シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 21N2006501
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義・実習(対面授業)
授業名称   Class Name E1941ボランティア特別研究101
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject E1941ボランティア特別研究101
英字科目名
English Name of Subject
Special Topics of Volunteer Studies 101
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 猪瀬 浩平
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description  今年のこのプログラム全体のテーマは「森に学ぶ」です。夏休みに四万十町で行うフィールドワークに向けて森林と人間の関係がどのように変化してきたのか理解するとともに、現在の日本の森林が抱えている課題や、その課題の中で行われている市民活動について学んでいきます。
 授業は講義だけでなく、ゲストスピーカーのよる講演、大学周辺の森林をめぐるフィールドワーク、週末行う実習の準備や振り返り、夏休みの実習に向けた準備で構成されます。ディスカッションやグループワークも行いますので、森に関心を持つ意欲的な学生の参加を期待します。
到達目標   Class Goals  授業を通じ、現代の日本の森林が抱える課題を踏まえたうえで、人間と森林の関係の多面性と、森林保全をめぐって各地で行われている市民活動の意味を理解する。そのうえで、以下の力を身に着ける。
 春学期のこの授業では、このプログラム全体のテーマである「エコシステム」とは何かということを学びます。そして、森―川―海というエコシステムを実習で体系的に理解できるようにしていきます。


・市民活動の現場と出会うなかで自分の価値観を相対化し、他者に開かれたものに鍛えていく姿勢
・自らの問題意識を整理し、必要な情報を収集し、現代社会が直面する課題を見出す力(情報の収集力、分析力、判断力)
・他の履修者との対話を通じて、課題の把握や解決策の立案をするコミュニケーション力
・実習記録(フィールドノーツ)の作成方法
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
【仮登録/選抜前授業】ガイダンス/履修者選抜作文
予習内容
Preparation for Class
シラバスを熟読するとともに、この授業を履修するにあたっての自分の動機や問題意識を整理する。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
選抜作文を書き上げ、提出する 目安時間
Hours
1 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
アイスブレーク・ワークショップ/一年間のスケジュールの確認
予習内容
Preparation for Class
授業で指示された資料を精読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
森林と人間の歴史を学ぶ/自伐林業についての映像の視聴
予習内容
Preparation for Class
教科書(84~87、94~97、104~107、130~133)を精読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ゲスト講義:自伐型林業が守るエコシステム 上垣喜寛さん(NPO法人自伐林業推進協会)
予習内容
Preparation for Class
教科書(142~145、150~153)を精読し、上垣さんへの質問をまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員(ゲスト)が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
ゲスト講義の振り返り(ゲストの示した文献の精読)+教科書講読(
予習内容
Preparation for Class
教科書(134~157)を精読する。文献レビュー担当者は、プレゼンテーションを準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
日本の森林の課題を学ぶ+教科書講読
予習内容
Preparation for Class
教科書(104-129)を精読する。文献レビュー担当者は、プレゼンテーションを準備する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
実習記録の作成方法①
予習内容
Preparation for Class
授業で指示された資料を精読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
週末実習ガイダンス/実習記録の作成方法②
予習内容
Preparation for Class
授業で指示された資料を精読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
実習記録の共有とディスカッション
予習内容
Preparation for Class
授業で指示された資料を精読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
夏休み実習訪問地についてのレクチャー
予習内容
Preparation for Class
教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ゲスト講義:エコシステムへの視点
予習内容
Preparation for Class
教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ゲスト講義の振り返りと、実習とのつながりを探るディスカッション
予習内容
Preparation for Class
教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
個別相談の内容を踏まえて、実習計画を確定させる。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
夏休み実習に向けたグループワーク
予習内容
Preparation for Class
教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
授業の振り返りと実習に向けてのガイダンス
予習内容
Preparation for Class
教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業記録を作成するとともに、教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
文献学習とレポート作成
予習内容
Preparation for Class
教員が課した課題に取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
文献学習を踏まえて、最終レポートを作成する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
①実習(ボランティア・市民活動実習)は8月中心に、春学期や秋学期の週末をつかって実施します(詳細は、ボランティア・市民活動実習のシラバスを読んでください)。

②初回授業でこの授業に関するレポートを書いてもらい、それによって選抜します(10名以内の予定)。そのため、関連する授業のシラバスの全文をよく読み、初回授業には必ず参加してください。

③履修が認められた場合、登録は教員が行います。この授業の他に、春集中の「ボランティア・市民活動実実習」、秋学期「ボランティア・市民活動論1B」の2コマ(4単位)がセット履修になります。関連科目のシラバスもよく読んでください。

④このプログラムは、春学期と夏休みのの終わりに2000字程度のレポート、プログラムの最後(秋学期末)に4000字以上のレポートを出します。レポートライティングの基礎的な力をつけるため、明治学院共通科目の「アカデミック・ライティングの基礎」、もしくは「アカデミック・ライティング演習1」の履修を強く推奨します。
教科書   Texts 二平章、佐藤宣子編『ほんとうのエコシステムってなに:漁業・林業を知ると世界がわかる3』農山漁村文化協会
参考書   Reference Books 内山節『森にかよう道』農文協
内山節編『<森林社会学>宣言』有斐閣選書
D.G.ハスケル『木々は歌う―ー植物・微生物・人の関係性で解く森の生態学』築地書館
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加姿勢(manabaで提出する課題の内容+授業時の活動内容、実習準備への貢献度等)で70%、最終レポート30%で評価する。
関連URL   Related URL
備考   Notes ・春学期中に各自の問題意識と個性を把握するための個別面談を実施します。
・2年生以上の履修も歓迎します。
・「ボランティア学入門2」(猪瀬浩平担当)、「文化人類学各論2」(池田昭光先生担当)の履修を推奨します。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分48秒