幸宣『非核芸術案内:核どう描かれてきたか』(岩波ブックレット、2013、¥660)ほか。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
リアクションペーパー50%、小テスト50%
関連URL   Related URL http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考   Notes 「日本文学概論2」(秋学期 金3/4)と合わせて受講することをお勧めする。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 22時59分15秒