シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC0914000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name KSCSO204現代文明論/2104現代文明論
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject KSCSO204現代文明論
英字科目名
English Name of Subject
Modern Civilizations
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 4
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 中西 恭子
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 木曜4時限(春学期), 木曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description 宗教現象と現代社会
 現代社会のなかにはさまざまなかたちで宗教現象が息づいている。しかし、西洋近代に形成された「世俗」「宗教」の二分法によってはそれらを的確に説明することがむずかしい。「霊的なもの」「価値」「尊厳」との人間のさまざまな関わりは非常に幅広い現象だからである。それらについて洞察を深める試みは、多様なルーツや宗教的信念を超えて人間どうしが連帯するために現在ますます不可欠になっている。
 この視点から、現代の文明のなかの「宗教」と「世俗」のさまざまなかかわりについて理解と考察を深めることが本講義の目的である。
 今学期は(1)なぜ「宗教」をめぐって人間は争うのか(2)宗教と学問(3)宗教とジェンダーとセクシュアリティ(4)宗教現象と身体表現(5)パブリック・ヒストリーと宗教現象の各テーマに沿って論点を整理する。
到達目標   Class Goals (1)身近な事象に照らして、現代社会における「世俗」と「宗教」の諸関係を理解する。
(2)近現代の伝統的諸宗教と近代的学知との共存あるいは相克の歴史の概略を理解する。
(3)宗教学的なものの考え方を身につけることができる。
(4)多様なルーツや信念をもつ「他者」への理解と同時に、「世俗」と「宗教」の関わりを通して自己理解を深める契機をもつ。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス
この授業の問題関心について
履修方法・受講方法について
「世俗と宗教のあいだ」についてフィードバックペーパーを課す。
予習内容
Preparation for Class
各自の問題関心を明確にする。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
現代社会のなかの宗教と「世俗」
第1回のフィードバックペーパーにコメントし、受講生諸君の問題関心をクラスで共有し、質疑応答を行う。
予習内容
Preparation for Class
第1回の授業で提示した「この授業の問題関心」を確認し、学びたいことを明確にする。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
何故人間は「宗教」をめぐって争うのか(1)
「争い」についてさまざまな宗教はどのように考えているか
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
何故人間は「宗教」をめぐって争うのか(2)
「宗教紛争」について宗教学はどのように考えているか
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
宗教と学問(1)なぜ宗教を学問的対象にする必要があるのか
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
宗教と学問(2)宗教と科学と学問にできること
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
まとめと質疑応答(1)
第6回までの講義のまとめと、フィードバックペーパーへの質疑応答を行う。
レポートの書き方について
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
宗教とジェンダーとセクシュアリティ(1)さまざまな宗教での考え方と論点の整理
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
宗教とジェンダーとセクシュアリティ(2)人間がいたわり合う社会は到来するか
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
宗教現象と身体表現(1)宗教と芸術のいろいろ
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
宗教現象と身体表現(2)祝祭と聖地
予習内容
Preparation for Class
前回の内容を復習しておく。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
宗教現象と身体表現(3)「世俗」のなかの祝祭性:「推し活」を考える
予習内容
Preparation for Class
レポートのテーマを検討し、参考文献一覧を作成する。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
宗教とパブリック・ヒストリー(1) 宗教の姿を描く
予習内容
Preparation for Class
レポートのテーマを検討し、参考文献一覧を作成する。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。余裕があれば、参考文献一覧のなかから興味をもった文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
4 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
宗教とパブリック・ヒストリー(2) 「わたしたち」と「わたしたちでないもの」
予習内容
Preparation for Class
レポートの草稿を作成する。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
感想・疑問点・質問を明らかにし、フィードバックペーパーを提出する。最終レポートを作成し、提出する(詳細は後日告知)。 目安時間
Hours
4 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめと質疑応答(2)
最終レポートへの講評のほか、今学期の講義のまとめと、フィードバックペーパーへの質疑応答を行う。
予習内容
Preparation for Class
最終レポートを提出する(詳細は後日告知)。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
学期を通して考えたことをフィードバックペーパーに記入して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
受講方法・課題提出の方法については初回の授業で説明する。
受講にあたっては、身近な宗教現象や社会のなかの宗教現象を敏感に観察するよう心がけることを推奨する。
受講生の関心・進度に応じて臨機応変に授業予定を変更する可能性がある。状況に応じて最終レポートに向けての質疑応答回を授業中に設ける。
教科書   Texts 指定しない。レジュメを配布する。
参考書   Reference Books 文献リストおよび参考作品リストを配布し、講義中に解説を行う。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
各回のフィードバックペーパー 20%
最終レポート 80%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 23時58分52秒