シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2CH2042002
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 演習(対面授業)
授業名称   Class Name 芸術メディア論演習3A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 芸術メディア論演習3A
英字科目名
English Name of Subject
Seminar on Performing Art and Media 3A
科目単位数   Credit 1
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 古川 柳子
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 月曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description この授業は、メディア表現と創発的コミュニケーションの基礎力を培っていく演習授業です。                                                         今、メディアツールは私たちの身の回りにあふれていますが、皆さんはメディアで表現、発信することを創造的にできているでしょうか?
創造的なメディア表現はいくつかの基礎力に支えられています。たとえば、
日常の中から自分にとって「面白いモノ・コト」を発見していく発想力や洞察力、
自分の「想い」を人に伝わる表現の「かたち」にする企画力や実行力、
他者とのコミュニケーションや協働を通して個人の力を越えてく創発力 等々。                         この授業では、春学期、秋学期それぞれ3つのメディア表現のための実践課題が用意されています。
身近なメディアツールを活用して、実践課題に一つ一つ取り組みながらメディア表現に必要な力を体得していきましょう。
到達目標   Class Goals 春学期の目標                                                       ◇「あたりまえ」な日常を多様な角度から視る眼力を鍛える
◇自分の関心から発想を拡げ、企画を立ち上げてメディアで表現する力を実践的に身に着ける
◇人と知恵やアイデアを持ち寄り、協力しながらより良い表現を模索する創発力を体得する
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
春学期ガイダンス&【セッション1】ガイダンス
 【注意】ダイガンス出席者のみ履修を認めますので、希望者は必ず出席してください。
・授業の進め方
・春学期の3つの課題の概要説明
・【セッション1】「10 人の私①」アイスブレイク
 「自分」をどう紹介するか・・・言葉とはどういうメディア?
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読んでくる 目安時間
Hours
0.5 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
体験は言語化することで初めて自分の認識となっていきます。授業でのディスカッションや表現活動を客観的に見直すための振り返りレポートを必ず提出していただきます。
目安時間
Hours
1 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
【セッション1】「10人の私②」
・自分の持つ多様性を探し出す⇒グループで「10人の私」を紹介しあう
・キャッチーなネーミングはどうできているか?・・・言葉を動かすと世界が変わる
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
※毎回、授業に必要な課題が提示されるので、必ず準備して授業にのぞんでください。
・「10人の私」を完成させてくる
・気になるキャッチフレーズやネーミングを探してくる
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
経験を言語化して自分の認識とするために、その日の授業を客観的に見直す振り返りレポートを提出。
目安時間
Hours
1 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
【セッション1】「10人の私」―③
・魅力的な自分を探し出す⇒自己紹介大会
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
「魅力的な自己紹介」のためのプレゼンテーション資料制作
目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
【セッション1総括レポート】
セッション1の一連の実践を振り返り、体得した知識や気づいたことについてレポートする
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
【セッション2】「面白いモノ」を語る/「面白い」をモノで語る①・・・アイスブレイク
・「面白い」ってどういうこと?自分は何を「面白い」と思うのか?
・ディスカッションをしながら「面白い」の多様性を考える
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
「面白い」とはどういうことかを考えて来る
・「面白い」という言葉を自分はどういう時に使っているか?
・自分にとって「面白い」とはどういう意味?
・「面白い」と思うヒト・モノ・コトを書き出してみる
目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業の中で体得した知識や、ディスカッションから発見した知見を振り返りレポート。
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
【セッション2】「面白いモノ」を語る/「面白い」をモノで語る②・・・企画
・自分が考える「面白い」ヒト・モノ・コトを伝えるための企画書をグループ内で検討しあう
・「自分の当り前」は「人の当り前」ではない!
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・自分が紹介したいヒト・モノ・コトの紹介プレゼンテーション企画案を書いてくる(最低3本)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業の中で体得した知識や、ディスカッションから発見した知見を振り返りレポート。
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
【セッション2】「面白いモノ」を語る/「面白い」をモノで語る③・・・構成
・自分にとって「面白いヒト・モノ・コト」の伝え方を考える⇒「モノ語り」の構造を学ぶ
・どういう要素があれば自分が考える「面白さ」は伝わるのか?
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・紹介する「面白いヒト・モノ・コト」を決定し、その「面白さ」の要素を言語化する
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業の中で体得した知識や、ディスカッションから発見した知見を振り返りレポート。
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
【セッション2】「面白いモノ」を語る/「面白い」をモノで語る④・・・制作
・自分にとっての「面白い○○」はどうすればそれを知らない人に伝わるのか?
