シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2CH1040500
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LAMED102メディア・コミュニケーション論序説S/メディア論序説S
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LAMED102メディア・コミュニケーション論序説S
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Media and Communication S
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 古川 柳子
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 月曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description 春学期の芸術・メディア・コミュニケーションについての歴史的な学びを踏まえ、人間の表現活動とメディアの関係について理解を深めていく授業です。
今、メディア環境は歴史的激変期にあるといわれます。
21世紀に入りデジタル技術が進む中、メディアは社会の時空間の構造や人間の思考、行動にも大きな影響をもたらしています。そして、その中で芸術・表現の新たなかたちも生まれているのです。 
秋学期は、日常的には意識されにくいメディア環境の構造や、新旧メディア技術を活用した芸術・表現について学んでいきましょう。
到達目標   Class Goals 秋学期の目標 
◇我々の日常を形作っている社会的コミュニケーションの仕組みを理解する
◇人間の芸術・表現活動とメディア技術の相互関係の在り方を考える
◇メディア論的なものの見方を学び、メデイアを読み解き活用するスキルを身につける
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
◆秋学期ガイダンス
・秋学期の授業内容&授業の進め方
・メディア論的視座と芸術メディア論コースが対象とするテーマ
予習内容
Preparation for Class
自分が毎日どのようなメディアと接点を持っているか考えてきてください 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を、自分なりに考えるために
毎回、振り返りレポートを提出していただきます。
目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
◆私たちを取り巻くメディア環境
・私たちはどんなメディア環境の中に生きているのか?
・環境とはなんだ?どのように作られるものなのか?
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
日々の生活の中で接しているメディアや、メディア活動についてのアンケート
(授業前に「manaba」で提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
◆メディアの「アーキテクチャ」という概念
・「アーキテクチャ」って何?・・・私たちを縛る透明な拘束
・デジタル技術とアナログ技術の相違と関係性
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
両親や祖父母に取材して、自分たちのメディア活動と比較する
(授業前に「manaba」で提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
◆SNSのアーキテクチャとコミュニケーション
・SNSをめぐる快・不快はなぜ起こる?
・デジタルメディアを枠づける「アレゴリズム」
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
SNSをめぐる快・不快体験を振り返ってみる
(授業前に「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
◆「メディア」「インターフェイス」「コンテンツ」の関係性
・メディアを構成する諸要素を理解する
・「メディア」と「コンテンツ」を繋ぐ「枠組」の存在を考える
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
メディアで発信されている情報が自分に届くまでのプロセスを考えてみる
(授業前に「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
◆「表現の枠組み」と舞台裏
・テレビやSNSに「映像」が映るまで
・クロスメディア展開・・・「テレビを見る」とは何を見ている?
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
テレビやネットが「見えるまで」の経緯を予想してみる
(授業前に「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
◆メディアをめぐる経済の仕組み
・広告ビジネス&コンテンツビジネス
・「ただ」で見れる仕組み&著作権と経済
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
なぜSNSがタダで使えるのか考えてこよう
(授業前に「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
◆メディア・ネットワークの変遷
・出来事は「繋がり方」でできている・・・ネットワークの世界史
・「繋がっていること」のメリットとデメリット
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
もしスマホがなくなったら、あなたに何が起こりますか?
(授業前に学習システム「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
◆「空間メディア」の媒介力
・リアル空間でなければ媒介できないものは?
・空間や物質が持つ「メディア性」を探求する
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
メディアで常に「繋がってること/いないこと」の意味を考える
(授業前に学習システム「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
◆「空間」が創るメディア&メディアが創る「空間」概念
・スマホでコミュニケーションしているとき、あなたの意識はどこにある?
・身体の拡張とサイバー空間
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
日常生活の中の「展示」を探して写真にとってくる。
(授業前に学習システム「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
◆映像に織り込まれた「時間」
・時間軸を有するメディアのコミュニケーション
・ドキュメンタリーの時間&断片化する時間
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
日常的に映像とどのようにつきあっているか振り返ってみる
(授業前に学習システム「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
◆メディアが創る時間概念
・社会的な時間とメディアはどのように関わってきたのか?
・人間の身体感覚と社会時間の同期
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
自分の生活時間とメディアの関係を振り返ってみる
(授業前に学習システム「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
◆メディア境界線の越境と架橋
・新しい技術と芸術表現の関係性
・メディアの境界を越えていく芸術表現の駆動力
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
あなたが好きな「コンテンツ」はどのようにメディア展開されているか調べてみる
(授業前に学習システム「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
◆新しい芸術表現とメディア技術の変遷
・新しい技術は芸術表現をどう変えていくいのか?
・「人間の拡張」としてのAI&ロボット
予習内容
Preparation for Class
【準備課題】
生活の中にあるアートには、どんなものがあるだろう?
(授業前に学習システム「manaba」に提出)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業で得た知識や提示された問題を自分なりに考え、振り返りレポートを提出
目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
◆秋学期総括:メディア環境と芸術
・総括レポート
予習内容
Preparation for Class
秋学期に学んだことを振り返り期末レポートの準備をする 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
総括レポートの執筆 目安時間
Hours
3 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
◆授業に関する連絡や、課題・レポートの情報等は「manaba]で伝達すので必ず確認するように。
◆「メディア」の学びを深めるために、当り前と思われる日常をメディア論的な枠組みで見直すことは大変重要です。
 【授業準備】⇒【講義】⇒【瑠璃帰りレポート】の循環はそれを確認する循環的プロセスなので
 積極的に取り組んでください。
◆成績評価は、準備課題・振り返りレポート・授業時のリアクション・総括レポートなどの
 総合評価となります。
◆春学期は、秋学期のメディア・コミュニケーション論序説Sの基礎となる授業なので、
 合わせて受講するのが望ましい。
 芸術メディア論コース希望者は春・秋両方の履修が必須となります。
 ※授業内容は進行状況によって、順番の入れ替えや変更がありえます。
教科書   Texts 「大学生のためのメディアリテラシー」三省堂
参考書   Reference Books 授業の中で適宜指示します
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業参画・振り返りレポート30%・提出課題評価40%・期末レポート30%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月02日 11時28分12秒