シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2KC2017000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name J-CIL251民事訴訟法1
テーマ   Theme (含 法曹コース生)
科目名   Name of Subject J-CIL251民事訴訟法1
英字科目名
English Name of Subject
Civil Procedure 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然、科学などに関する幅広い教養
知識・理解 法に関する基本的な知識および体系的な理解
汎用的技能 価値観の違いを理解しようとする姿勢
汎用的技能 公正、論理的判断と柔軟な思考による解決力
態度・志向性 社会貢献する意欲、価値観の違いの理解姿勢
統合的な学習経験と創造的思考力 社会貢献する意欲と、問題発見・解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 畑 宏樹
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜2時限(秋学期)
授業概要   Course Description 民事第1審手続のうち、審理の終了に至るまでの手続の流れを学ぶとともに、民事訴訟法学習における基本概念をしっかりと身に付ける。講義形式で授業を進める。
到達目標   Class Goals 民事第1審手続(複雑な訴訟形態を除く)のうち、訴え提起から審理の終了(証拠調べ)までの流れをつかむと同時に、今後の民事訴訟法学習において必要不可欠な基本的概念についての正確な知識の定着を目指す。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
民事紛争とその処理方法
1.民事紛争とは
2.民事訴訟の意義・目的
3.民事紛争解決のための手続  など
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書1~25頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaで配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
民事裁判とは
1.民事裁判とは
2.民事訴訟の基本理念
3.民事訴訟の基本構造・民事第1審手続の大まかな流れ  など
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書1~25頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaで配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
訴訟の主体(1)―裁判所
1.裁判所の意義と構成
2.法定管轄(土地管轄・職分管轄・審級管轄・事物管轄)、専属管轄とは
3.任意管轄(応訴管轄・合意管轄)
4.移送(管轄違いの移送、裁量移送を中心に)  など
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書55~63頁、66~69頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
訴訟の主体(2)―当事者
1.当事者の概念
2.当事者の確定
3.当事者能力
4.訴訟能力
5.訴訟上の代理  など
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書42~45頁、50~55頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
訴訟の客体―訴訟物
1.訴訟物とは、訴訟物概念の4つの試金石
2.訴訟物の特定―訴訟物論争
3.訴訟物論争の今日的評価、訴訟物概念の相対化  など
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書29~32頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
訴訟の開始(1)―訴え提起の方式を中心に
1.訴えの概念、訴えの類型(訴訟3類型)
2.訴状の作成
  必要的記載事項としての請求の趣旨・請求原因を中心に
3.訴状審査・補正命令  など
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書26~29頁、71~75頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
訴訟の開始(2)―処分権主義、訴え提起の効果
1.処分権主義
 申立事項と判決事項(民訴246条)、消極的確認の訴え、一部認容判決・引換給付判決など
2.訴え提起の効果
 時効の完成猶予効、重複訴訟の禁止    など
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書180~183頁、78~84頁(該当ページ)を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
審理の対象
1.訴訟要件と本案の違い
2.訴訟要件とは
3.訴訟要件の種類
4.訴訟要件の審理方法  など
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書85~91頁、176~180頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
当事者適格・訴えの利益
・訴訟要件の中でも理解が難しい当事者適格と訴えの利益を特に採り上げて、その一般的・基礎的知識の習得を目指す。
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書46~50頁、35~42頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
口頭弁論とその準備
1.口頭弁論とは、口頭弁論の必要性
2.口頭弁論の諸原則
 公開主義、双方審尋主義、口頭主義、直接主義、集中審理主義、適時提出主義など
3.口頭弁論の準備―準備書面を中心に
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書91~97頁、115~117頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
争点整理手続
1.争点整理手続の必要性
2.争点整理手続の種類
3.争点整理手続と攻撃防御方法の提出時期
4.計画審理
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書115~124頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
弁論主義
1.弁論主義とは
2.弁論主義の根拠論
3.弁論主義の内容(弁論主義の3つのテーゼ)
4.弁論主義の補完としての釈明
5.要件事実・主要事実・間接事実とは
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書98~106頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
証明責任
1.証明責任とは
 証明度、主観的証明責任と客観的証明責任
2.証明責任の分配―証明責任論争
 法律要件分類説の考え方
3.証明責任の実践的意味合い
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書155~161頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
証拠調べ(1)
1.証拠法総論(証拠力・証拠能力・証拠原因)
2.証拠方法の種類
3.証拠調べ(人証を中心に)
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書130~140頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
証拠調べ(2)
1.証拠調べ―人証の続き(鑑定)
2.証拠調べ(文書を中心に)
予習内容
Preparation for Class
事前にmanabaで配信されるレジュメに沿って教科書141~144頁を読み、理解できなかったところを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テスト機能で配信される復習問題に回答する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
本科目の講義対象である民事裁判は、民事実体法に関する紛争を処理するための手続でありますので、大前提として民法を代表格とする民事実体法の知識が不可欠となります。既に履修した民法についての理解を今一度復習してから、本講義に臨んで下さい。
なお、板書の写真撮影は認めますが、動画の撮影・音声の録音は認めません。
※この科目は法曹コース指定科目(法曹コース必修科目)です。対面授業です。
教科書   Texts 安西明子ほか『民事訴訟法[第3版](有斐閣ストゥディアシリーズ)』(有斐閣、2023)
参考書   Reference Books ・山本和彦編『LawPractice民事訴訟法〔第4版〕』(商事法務、2021)、以下LPと表記する
・高田裕成ほか編『民事訴訟法判例百選[第6版]』(有斐閣、2023)
※LPは2024年4月に〔第5版〕が刊行予定です。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
平常点(20%)+定期試験(80%)で評価します。
平常点については、授業後に出題される復習問題(manabaで配信)のうち第3回以降のものを総合的に評価します。
定期試験については、教場での試験を実施する予定です。
相対評価です。評価割合は、S評価…10%以内、A評価…20%程度、B評価…30%程度、C評価およびそれ以外の評価…40%程度を目安とします。
関連URL   Related URL
備考   Notes 法曹コース指定科目
対面授業。
第15回は特別学習日とされていますが、法曹コース指定科目ですので、補講日を活用して15回分の授業を実施します。また、10月に一度休講を出す予定ですので、この授業では学期中2回の補講があることになります。土曜日をメドに2コマ連続で補講を実施する予定ですので、奮ってご参加ください。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 21時43分43秒