シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC2830000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name KSCSO307情報社会論/3107情報社会論
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject KSCSO307情報社会論
英字科目名
English Name of Subject
Information Society
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 4
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 明田 守正
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 金曜3時限(秋学期), 金曜4時限(秋学期)
授業概要   Course Description   インターネットをはじめとした情報社会の基盤は、世の中をより良くするためのあたらしいインターフェイス技術や社会活動を、具体的なヴィジョンのもとに追求した先人たちの努力によって進歩してきた。本講義の受講生は、情報社会をさらに前にすすめるための知識を習得し、先人たちに続き、あたらしい道具や活動を形にするための力を涵養する。

  まず「情報社会」概念の由来と系譜を整理し、情報と社会に関する問題を確認する。次に、情報社会の構成要素を技術と社会現象の両面から考察する。その上で、将来において自分がどのような情報社会に生きたいのかを構想し、ディジタル技術によるインターフェイスづくりのスキルとメソッドを実践的に学ぶ。インターフェイスにはソフトウェアのものともしくはハードウェアのものがあり、いずれかを実際に制作する。ソフトウェアのものづくりは、スマートフォン上のアプリケーションの企画、設計および開発をテーマとする。ハードウェアのものづくりは、レーザーカッターなどを用いたデジタル技術による、物理的に触ることのできる道具づくり、すなわちファブリケーションをテーマとする。
到達目標   Class Goals   今日の情報社会の基盤について、技術および社会のそれぞれの観点からの基本的な概念を身につけ、社会の中で活用できるようにする。

  さらに、現在の情報社会がこれまでどのように展開してきたのかをふまえ、将来の情報社会はどのようになると望ましいか、具体的なヴィジョンを構想し、そのヴィジョンを実現する新しい道具をソフトウェアもしくはハードウェアとして、実際の形にする力を養うことを目標とする。本講義を、自らはどのような情報社会に生きたいのかを考えてゆくきっかけとしてほしい。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
イントロダクション / 情報社会のヴィジョンとバーチャルコミュニティ
予習内容
Preparation for Class
情報社会という概念について自分が知っていることを確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で扱かった情報社会のヴィジョンについて確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
情報技術(1) ディジタルとアナログ、インターネットの歴史
予習内容
Preparation for Class
コンピュータの歴史、インターネットの技術的基礎と歴史について自分が知っていることを確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
コンピュータの歴史、インターネットの技術的基礎と歴史について授業で学んだことを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
情報技術(2) 暗号、認証、符号、情報理論、AI
予習内容
Preparation for Class
情報とは何かについて自分が知っていることを確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
情報理論について授業で学んだことを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
情報技術(3) 人間工学とインターフェイス
予習内容
Preparation for Class
人間工学、インターフェイスについて自分が知っていることを確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
人間工学、インターフェイスについて授業で学んだことを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
2Dファブリケーション設計とスマートフォンアプリケーション設計
予習内容
Preparation for Class
設計について自分が知っていることを確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
2Dファブリケーション設計の結果を整理する。自分が使用しているスマートフォンアプリケーションについて、どのような構造になっているかを観察しておく 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
情報技術(4) 遍在するコンピュータとxR(Augmented Reality, Virtual Reality)
予習内容
Preparation for Class
偏在するコンピュータ、xR(Meta Quest, Apple Vision Pro)について自分が知っていることを確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
あたらしい偏在するコンピュータ、xRについて構想する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
情報技術(5) AIの歴史と現在
予習内容
Preparation for Class
AIの概念と実例について確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
形式論理AI, パターン認識、畳み込みニューラルネットワーク、深層学習、生成AIについて確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
無線文化におけるパンクなイノヴェーションとポップな受容
予習内容
Preparation for Class
無線文化をもたらした発明とその普及について自分が知っていることを確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
文化におけるパンクとポップについて授業で学んだことを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
ディジタルファブリケーションの理論と動向
予習内容
Preparation for Class
ディジタルファブリケーションの理論と動向について自分が知っていることを確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ディジタルファブリケーションの理論と動向について授業で学んだことを確認する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
あたらしいインターフェイスの企画
予習内容
Preparation for Class
世の中にないあたらしいインターフェイスについて構想する。スマートフォンアプリケーション、もしくはファブリケーションで制作する物理的な道具のいずれでもよい。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業でかんがえたあたらしいインターフェイスの現実性について検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
あたらしいインターフェイス企画の評価
予習内容
Preparation for Class
あたらしいインターフェイス企画の現実性、新規性について考えておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
あたらしいインターフェイス企画の現実性、新規性について再考する。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
あたらしいインターフェイスの設計
予習内容
Preparation for Class
自分が考えた新しいインターフェイスの具体的なイメージを深めておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で設計したインターフェイス設計をリファインする。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
プロジェクト課題制作
予習内容
Preparation for Class
プロジェクト課題制作を行う。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
プロジェクト課題制作を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
プロジェクト課題の発表と講評
予習内容
Preparation for Class
プロジェクト課題の発表準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
プロジェクト課題の発表を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
授業内容を総括し、自分が最も興味を持つテーマの理解を深める。(特別学習回)
予習内容
Preparation for Class
12回までの授業資料と14回のプロジェクト発表について確認する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
総括内容を今後に生かす可能性について考える。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
  本講義は、学生自らが能動的に問題を発見し解決策を探る、アクティブ・ラーニング形式の講義+演習で進める。
授業形態は対面で行う。実習のためのソフトウェアをインストールして使用するため、自分の自由になるWindows PCもしくはMacを用意し、授業に持参すること。タブレットPCもしくはスマートフォンでの受講は想定していない。

  大学にはレーザーカッターがあり、本講義におけるハードウェアインターフェイス制作に利用できる。ハードウェアのインターフェイス制作を希望する学生は、学校で作業する。機材のキャパシティの関係から、授業時間外の作業になる場合もある。スマートフォンアプリの企画・制作を希望する学生は、自分が所有しているPCもしくはMacで作業する。
教科書   Texts クリス・アンダーソン[2012]: 「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」、NHK出版
矢野和男[2014]データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則、草思社
参考書   Reference Books 梅棹忠夫[1999] : 「情報の文明学」、中央公論社
トフラー、アルビン[1982]: 「第三の波」(徳岡孝夫訳)、中央公論社
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
小課題 約33% 講義内に指示するミニプロジェクト 約33% 最終課題 約34%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月15日 11時09分04秒