シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC0930000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name KSECO215環境学原論
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject KSECO215環境学原論
英字科目名
English Name of Subject
Principles of Environmental Studies
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 林 公則
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description 本授業では、横浜キャンパスに隣接する舞岡公園やキャンパス内に広がる身近な自然に触れながら、農作物、植物、ミツバチなどを通して、農・食・生態系といったテーマについて対話を採り入れながら考えていく。近代化以降、社会に工業の原理が広がっていったが、それにともなって農業においても様々な問題が生じた。生態系という視点から工業の原理を問い直す。
各授業では、私の講義のあとに30分ほどの哲学対話を実施して考察を深めるという進め方を想定している。
到達目標   Class Goals ・身近な自然から地球環境について考える。
・生態系や生命の不思議さ・大事さについて考える。
・自己中心的ではない見方(他者からの視点)を身につける。
・対話を通じて問題解決思考を身につける。
・考察カードや学期末レポートなどを通して、自分の考えを表現する力を養う。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス(哲学対話の説明、舞岡課題、アイガモ農法、自己マスタリー)
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読んでわからない言葉や概念を調べておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
工業化時代の教育、システム思考(学習する学校)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
舞岡公園(横浜市の乱開発、里山保全、市民と行政の協働)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
近代農業のエネルギー収支(finderとblinder、無限の自然・成長)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
食料供給システムの変化(輸出補助金、農業の工業化、自由貿易)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
多国籍企業と種子の独占(緑の革命と遺伝子革命、生物多様性の喪失)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
農薬使用と生態系破壊(日本における農薬の歴史、生物群集構造)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
公共財や文化財としての種子(種苗基金)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
自然農法とバイオダイナミック農法(「医は食に、食は農に、農は自然に学べ」)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
「食と環境」をめぐるオルタナティブな動き(スローフード、マクロビオティック、地域支援型農業)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ミツバチと人類(花粉媒介者、共生)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
エコキャンパス(キャンパスガーデニングほか)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
ワールドカフェ(舞岡公園と連携して大学で何ができるか?)
予習内容
Preparation for Class
カフェで話したい内容を慎重に考えてくる。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
カフェで話し合った内容を思い起こして、もう一度考えてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
シュタイナーの世界観(体・魂・霊、学問、教育、自由の哲学)
予習内容
Preparation for Class
授業の前に前回のレジュメを読み返しておく。 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返るとともに、授業で示された参考書などを頼りに、理解が不十分だった点や関心をもった部分について自分で調べてみる。 目安時間
Hours
3 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
他の履修生の考察カードをmanabaで読む。
予習内容
Preparation for Class
他の履修生の考察カードを読んでおく。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業全体を振り返る。 目安時間
Hours
1 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
横浜キャンパスに隣接する舞岡公園に関連する課題を考えているので、履修にあたってはその点を考慮に入れること。また、対話を多く採り入れるつもりなので、その点も考慮に入れること。
教科書   Texts 特定の教科書は用いない。それぞれの講義ごとに参考にした図書を示すので、興味のある者はそれを参照してもらいたい。毎回レジュメを配布する。レジュメの余白にメモをするので構わなければ、ノートを準備する必要は特にない。
参考書   Reference Books 授業の中で適宜指示するが、たとえば以下を参考にする。
ピーター・センゲほか(2014)『学習する学校』英治出版。
中村修(1995)『なぜ経済学は自然を無限ととらえたか』日本経済評論社。
ヴァンダナ・シヴァ(2005)『生物多様性の保護か生命の収奪か』明石書店。
ルドルフ・シュタイナー(2000)『神智学』ちくま学芸文庫。
梶谷真司(2018)『考えるとはどういうことか』幻冬舎。
香取一昭(2017)『ワールド・カフェをやろう<新版>』日本経済新聞出版。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
舞岡公園に関する中間レポート(40%)と授業の考察カード(60%)とで判定する。
関連URL   Related URL
備考   Notes レポートや考察カードといった提出物を、manaba上で共有する。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月06日 21時41分34秒