・グループで客観的にアドバイスしあってブラッシュアップ
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・自分にとっての「モノ・語り」を人に伝えるため必要な要素と構成を考え、
 プレゼンテーションのパワーポイント案を作成してくる
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業の中で体得した知識や、ディスカッションから発見した知見を振り返りレポート。
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
【セッション2】「面白いモノ」を語る/「面白い」をモノで語る⑤・・・発表1
・自分にとっての「面白い○○」をプレゼンテーションする(前半)
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・プレゼンテーションのための準備
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
・セッション2の自分の発表の振り返り
・人のプレゼンテーションに対するリアクション&評価
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
【セッション2】「面白いモノ」を語る/「面白い」をモノで語るー⑥・・・発表2
・自分にとっての「面白い○○」をプレゼンテーションする(後半)
・セッション1&セッション2の総括・・・「紹介」はメディア表現の最初の一歩
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・プレゼンテーションのための準備
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【セッション2の総括レポート】
・セッション2の一連の実践を振り返り、各プロセスでの体験や気づきについて振り返る
・自分の頭の中にある抽象概念を「表現のかたち」にするために必要なことを考察する
目安時間
Hours
3 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
【セッション3】スマホ写真でクイズを創ろう①・・・アイスブレイク
・「写真」とはどういうメディア?
・自分のスマホの中にはどんな写真が蓄積されている?どんな時に写真を撮っている?
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
自分のスマホの写真アーカイブを見直し、自分が撮ったり保存したりしている写真の傾向を分析してくる
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業の中で体得した知識や、ディスカッションから発見した知見を振り返りレポート。
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
【セッション3】スマホ写真でクイズを創ろう②・・・写真の「裏」を探り合う
・グループ内で自分の写真の中からクイズを出し合い、その背景を語り合う
・写真が映しているもの/映していないものは、何だろう?
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・自分のスマホ写真ライブラリーの中から背景に物語がある写真をいくつか選んでくる
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業の中で体得した知識や、ディスカッションから発見した知見を振り返りレポート。
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
【セッション3】スマホ写真でクイズを創ろう③・・・写真を使ってどんなクイズができるか
・各自が持ち寄った案をもとにグループでクイズを制作(問題・選択回答・解説の構成)
・「クイズ」というコミュニケーション形態について考える
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・各自それぞれクイズの企画案を作成してくる
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業の中で体得した知識や、ディスカッションから発見した知見を振り返りレポート。
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
【セッション3】スマホ写真でクイズを創ろう④・・・プレゼンテーション企画
・クイズのプレゼンテーションの材料を制作する
・エンターテイメントとしての「クイズ」の演出を考える
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・グループメンバーで手分けしてパワーポイントを制作
(授業時間で完成できるように役割分担をして自宅作業したものを持ち寄る)
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【振り返りレポート】
授業の中で体得した知識や、ディスカッションから発見した知見を振り返りレポート。
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
【セッション3】スマホ写真でクイズを創ろう⑤・・・プレゼンテーション
・大クイズ大会!!
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・各グループごとのプレゼンテーションの準備
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【セッション3総括レポート】
セッション3の一連のプロセスを振り返り以下のような点について考察する
・写真というメディアの特性
・「クイズ」というコミュニケーション形式
・エンターテイメントを目的とコンテンツ制作
目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
春学期総括:セッション1・2・3振り返り
予習内容
Preparation for Class
【授業準備】
・春学期の3つのセッションそれぞれの、メディアとコミュニケーションの要素について考える
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
【春学期の総括レポート】 目安時間
Hours
3 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
◆受講希望者は必ず初日のガイダンスに出席すること。
 (ガイダンス未出席者の履修は認められません)
◆授業に関する連絡や課題・レポートに関する情報は「manaba」で伝えるので必ず確認してください。
◆春学期中に課題3セッションに取り組みますが、全セッションの作品完成・発表・総括レポート提出が単位取得の条件です。
 (いずれかが欠けた場合は次のセッションに進めない=単位取得はできない) 
◆グループでの作業も多く、全員が責任をもって課題の準備をして臨むことが求められるので、
 全日出席を基本とします。
 (どうしても欠席する必要がある場合は必ず事前に連絡をすること。)
◆秋学期「芸術メディア論2年次演習2B」の受講は、春学期「芸術メディア論2年次演習2A」の
 単位修得を必須条件とします。
教科書   Texts 特定の教科書は使用しません
参考書   Reference Books 必要に応じて授業中に適宜指示します
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業準備・振り返りレポート40%・作品表現30%:各セッション総括レポート30%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分51秒