シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2HC1022000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name SGBAS102社会学概論B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject SGBAS102社会学概論B
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Sociology B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 ①社会学的な理論と概念に関する知識
知識・理解 ②現代社会の諸問題に関する知識
汎用的技能 ③社会調査の知識・技能
汎用的技能 ④社会学的考察を伝える実践力
態度・志向性 ⑤社会を論理的かつ批判的に考察する態度
統合的な学習経験と創造的思考力 ⑥課題発見力・問題解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 島村 賢一
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 水曜4時限(秋学期)
授業概要   Course Description 現代社会の諸相を以下の観点から学習する。
1.グローバル化と現代社会 国民国家、市場、グローバル化といった基本概念を学ぶ。
2.個人化と家族:家族の機能及び歴史的変遷を現代社会の趨勢である個人化との関連で考察する。
3.ジェンダー論の基礎:現代社会分析の重要な一つの概念であるジェンダー論の基本を学習する。
4.労働世界の変容と格差社会 非正規雇用問題、フリーター・ニート問題等を考察する。
5.世界リスク社会論:ベックの理論に依拠し、環境問題、テロ、戦争といった問題を考察する。
到達目標   Class Goals ・現代社会に関する社会学の基本的な概念を修得し、社会学的な考察ができるようになる。
・日々の時事問題をグローバな視点で解明し、分析できるようになる。
・近現代史の基本的な知識を習得し、現代社会を歴史的に位置付けることができるようになる。
・現代社会の具体的な諸問題について、データに基づいた分析ができるようになる。
・現代社会の具体的な諸問題について、理論的な考察ができるようになる。
・メディア情報を批判的に吟味し、解読できるようになる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス 現代社会論の基礎:1990年代以降の世界の変容を考える上でグローバル化という概念が中核になったこと、さらにその歴史的背景を学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
グローバル化と現代 ―市場と国民国家―:経済のグローバル化で中心的な位置を占める市場とグローバル化の政治的影響による国民国家の変容について学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
家族―その基礎概念と歴史的位相:家族の基本的な構造と機能を考察し、近代以降の日本における家族の歴史的変容について学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ジェンダー論の基礎:社会的、文化的性差であるジェンダーについて、とくに男女平等と人権という観点からその基礎概念と歴史的位相について学習する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
少子高齢化:少子化の要因は何か、高齢社会にはどのような課題と問題があるのかを歴史的に明らかにする。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
労働世界の変容と日本的経営:20世紀の労働世界がどのように変容してきたのか、また日本的経営の特質は何か、そして今後それらがどのように変化していくのかを考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
フリーター・ニート問題と若年の雇用政策:フリーター問題とニート問題の歴史的変遷と現状を明らかにし、さらにイギリスとドイツの若年雇用政策の意義について考察する
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
エスニシティと民族問題:人種と民族の違い、民族間の関係の類型といった民族問題の基礎概念を学習し、民族間の抑圧と被抑圧の関係を歴史的に考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
日本のエスニシティと外国人労働者問題:日本における民族問題と外国人労働者問題をドイツを中心とした西欧諸国との比較で考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
宗教と社会:宗教社会学の基礎概念を構築したデュルケームの「聖と俗」やヴェーバーの「世界宗教の経済倫理」を考察し、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教等にはどのような違いがあるのかを考察する。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
格差社会について:格差社会を考察する際の基礎的概念を把握し、格差社会が日本で論じられるようになった歴史的背景、現代日本社会の格差の実態を明らかにする。
予習内容
Preparation for Class
manabaにアップした講義資料(レジュメと学習ポイント)を読み、学習内容を考察しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ベックの世界リスク社会論①―その基本概念:ベックの生涯とその社会理論の特質を、リスクと危険の違い、第一の近代と第二の近代の違い、個人化といった観点から明らかにする
予習内容
Preparation for Class
教科書ベック『世界リスク社会論』の訳者解説「ウルリッヒ・ベックの現代社会認識」(同書147~177頁)を事前に講読しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
ベックの世界リスク社会論②―テロと戦争:2001年9月11日の米国同時多発テロについてのベックの考察を追い、現代社会におけるテロの本質を解明する。
予習内容
Preparation for Class
教科書ベック『世界リスク社会論』の「日本語版への序文」「言葉が失われるとき」(同書7~65頁)を事前に講読しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
ベックの世界リスク社会論③―環境と社会:ベックの環境問題に関する考察を追い、現代社会における環境問題の社会学的解明を試みる。
予習内容
Preparation for Class
教科書ベック『世界リスク社会論』の「世界リスク社会、世界公共性、グローバルなサブ政治」(同書67~146頁)を事前に講読しておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レジュメと学習ポイントを再読し、学習ポイントの各問いに自分で解答できるか、確認する。
レジュメに記載してある参考文献から興味のあるものを読む。
目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修回:第1回~第14回の総復習を行い、重要な点を確認する。
予習内容
Preparation for Class
第1回~第14回のレジュメと学習ポイントを再読し、不明な点がないか確認しておく。manabaに第1回~第14回の総復習のための新たな資料を提示するので、それに目を通しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第1回~第14回のレジュメと学習ポイントを、第15回総復習のために提示した資料と関連させ、確認する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業時に時事問題を取り上げることも多いので、日頃からメディア(特に活字メディア)に接触しニュースの意味を考える。また高校の時の世界史の教科書(特に近代以降)に目を通す。他は授業時に指示をする。
教科書   Texts 第11回授業からはウルリッヒ・ベック著 島村賢一訳「世界リスク社会論」ちくま学芸文庫、2010年。
毎回、事前にmanabaにレジュメと学習ポイントをアップロードする。紙での配布は行わないので、各自スマホやパソコン等のデジタル機器を持参するか、各自でプリントアウトしたものも持参すること。
参考書   Reference Books 松田健『テキスト現代社会学[第4版]』ミネルヴァ書房2022
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
1.期末理解度確認レポート40%、2.中間テスト20%、3.期末研究レポート40%。いずれもmanabaで行う。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年01月18日 08時48分33秒