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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2HC1021001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 社会学概論A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 社会学概論A
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Sociology A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 ①社会学的な理論と概念に関する知識
知識・理解 ②現代社会の諸問題に関する知識
汎用的技能 ③社会調査の知識・技能
態度・志向性 ⑤社会を論理的かつ批判的に考察する態度
統合的な学習経験と創造的思考力 ⑥課題発見力・問題解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 島村 賢一
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 水曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description 人間は他者との関係性、自然との関係性の中で生きているが、社会学とはまさにそのような人間と人間の関係性、人間と自然との関係性を解明し、解読する学問である。社会における科学の意味が問われている現代社会においては、その必要性がさらに増していると言えよう。本講義ではそのために以下のことを学ぶ。
1.社会学入門:社会学とは何か、具体的な例を挙げ、科学論を中心に学ぶ。
2.社会学の歴史:19世紀から現在に至る社会学の歴史のエッセンスを考察し、解読する。
3.社会調査法:量的調査(アンケート)と質的調査(フィールドワーク、ヒアリング)
4.社会学の基礎概念:行為、他位、役割、社会規範、社会化といった社会学の基礎概念を具体的例を通じて学習する。
到達目標   Class Goals ・社会学の基本的な知識を修得し、活用できるようになる。
・世の中の出来事、時事問題について、社会学的な見方ができるようになる。
・社会学の歴史を学ぶことを通じて、近代社会の成立の意味を説明できるようになる。
・世界史の近現代史の基本的な知識を習得し、現代社会を歴史的に把握できるようになる。
・社会調査の基本的な知識を習得し、調査の本質を理解できるようになる。
・社会調査を行う際の質問紙の作成や分析のスキルを身につけ、活用できるようになる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス 社会学とは何か①:社会学が他の社会科学(経済学、政治学、法律学等)とどう違うかを説明し、社会学の独自性と意義は何かを学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
社会学とは何か② 科学論から見た社会学:論理の組み立て方と科学の目的という点から社会学の位置づけを行う。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
社会学の歴史① コントの業績を考察する。近代社会の成立の意味を解明し、社会学と近代社会の関係について考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
社会学の歴史② スペンサーとマルクスの社会理論を学習し、近代資本主義社会と社会学の関係、マルクス主義の問題点を考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
社会学の歴史③ ヴェーバーの生涯とその著作『プロテスタンティズムの倫理と資本主義』の社会学における意義を考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
社会学の歴史④ ヴェーバーの学問論と政治論、デュルケームの生涯と業績について学習し、それらの社会学における意義を考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
社会調査の基礎論:社会調査の対象は何か、他の調査と社会調査の違いは何か、社会調査によって生じる倫理的問題とは何かといったことを学習し、社会調査の意義について考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
量的調査(アンケート)の方法:調査票を作成する際に気をつけねばならないこと(質問文の順番、文章の構成と語彙等)やサンプリングの仕方や調査票の回収の仕方を学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
質的調査①フィールドワークの方法:野外調査において留意しなければならないこと(現地の人々とのコンタクトの取り方、共感と距離感とのバランスほか)や報告書の作成の仕方を学習する
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
質的調査②ヒアリングの方法と生活史研究:他者へのインタヴューを行う際にどのような点に気をつけなければならないかを学習する。生活史研究の社会調査、社会学における意義について考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
社会学の基礎概念①行為論:社会学の対象である「行為」を「行動」との違いによって定義し、行為の構成要素である欲求、目的、資源、規範について学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
社会学の基礎概念②社会関係論:人間関係を社会学ではどのように分析するのかを、地位と役割、交換、象徴的相互作用といった観点から明らかにする
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
社会学の基礎概念③集団論と社会構造論:集団とは何か、集団の類型、未組織集団にはどのようなものがあるかについて学習する。さらに社会構造の基盤である権力と階級・階層についてその基礎理論を学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
社会学の基礎概念④社会変動論:社会構造がどのように変化するかを、具体的な歴史の流れの中で学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修回:総復習:第1回~第14回の授業の重要な点を再度確認する。
予習内容
Preparation for Class
第1回~第14回のレジュメと学習ポイントを再読し、不明な点がないか確認しておく。manabaに第1回~第14回の総復習のための新たな資料を提示するので、それに目を通しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第1回~第14回のレジュメと学習ポイントを、第15回総復習のために提示した資料と関連させ、確認する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業時に時事問題を取り上げることも多いので、日頃からメディア(特に活字メディア)に接触しニュースの意味を考える。また高校の時の世界史の教科書(特に近代以降)に目を通しておく。他は授業時に指示をする。
教科書   Texts 毎回、事前にmanabaにレジュメと学習ポイントをアップロードする。紙での配布は行わないので、各自スマホやパソコン等のデジタル機器を持参するか、各自でプリントアウトしたものも持参すること。
参考書   Reference Books 松田健『テキスト現代社会学[第4版]』ミネルヴァ書房2022
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
1.期末理解度確認レポート40%、2.中間テスト20%、3.期末研究レポート40%。いずれもmanabaで行う。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分52秒