授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
2MC2115501
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
演習(対面授業)
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授業名称 Class Name |
3004演習2B
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
3004演習2B
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英字科目名 English Name of Subject |
3004Seminar 2B
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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国際社会や文化に関する総合的理解力
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知識・理解
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基礎的な学習能力
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汎用的技能
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語学力と国際コミュニケーション能力
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汎用的技能
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グローバル社会の問題を分析する力
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〇
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態度・志向性
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国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
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統合的な学習経験と創造的思考力
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グローバル社会の課題を自ら発見する力
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◎
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統合的な学習経験と創造的思考力
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グローバル社会の問題の解決策を探る力
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
秋学期
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教員氏名 Name of Teacher |
中田 瑞穂
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開講キャンパス Campus |
横浜
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曜時 Day and Period |
金曜2時限(秋学期)
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授業概要 Course Description |
私たちの身の回りの政治問題をじっくり考える。大きなテーマとしては、演習1から引き続き、移民、外国人労働者、難民と、もともとの住民たちの間の関係についての多文化主義政策とその変容、ジェンダーや社会保障政策の問題、これらの問題をわたしたちが理解する手段になっているメディアと市民教育の問題を順番に取り上げる。方法としては、政治学や歴史学からアプローチします。日本の政治問題を理解するために、ヨーロッパ諸国ではどのような政策がとられているのかを学び、比較対象にします。
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到達目標 Class Goals |
ジェンダー問題とそれとかかわる社会保障政策の基礎、メディアの特性を理解する。 メディアを利用してこれらの問題の何が焦点になっているのかを考えるグループ学習を行う。 ゼミ生一人一人の問題関心を探し、卒論のテーマを準備する。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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オリエンテーション 春休み読書レポート報告 担当決定
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予習内容 Preparation for Class
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読書レポートを書く
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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坂本治也・石橋章市朗『ポリティカル・サイエンス入門』法律文化社、2020年 第7章 メディア―私たちはメディアに踊らされる?
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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谷口将紀『政治とマスメディア』東京大学出版会、2015年 序章 政治とマスメディアへのアプローチ 第1章 「第四権力」の現在、第2章 マスメディアと世論 ヨーラン・スバネリッド『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む: 日本の大学生は何を感じたのか』新評論、2016年
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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谷口将紀『政治とマスメディア』東京大学出版会、2015年 第3章 多元化するメディア メディアのフレーミング効果を分析するグループワークを始める アメリカ、北欧、ジェンダー等、グループで選んだ対象の中から、さらに何か一つ事件や事象を絞り込み、報道のされ方を分析してみる。
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。グループワークを始める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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谷口将紀『政治とマスメディア』東京大学出版会、2015年 第4章 メディアが変える政治、終章 危機とマスメディア メディアのフレーミング効果を分析するグループワーク、中間報告
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。グループワークを進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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グループワークを進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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グループ報告
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予習内容 Preparation for Class
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グループワークの報告準備
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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ルート、ヴォダック『右翼ポピュリズムのディスコース』明石書店、2019年 第6章 パーフォーマンスとメディア
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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3-4人の3つから4つのグループで学期末までに共著レポート5000字を書き、プレゼンを行う。 メディアに関連した調査レポートにすること。テーマを考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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見市建・茅根由佳『ソーシャルメディア時代の東南アジア政治』明石書店、2020年 序章 見市建・茅根由佳「ソーシャルメディアと東南アジアの民主主義」 第3章 日下渉「ソーシャルメディアの作る「例外状態」:ドゥテルテ政権下のフィリピン」
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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共著レポートの構想を考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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ルート、ヴォダック『右翼ポピュリズムのディスコース』明石書店、2019年 第1章 ポピュリズムと政治―規範とタブーを侵す 第2章 理論と定義―アイデンティティの政治 第7章 ジェンダーに基づく身体の政治―家父長制の政治
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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共同レポートの構想を考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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共同レポート中間報告
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予習内容 Preparation for Class
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共同レポート中間報告の準備
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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共同レポートの構想を見直す
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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西田亮介『マーケティング化する民主主義』イースト・プレス、2016年 第4章 マーケティング政治とそこそこ快適な世界 第5章 なぜメディアは「マーケティング/圧力」に屈したのか
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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耳塚佳代「『フェイクニュース』時代におけるメディアリテラシー教育のあり方」『社会情報学』第8巻3号、2020年 水谷瑛嗣郎「大統領のSNSアカウントはパブリック・フォーラムか?:ネットワーク請願権の可能性を探る」『メディア・コミュニケーション:慶應義塾大学メディア・子、ユニケーション研究所紀要』No.70, 2020.3, p.29-42.
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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水島次郎『ポピュリズムという挑戦―岐路に立つ現代デモクラシー』岩波書店、2020年 第3章 水島治郎「中間団体の衰退とメディアの変容―『中抜き』時代のポピュリズム」 第4章 野田昌吾「『ドイツのための選択肢(AfD)』の台頭」
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予習内容 Preparation for Class
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課題文献の要約、コメントの作成。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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レポート報告
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予習内容 Preparation for Class
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レポート報告の準備をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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演習内容の振り返り
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予習内容 Preparation for Class
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演習内容の振り返り
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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演習内容を振り返り、次の演習に備える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
比較政治学をまだ受講していない学生は、なるべく受講するようにしてください。ゼミに出席する前に課題文献をしっかり読み込んで参加しましょう。
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教科書 Texts |
坂本治也・石橋章市朗『ポリティカル・サイエンス入門』法律文化社、2020年 谷口将紀『政治とマスメディア』東京大学出版会、2015年 西田亮介『マーケティング化する民主主義』イースト・プレス、2016年 ルート、ヴォダック『右翼ポピュリズムのディスコース』明石書店、2019年 ファクラー, マーティン『吠えない犬――安倍政権7年8か月とメディア・コントロール』双葉社、2020年他。演習中に適宜指示する。
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参考書 Reference Books |
演習中に適宜指示する。
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
予習課題、演習での議論、報告、グループ報告等80%、レポート20%
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分55秒
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