シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2CH1016501
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 西洋音楽通史S
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 西洋音楽通史S
英字科目名
English Name of Subject
General History of Western Music S
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 和田 ちはる
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 火曜4時限(秋学期)
授業概要   Course Description 秋学期は西洋音楽史のうち、後期古典派(ベートーヴェンを含む)以降、現代までの音楽について、実際に音楽を聴きながら、時代ごとの特徴や変遷について学びます。基本的には古い時代から順にたどっていきますが、途中で特定のテーマに焦点をあてる「フォーカス」の回を数回はさみ、音楽の歴史はさまざまな観点から語ることができるということを理解します。毎回の授業終了後に確認課題を提出します。
到達目標   Class Goals 西洋音楽の歴史が、社会や政治の歩みと密接に関連していることを理解する。
西洋音楽史を現代に至る文化のひとつの流れとして多角的にとらえる姿勢を身につける。
さまざまな時代の音楽を聴き、それらを自分自身の関心と結び付けて考える。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
授業についてのガイダンス
フォーカス1:音楽と社会のかかわり
社会における音楽家の地位や役割の変遷を知り、それぞれの時代において、音楽は誰のために書かれ、演奏されたのかについて学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
自分のこれまでの経験を振り返り、音楽は現代社会においてどのような役割を持ち、音楽家(ミュージシャン)と呼ばれる人々はどのような存在だと思うか、考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
フォーカス2:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
古典派から初期ロマン派への過渡期に活躍し、後の時代にさまざまな意味で大きな影響を与えたベートーヴェンについて学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
ベートーヴェンについての一般的な知識を得ておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
19世紀前半を中心とした器楽曲(1)独奏曲、協奏曲、室内楽曲(アンサンブル)
ロマン派の器楽曲のうち、独奏楽器を含む音楽と小規模な器楽アンサンブルの特徴や傾向について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
19世紀前半を中心とした器楽曲(2)オーケストラ曲
ロマン派の器楽曲のうち、オーケストラで演奏される音楽の特徴や傾向について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
19世紀のオペラ以外の声楽曲
ロマン主義の時代の歌曲、合唱曲、宗教曲について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
19世紀のオペラ(1)
主にイタリアとフランスの19世紀のオペラの特徴について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
19世紀のオペラ(2)
主にドイツ・オーストリアの19世紀のオペラの特徴について学ぶ
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
音楽の民族主義
西洋音楽の「中心地以外」の地域で、19世紀後半から20世紀初頭に起こった「音楽の民族主義」について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
19世紀後半~20世紀初頭にかけてのドイツ・オーストリア、フランス、イタリアの音楽
西洋音楽のいわゆる「中心地」における後期ロマン派の音楽の動向について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
1930年頃までの「新しい音楽」
長調、短調の原則を離れ、それまでとは違う新しい響きが模索されはじめた時代の音楽について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
フォーカス3:第二次世界大戦と音楽
戦争と音楽の歴史を概観し、特に第二次世界大戦時、音楽は戦争とどのように関わったのかを学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
アメリカ合衆国の音楽
アメリカの音楽史の概要と特に20世紀以降の影響力について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
第二次世界大戦後の「現代音楽」(1)
20世紀後半の西ヨーロッパとアメリカの音楽の動向について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
第二次世界大戦後の「現代音楽」(2)
20世紀後半のソ連(ロシア)・東ヨーロッパの音楽と非ヨーロッパ地域の音楽の動向について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
該当する時代と地域の一般的な世界史の知識を確認しておいてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配布するレジュメに基づいて授業の内容を再確認し、興味を持った音楽はもういちど聴いてみてください。確認課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
【特別学修回】総括
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業で学んだことを振り返ってください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaで配布される資料も参考にして、不確かだったところを確認してください。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
音楽は説明を聞いただけではわかりません。また、授業ではできるだけ多くの音楽を取り上げたいと思いますので、授業時間中にはその音楽の一部分しか聴くことができません。興味を持ったものはぜひ、その全体を聴いてみてください。また、ジャンルや時代を問わず、さまざまな音楽を聴いてください。
教科書   Texts 特定の教科書は使用しません。毎回の授業時にレジュメ(授業の要約)を配布します。
参考書   Reference Books グラウト/パリスカ『新 西洋音楽史』上・中・下 戸口幸策、津上英輔、寺西基之訳、音楽之友社、1998/2001年
S.セーディ(総監修)『西洋の音楽と社会』全12巻
上尾信也『音楽のヨーロッパ史』 講談社、2000年(講談社現代新書1499) 
村田千尋『西洋音楽史再入門: 4つの視点で読み解く音楽と社会』春秋社、2016年
必要に応じて参照してください。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業終了後に提出する確認課題 50%、定期試験 50%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分51秒