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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC0960500
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name KSECO216ミクロ経済学
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject KSECO216ミクロ経済学
英字科目名
English Name of Subject
Microeconomics
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 岩村 英之
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 火曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description 【はじめに:必ず読んでください!】
現代の経済学は、数学の概念を使って社会を描写します。したがって、授業中は常に「数学的思考」が求められます。これは、連立方程式を解いたり微分計算をしたりするという意味ではありません。そういった数式の操作は極力回避し、同じことを言葉やグラフを用いることで理解していきます。しかし、(皆さんは気づかないかもしれませんが)やっていることは本質的には連立方程式を解いて微分することであると強調しておきます。数学に見えないようでいて、数学のセンスが求められる科目だと考えてください。
試験においても、連立方程式を解いたり微分したりすることを要求する問題は出しませんが、実質的には同じことを言葉やグラフを駆使してやってもらうことになります。そういう問題が中心となるので、直前に徹夜でキーワードだけ暗記しても、試験でできることはほぼゼロです。数学の試験のように、公式(考える型)を理解し現実問題に応用することが求められます。したがって、暗記に優れている人はこれまでの勉強法がまったく通用しないことを理解してください。

【授業概要】
経済学には、⼤きく2つの分析道具があります。すなわち、“個別の”消費者や企業、“個別の”製品の市場およびそれらの相互作⽤を分析する「ミクロ経済学」と、経済“全体の”活動⽔準(GDP,失業率)や財・サービス“全般”の価格⽔準(物価)を分析する「マクロ経済学」です。「経済研究の基礎」でこれらのほんの⼀部に触れた皆さんは、本講義および「マクロ経済学」によって知識を広げる/深めることで,はるかに多くの経済問題を考える視点を得ることができます。また、200・300番台の経済系科⽬にはミクロ/マクロ経済学をそれぞれの分野に応⽤した内容が必ず含まれており、本講義と「マクロ経済学」は経済系科⽬全般の⼊り⼝の役割も果たしています。
到達目標   Class Goals (1)経済学が社会をどのように⾒ているのかを理解する。
(2)経済問題にはどのようなものがあるかを理解する。
(3)事例を通じて,ミクロ経済学の適⽤⽅法を理解する。
(4)200番台・300番台の経済系科⽬を履修するための基礎を固める。
(5)皆さんが経済問題とは思わないようなものも、経済学の道具で分析できることがあります。どのようなテーマが経済学の分析に馴染むかを知ることも、この講義の⽬標です。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス、需要と供給-「経済研究の基礎」の復習
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
需要曲線と消費者行動(1):需要曲線はなぜ右下がりになるのか?
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
需要曲線と消費者行動(2):需要曲線の2つの異なる読み方、需要の価格弾力性
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
費用の構造と供給行動(1):ものやサービスを提供する技術と費用の関係
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
費用の構造と供給行動(2):供給曲線はなぜ右上がりになるのか、供給曲線の2つの異なる読み方
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
市場取引と資源配分(1):市場のパフォーマンスを評価する、市場にまかせよう!
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
市場取引と資源配分(2):競争市場に対する政府の介入を評価する
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
独占と競争の理論(1):競争的でない企業の行動原理は競争的な企業とどう異なる?
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
独占と競争の理論(2):競争的でない市場のパフォーマンスを評価する
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
市場の失敗(1):外部性
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
市場の失敗(2):公共財
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ゲーム理論(イントロ):
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
情報の経済学(イントロ):
予習内容
Preparation for Class
ハンドアウトを事前に配布するので、該当する部分を必ず読んでおくこと。流し読みではなく、論理の流れを理解することを意識してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を他者に説明することを意識して再現し、自分のノートを作成すると皆さんの理解ははてしなく深まるでしょう。そして、復習時に疑問に思った点は、オフィスアワー等を利用して必ず解決するように。ここまでやれば単位は取得できるでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
期末試験と解説
予習内容
Preparation for Class
初回からの内容とこれまでの小テスト、小課題を確認しておいてください。
*「目安時間」の10時間は、この1週間で10時間という意味ではなく、期末試験だけのために10時間の準備は必要という意味です。ただし、通常授業を7割以上理解しているという前提での10時間です。
目安時間
Hours
10 時間
復習内容
Review of Class
理解が不足していた部分は配布資料を見直すなどして確認するようにしてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修回:期末試験採点後のフィードバック
皆さんの答案を採点した後に、多く見られた間違いのパターンを重点的に解説する資料を準備しますので、各自で自修してください。
予習内容
Preparation for Class
自分が期末試験でどのような解答を作成したか思い出し、学期中の配布資料などを参照しつつ自分の解答が妥当であったかどうか検討してみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
時間をかけてもう一度解答を作成してみるとよいでしょう。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
以下をすべて満たすことができれば単位取得の可能性が高いでしょう。
・9割を超えて出席する(出席を点数化するわけではありませんので、いるだけでは無意味です)。
・普段の授業を7割以上理解する。
・復習して理解が足りない(7割に達していない)と思った部分は必ず質問する(私に質問してくれてもよいですし、他の履修者で頭のよさそうな人に質問してもよいでしょう)。
・期末試験については遅くとも2週間前から準備を始める(普段の授業を7割理解したうえで、2週間前です)。
教科書   Texts 特定の教科書は用いませんが、基本的に参考書[1]に沿った形で進めます。毎回ハンドアウトを配布すします。
同じことを他の教科書でどう説明しているかみてみると、理解が深まります。是非、以下に示す参考書[2][3]を手に取ってみてください。
参考書   Reference Books [1]伊東元重(2015)『入門経済学』(第4版)日本評論社
[2]マンキュー(2019)『マンキュー経済学Ⅰ ミクロ編』(第4版)東洋経済新報社
[3]江口匡太(2015)『大人になって読む経済学の教科書』ミネルヴァ書房
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
⼩テスト・小課題(40%)と期末試験(60%)で総合点を計算し、全体の分布を加味して成績を決めます。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 12時10分28秒