シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC3006501
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 3205比較経済史
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 3205比較経済史
英字科目名
English Name of Subject
3205Comparative Economic History
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 4
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 山本 英子
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 火曜1時限(秋学期), 火曜2時限(秋学期)
授業概要   Course Description 比較経済史は、多角的な視点で経済発展の変遷を探求する分野横断的な経済史の領域である。本授業では、古代ギリシャから21世紀初頭に至るまでの欧米の市場経済の発展過程を軸としながら、各時代の経済政策と経済思想との関係を学修する。経済活動が科学技術の発達に影響を受けてきたことは理解しやすいが、理念的な経済思想に基づく経済政策も市場経済を動かしてきたことに着目することで、経済の進展を包括的に洞察して理解できることをめざす。
到達目標   Class Goals 市場経済の発展経緯と各時代の経済政策およびその背景となる経済思想との関係を理解し説明できる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 比較経済史について:この授業で何を学ぶか
2時限目 §1 古代ギリシャの経済活動と経済思想:プラトンとアリストテレス
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §2 中世から近世に至る変遷:宗教支配と経済活動
2時限目 §3 近世への転換の三大ポイント:ルネサンス、大航海時代、宗教改革、「長い16世紀」
予習内容
Preparation for Class
前回までの講義内容を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §4 重商主義政策:富とは何か?
2時限目 §5 重商主義の影響:信用創造と投資の波及
予習内容
Preparation for Class
前回までの講義内容を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §6 17~18世紀の覇権争い:オランダ、イギリス、フランス
2時限目 §7 18世紀の商業社会:理性の啓発と産業の推進、重農主義
小テスト①(§1~7)
予習内容
Preparation for Class
小テスト①に備えて、§1~§5 の講義内容全体を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §8 重商主義批判:アダム・スミスの自由主義思想
2時限目 §9 スミス『国富論』:分業と市場メカニズム、小さな政府論、植民地問題
予習内容
Preparation for Class
前回までの講義内容を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §10 19世紀の産業革命:功利主義、初期の社会主義思想
2時限目 §11 産業発展と社会的現実:ウィーン体制と1848年革命
小テスト②(§8~§11)
予習内容
Preparation for Class
小テスト②に備えて、§8~§9までの講義内容全体を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §12 マルサスの人口論
2時限目 §13 実体経済と経済学理論:19世紀の古典派経済学
予習内容
Preparation for Class
前回までの講義内容を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 中間テスト(§1~§13)
2時限目 §14 資本主義の弊害と共産主義思想:マルクスの弁証法的唯物論
予習内容
Preparation for Class
中間テストに備えて、§1~§13までの講義内容全体を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
6 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §15 ドイツ帝国の成立:工業化の進展と列強国の台頭
2時限目 §16 ヴィクトリア朝の栄光と影:進化論、第二次産業革命
予習内容
Preparation for Class
前回までの講義内容を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §17 市場覇権の交代:アメリカの台頭
2時限目 §18 消費者志向の経済理論:新古典派経済学、顕示的消費の理論
小テスト③(§14~§18)
予習内容
Preparation for Class
小テスト③に備えて、§14~§16までの講義内容全体を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §19 「長い19世紀、短い20世紀」:フォード・システム
2時限目 §20 第一次世界大戦と世界大恐慌:ニューディール政策、「大きな政府」
予習内容
Preparation for Class
前回までの講義内容を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §21 戦間期の経済政策:ケインズ経済学、
2時限目 §22 第二次世界大戦と経済活動:ブレトンウッズ体制
小テスト④(§19~§22)
予習内容
Preparation for Class
小テスト④に備えて、§19~§20までの講義内容全体を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §23 混合経済:シュンペーターの管理資本主義
2時限目 §24 「小さな政府」への転換:ハイエクとフリードマンの自由主義経済思想の影響
予習内容
Preparation for Class
前回までの講義内容を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
1時限目 §25 冷戦終了後の経済:グローバリゼーションと21世紀の現実
2時限目 授業内期末テスト(§14~§25)および総括
予習内容
Preparation for Class
授業内期末テストに備えて、§14~§24までの講義内容全体を確認し理解しておく。 目安時間
Hours
6 時間
復習内容
Review of Class
配布された講義資料を再読して、内容と要点をしっかりまとめておく。 目安時間
Hours
4 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
授業総括:manabaにアップされる中間テストと期末テストの全体的な所見と指示を見ながら、授業内容全体を振り返ってまとめる。
予習内容
Preparation for Class
これまでに配布された講義資料全体を再読して、内容と要点をしっかり確認しておく。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
講義内容全体に対する理解を深める。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・授業中は講義資料に要点をこまめに書き込み、内容の関連をしっかり理解するように努めること。
・スマートフォン等による授業の録画や撮影は禁止する。
教科書   Texts 特に指定しない。授業で配布する講義資料をテキストとする。
参考書   Reference Books 奥西孝至 他『西洋経済史』2010年、有斐閣
中村勝己『世界経済史』1994年、講談社学術文庫
坂本達哉『社会思想の歴史』2014年、名古屋大学出版会
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
4回行う小テストは、各回の次の授業時に解答例とともに答案を返却するので、解答例をしっかり参照しながら見直して理解を深めること。
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
理解の定着を図るための授業内小テスト:20%(5%×4回)
第8回1時限の授業内中間テスト(前半の内容)および第14回2時限の授業内期末テスト(後半の内容):80%(40%×2回)
以上を基準としつつ授業への参加度や授業姿勢等を考慮して総合的に評価する。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分55秒