シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC0003301
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 演習(対面授業)
授業名称   Class Name 1011基礎演習A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 1011基礎演習A
英字科目名
English Name of Subject
1011Introductory Seminar A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 小林 夏美
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 月曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description  「子どもの存在を踏まえて社会のあり方を考える」をテーマに、演習を行う。現在の社会制度や規範は、基本的に大人を中心に作られており、子どもに関する問題はともすると見えにくく、見過ごされがちである。だが、子どもも既に社会のなかを生きているのであれば、子どもの存在を踏まえ、その視点に立って社会のあり方を考えることは重要である。具体的な話題として、ここ数年で注目されるようになったヤングケアラー(家族のケアを担う子ども・若者)を一つの焦点とし、輪読・討議を行うことで上記の点を考えたい。同時に、大学生に必要な基本的なアカデミック・スキルについても段階を追って身につけていく。
到達目標   Class Goals ・レジュメ作成、文献要約、発表、レポート作成等、大学生に必要なアカデミック・スキルを修得する。
・他者との議論を通じ、考えを深める習慣を身につける。
・子どもの存在を踏まえ、社会のあり方を考える姿勢を養う。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス・自己紹介
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読む。自己紹介と自分の問題関心について話せるよう、考えを整理する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を踏まえ、自分の問題関心を整理し直す。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
澁谷『ヤングケアラー』はじめに/レポートと問い
予習内容
Preparation for Class
澁谷『ヤングケアラー』の「はじめに」を読み、レジュメを作成する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分の問題関心をもとに、レポートのテーマと「問い」を考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
図書館の使い方
予習内容
Preparation for Class
図書館利用の案内動画を視聴する。一度は図書館に足を運んでみる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分のレポートに必要な文献を調べる。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
澁谷『ヤングケアラー』第1章/先行文献の重要性
予習内容
Preparation for Class
澁谷『ヤングケアラー』第1章を読み、考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
文献調査を進め、文献を読み込む。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
澁谷『ヤングケアラー』第2章/文献の要約
予習内容
Preparation for Class
澁谷『ヤングケアラー』第2章を読み、考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
読書レポートの内容を考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
澁谷『ヤングケアラー』第3章/三段構成
予習内容
Preparation for Class
澁谷『ヤングケアラー』第3章を読み、考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートのアウトラインを考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
澁谷『ヤングケアラー』第4章/パラグラフ・ライティング
予習内容
Preparation for Class
澁谷『ヤングケアラー』第4章を読み、考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートのアウトラインをまとめる。読書レポートを完成させる。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
澁谷『ヤングケアラー』第5章/読書レポートの読み合い
予習内容
Preparation for Class
澁谷『ヤングケアラー』第5章を読み、考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
文献内容のレポート本論での位置づけをあらためて考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
澁谷『ヤングケアラー』終章・おわりに/引用のしかた
予習内容
Preparation for Class
澁谷『ヤングケアラー』終章・「おわりに」を読み、考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
引用のしかたに則って、レポート本論を整える。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
追加文献①/文献リストの書き方
予習内容
Preparation for Class
追加文献を読み、考えをまとめる(扱う文献は受講生の状況をみて決定する)。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートに使用する文献をリストにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
追加文献②/構成を整える
予習内容
Preparation for Class
追加文献を読み、考えをまとめる(扱う文献は受講生の状況をみて決定する)。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートの構成を見直し、全体を整える。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
追加文献③/推敲の重要性
予習内容
Preparation for Class
追加文献を読み、考えをまとめる(扱う文献は受講生の状況をみて決定する)。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポート第1稿を見直し、文章を推敲する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
PPT発表
予習内容
Preparation for Class
レポート内容についてのPPTと発表原稿を作る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
発表へのコメントを受け、レポートをブラッシュアップする。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
発展的に考える
予習内容
Preparation for Class
指定した文学作品を読み、考えをまとめる(扱う作品は受講生の状況をみて決定する)。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、考えを整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容を復習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で得た学びをあらためて振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
演習形式の授業は、受講生が毎回出席し、報告・討議に参加してはじめて成り立つ。そのため、3回以上の欠席や、それにあたる遅刻があった場合は単位を認めない(やむを得ない理由があるときを除く)。
教科書   Texts 澁谷智子(2018)『ヤングケアラー:介護を担う子ども・若者の現実』中公新書
※入学時に配付される『アカデミック・ライティング・ハンドブック』も持参すること。
参考書   Reference Books 斎藤真緒ほか編著(2022)『子ども・若者ケアラーの声からはじまる:ヤングケアラー支援の課題』クリエイツかもがわ
濱島淑惠(2021)『子ども介護者:ヤングケアラーの現実と社会の壁』角川新書
毎日新聞取材班(2021)『ヤングケアラー:介護する子どもたち』毎日新聞出版
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
・授業への参加状況:40%
・レポート準備課題:20%
・最終レポート内容:40%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分54秒