シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC0980000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name KSECO213社会調査法/2213社会調査法
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject KSECO213社会調査法
英字科目名
English Name of Subject
Principle of Social Research
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 夏季第1期
教員氏名   Name of Teacher 石田 健一
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 集中(夏1)
授業概要   Course Description 【社会調査の意味、授業の目的】 社会調査は社会、組織、地域、グループなどを調査し理解することを指します。この授業では、社会調査を行うために必要な基本的なスキル、調査に必要な態度、および姿勢を身につけることを目指します。

【授業の方針】 教室での演習と実際の調査を通して学ぶ形をとります。そうすることで調査の計画力を養成し、調査する力と分析する力を向上させると同時に、チームアプローチを身につけます。学生が積極的に探求的な態度で学ぶことを重視します。

【授業の進め方】
・演習や実習を中心に進めます。詳細は授業スケジュールを参照してください。
・授業外のアサインメント(課題)が課されることがあります。履修者個人の理解力、表現力を問うものです。
・授業の節目で小テストを実施する予定です。目的は、受講者が自らの理解度を確認し、学習の向上に役立てることです。小テストの成績は総合評価には含まれません。
・最終回に筆記試験を行います。

【履修者に求めること】 作業を通じて学び、探求し、考えを深め、質問し、批判することが期待されます。 紹介された本や資料を読んで欲しい。 グループワークやディスカッションに積極的に参加することで調査法への理解が進みます。 理解できない点や疑問があれば遠慮せずに質問してください。

【必要な力と磨きたい力】 社会調査法には他の授業で学んだ知識が活かせる機会が多いです。その学びを最大限に活かしてください。社会調査法の学習を通じて情報収集する力、試行する姿勢、思考の深化などのスキルが磨かれることを期待します。

【授業資料】 事前にオンライン(ZOOMまたはMS Teams)、またはマナバを通じて資料を配布します。資料は主に日本語ですが、英語の資料も一部使用する場合があります。なるべく事前に資料を提供しますが、授業当日の配布となることもあります。

【開講時期】 夏期第一期:8月2日、5日、6日、7日、8日。3日(土)と4日(日)には学生がグループで独自に調査を行います。
到達目標   Class Goals (目標)
・社会調査法の基礎的な技能を身につけている。
・データを収集、分析し、結果を論理的に説明することができる。
・社会を調査する方法を自分なりに設計構築でき、一定程度の妥当性と信頼性のある調査を実施できる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
8月2日 社会調査概論、インタビュー
予習内容
Preparation for Class
事前に配布される資料を読んで理解する、質問を考えておく。資料はマナバにアップすることが多い。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
8月2日 観察(模擬練習)
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
8月2日 
調査デザイン
グループによる調査計画作成(先行研究の文献調査(図書館、教室)、調査デザイン&データ収集法の検討)
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
先行研究文献調査を完成させる 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
8月2日 グループによる調査計画作成(続き)
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学生がグループで週末に実際に調査(データ収集)を行う 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
8月5日 データ集約、分析、発表準備(3日(土)と㏣(日)にかけて行った調査の結果を用いてデータ集約、分析、発表準備を行う)
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
8月5日 データ集約、分析、発表準備(続き)
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
調査計画に基づいて学生がグループでデータ収集を行う(学内外、独自に) 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
8月5日 データ集約、分析、発表準備(続き)
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
8月6日 調査結果の発表、調査デザインの再考
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
8月6日 調査結果の発表、調査デザインの再考
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
8月6日 調査結果の発表、調査デザインの再考
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
調査結果の発表で受けたコメントや議論を通じて浮かび上がってきた事柄を咀嚼しより良い調査について考察する。
学びのレポート作成(個人作業。これまでの学習からの学びを書いて提出)
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
8月7日 社会調査法の重要な項目
社会調査の質確保-妥当性、信頼性
予習内容
Preparation for Class
第1回のに同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
8月7日 社会調査法の重要な項目(続き)
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
8月7日 他のユニークな調査法
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
8月8日 他のユニークな調査法
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を咀嚼すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
8月8日 まとめ、最終試験
予習内容
Preparation for Class
第1回に同じ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1回~15回を振り返り、社会調査法における重要なポイントあるいはエッセンスを改めて理解しておく。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
【重要】開講期日の関係で、学生がグループを組んで調査に出かける前に2日間かけて学習する内容が1日間での学習となります。そこを補うために開講前に自学自習の資料をマナバやオンライン上で配布します。学習しておいてください。開講時にはそれらの知識(自学自習資料)を理解している前提で授業を進めます。資料を配布した時点で履修者にはメールで知らせます。
教科書   Texts 社会調査は扱う範囲が広いため特定の教科書ではカバーできません。そのため、次に示す複数の書籍の内容を授業で用います。

入門・社会調査法〔第4版〕: 2ステップで基礎から学ぶ(轟亮、法律文化社)
社会科学の考え方―認識論、リサーチ・デザイン、手法(野村康、名古屋大学出版会)
Qualitative Research,Merrian, Jossey-Bass
フィールドワークの技法(新曜社)

他には、入門・社会調査法(法律文化社)、質的社会調査の方法(有斐閣)なども。
参考書   Reference Books 社会調査の授業でこれまで用いて来たのは、

入門・社会調査法、法律文化社
Qualitative Research,Merrian, Jossey-Bass
参加型ワークショップ入門、明石書店
Qualitative Research and Evaluation Methods, M.Q.Patton, SAGA Publication
フィールドワークの技法、新曜社
質的社会調査の方法、有斐閣
特集エスノグラフィ、現代思想、11月号、2017
社会調査ハンドブック、日本経済新聞社

新しい参考書も併せて紹介していきます。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
参加度+グループによる研究と調査(60) 履修者個人の理解度、表現力(20) 最終試験(20)

・すべての授業回に出席してほしい。やむを得ない事情で欠席ということもあるかもしれないが、出席率が80%を確保できない、つまり4回授業を欠席すると単位は出ません。
・最終試験は第15回授業で行う(授業計画参照のこと)。最終試験は筆記試験とする。最終試験を受けないと単位は出ません。
関連URL   Related URL 特にない。
備考   Notes 【注意】この授業は対面だけの授業です。オンラインによる授業参加はありません。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月05日 19時17分42秒