シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2KD1017001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 環境問題の基礎
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 環境問題の基礎
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to environmental problems
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然、環境、情報などに関する幅広い教養
知識・理解 法的基礎知識と体系的理解
汎用的技能 コミュニケーションツールとしての情報通信技術の活用能力
汎用的技能 消費者、環境、企業活動に関する問題を解決する能力
態度・志向性 問題への積極的な取り組み
態度・志向性 “Do for Others”の精神
態度・志向性 周囲の人間や環境への配慮と共生力
統合的な学習経験と創造的思考力 新しい問題への積極的な取組みと問題解決能力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 山田 修嗣
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 木曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description 環境問題(とくに公害)について「あらためて考える」のがこの講義の内容です。過去の公害事例の中からいくつかを取り上げます。事例紹介を通じ、被害と加害のしくみ(構造)、地域社会のしくみ、行政・国の対応、社会にもたらす影響、現代社会への示唆等を確認します。公害・環境問題というと、自然科学的研究をイメージするかもしれません。しかし、この講義は、各種の問題の経過から、公害・環境問題を社会科学的に把握する方法を示します。履修者には、1)事実としての公害について説明できるようになること、2)公害が私たちにどのような影響を与えているか理解できるようになること、3)私たちが公害や環境問題を解決する方法を想定できるようになること、これら3点を身につけてもらいます。
到達目標   Class Goals 本講義は、社会科学的な視点から環境問題の基礎知識(私たちは公害・環境問題をどのように考えたらよいか)を得ることを目標とします。つまり、公害(環境問題)の「問題性」や被害そのものの紹介に加え、法律・経済・社会・人間関係などの要素から公害の論点を検討するための基礎を身につけるのがねらいです。社会科学の基礎的な話題も取り上げ、公害(環境問題)を学際的・多面的に見られるよう学んでいきます。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
イントロダクション:講義の進め方と到達目標の解説
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第1回は到達目標を説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
自然と人工の定義と課題
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第2回は自然と人工の比較について説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
公害・環境問題の定義と課題
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第3回は公害という言葉の意味を説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
足尾銅山の事例紹介と問題認識の変遷
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第4回は明治期の公害事例を説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
八幡製鉄所の事例紹介と公害対応のプロセス
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第5回は八幡製鉄所の公害事例を説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
各回の配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
水俣病(熊本)・裁判過程と問題化の過程
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第6回は四大公害の概要と水俣病を説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
水俣病(熊本)・胎児性水俣病の問題性
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第7回は胎児性水俣病を紹介します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
水俣病(熊本)・さまざまな交渉(社会的対話)
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第8回は水俣病の社会的対話を説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
新潟水俣病・裁判過程と解決への手続き
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第9回は新潟水俣病裁判を紹介します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
新潟水俣病・行政の対応と倫理的課題
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第10回は新潟の行政対応を説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
イタイイタイ病の事例紹介と社会問題の啓示性
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第11回はイタイイタイ病を紹介します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
四日市公害の事例紹介と公害の特徴の整理
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第12回は四日市公害ぜんそくを説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
公害の解決策と補償の社会的意義
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第13回は公害の解決策とその社会的意味を説明します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
四大公害の帰結と社会的意義
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第14回は四大公害事例にもとづき講義を総括します。それに必要なキーワードを把握して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。その資料をもとに講義を振り返り、どのようなストーリーでその回の話題が説明されたのか、確認して下さい。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
講義の要約+課題作成(授業内レポート)
予習内容
Preparation for Class
レジュメを事前に配布します。それを読み、どのような話題を扱うのかおさえ、事例の概要をイメージしておいて下さい。第15回は総まとめを行います。必要なキーワードを振り返っておいて下さい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメにメモを加え、学習資料として完成させて下さい。また、課題(レポート)作成において考えた公害の現代的意義について、さらに理解を深めて下さい。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
公害(や環境問題)に興味をもって講義に参加して下さい。そして、公害が今の私たちにどのような影響を与えているか、考えて下さい。講義では、発言や質問を尊重し、参加者の議論を期待します。
なお、授業の録画、板書やスクリーンの撮影、配布・配信した資料のSNS等への掲載は禁止します。必要な事情がある場合は、必ず、担当教員に相談して下さい。
教科書   Texts 使用しません。レジュメを配布します。
参考書   Reference Books 指定しません。ただし、必要に応じて、講義中に紹介します。書籍に限らず、インターネット上の資料にもアクセスしてもらい、資料を多面的に活用します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
評価は、最終回の課題作成(レポート形式)(80%)と、講義時の発言・質問・コメント等(20%:講義時に適宜指示をします)により、総合的に評価します。なお、講義の進行を妨げる人は評価の対象にしません。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分53秒