シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2KC2032301
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 法哲学1
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 法哲学1
英字科目名
English Name of Subject
Philosophy of Law 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然、科学などに関する幅広い教養
知識・理解 法に関する基本的な知識および体系的な理解
汎用的技能 価値観の違いを理解しようとする姿勢
汎用的技能 公正、論理的判断と柔軟な思考による解決力
態度・志向性 社会貢献する意欲、価値観の違いの理解姿勢
統合的な学習経験と創造的思考力 社会貢献する意欲と、問題発見・解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 高橋 文彦
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description 法哲学とは、法および法的現象について哲学的な視角から研究する学問であり、通常、(1)法の一般理論(法概念論)、(2)法律学方法論(法認識論)、(3)法価値論(法理念論、特に正義論)という3つの領域に区分される。本講義においては、(3)の主要問題について、サンデルのベストセラー『これからの「正義」の話をしよう』を基本的なテキストとして用いながら、丸山真男の「「である」ことと「する」こと」なども参照しつつ、現代正義論における最先端の論点について議論をしながら学ぶ。
到達目標   Class Goals 本講義では、上記の三つの領域のうち、(3)正義論に関する諸問題について、サンデルや丸山真男の言説を参照しながら、横断的・体系的な視角から考察することによって、受講生が現代法哲学の基本的な問題状況を正確に理解するとともに、自分自身の法哲学的な見解を表明することによって、法に関する基本的な知識および体系的な理解を深めることを、到達目標とする。
授業言語   Language 日本語+英語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
現代法哲学と正義論
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
正義への三つのアプローチ(第1章)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
功利主義(第2章)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
リバタリアニズム(第3章)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
市場と道徳(第4章)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
ビデオ:Can Rules Define Morality?(英語)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。特に、英語の配付資料は必ず辞書を引いて予習しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
イマヌエル・カント(第5章)(1)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
イマヌエル・カント(第5章)(2)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
ジョン・ロールズ(第6章)(1)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
ジョン・ロールズ(第6章)(2)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
アファーマティブ・アクション(第7章)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
アリストテレス(第8章)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
忠誠のディレンマ(第9章)(1)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
忠誠のディレンマ(第9章)(2)
予習内容
Preparation for Class
授業計画に従って、教科書および配付資料の該当箇所をしっかり読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を聴いてもよく理解できなかった点を整理して、manabaのアンケートで質問すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修回。授業内容については、第14回の授業で告知する。
予習内容
Preparation for Class
教科書および配付資料の該当箇所をすべて復習しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの授業全体を振り返ること。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
※この科目は法曹コース指定科目(法曹コース自由選択科目)です。
教科書   Texts マイケル・サンデル(鬼澤忍訳)『これからの「正義」の話をしよう』(ハヤカワ文庫、2011年)、丸山真男『日本の思想』(岩波新書、1961年)。
参考書   Reference Books 森村進編『法思想の水脈』(法律文化社、2016年)。他の参考書は授業中に指示する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
平常点(manabaアンケートにおけるコメント等)70%+期末試験30%=100%
毎回授業の終了後に実施するmanabaによるアンケートはすべて平常点の評価対象とする。
※相対評価です。評価割合は,S評価…10%以内、A評価…20%程度、B評価…30%程度、C評価およびそれ以外の評価…40%程度を目安とします。
関連URL   Related URL
備考   Notes 上記の授業計画は、授業の進行状況等に応じて多少変更することがありうる。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分52秒