シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC5046102
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 3603国際学特講(地域社会開発論)
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 3603国際学特講
英字科目名
English Name of Subject
3603Special Seminar in International Studies
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 重冨 真一
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 月曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description 本講義では、住民が自らの生産と生活をよりよいものにするために、地域レベルでどのような組織的活動をおこなっているのか、またそれは地域社会のどのような仕組みのもとで可能になるのかを、おもに日本と途上国の事例から学んでいく。
到達目標   Class Goals (1)地域社会とは何か、具体的なイメージを作る
(2)地域社会と関連する概念や社会の仕組みを学ぶ
(3)地域住民による組織的活動のあり方を知る
(4)地域住民の組織活動を導く地域社会の仕組みを理解する
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
イントロダクション:
本講義で用いる用語の解説。本稿の対象とする地域社会の限定。講義のあらまし、講義の進め方、評価方法について述べる。
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読み参考文献に目を通しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
地域社会開発の具体例(日本のケース):
地域社会での住民活動を取り上げた事例についてのビデオや文献から、地域社会開発のイメージを作る。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
「集落の教科書」から地域社会を知る
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
地域社会開発の具体例(発展途上国のケース):
タイや韓国における住民組織化の事例を読んで、地域社会開発のイメージを作る
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
共同体、コミュニティの理論と実態:
共同体、コミュニティといった概念に関する理論と、それらがどのような実体をもったものかを考える。
コミュニティや共同体に関する思想を検討する。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
市場と地域社会:
経済発展が地域社会をどう変えてきたのか。それに対して地域社会がどう対応したのか。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
地方行政と地域社会(1):
地域社会が政府や地方自治体の行政制度の中にどう組み込まれているのか。日本の統治制度と地域社会の歴史的展開。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
地方行政と地域社会(2):
地域社会が政府や地方自治体の行政制度の中にどう組み込まれているのか。途上国の地方行政とコミュニティの関係など。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
資源と地域社会:
コモンズ(common-pool resource)と地域社会の関係に関する理論とその管理の実態を知る地域社会に関する概念と関連制度を理解する。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
住民意識と地域社会:
地域社会を変えようとする意欲が住民の中になければ地域社会はかわらないだろう。そういう意識はどういう社会的経験や社会関係のもとに作られるのだろうか。講義では地域社会の祭りやシンボル、ルールや制裁といった連帯意識や規範とかかわる制度をとりあげる。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
地域社会と住民組織:
地域社会にはどのような住民組織があり、それはどのような機能を果たしているのか。自治のための組織、有志の組織などが果たす役割を論じる。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
地域社会は作れるか:
住民の流動性が高く、社会関係が希薄になりがちな地域社会(都市部や入植地など)において住民組織活動はどのようにして起きるのか。日本の町内会、アメリカの入植地や低所得都市地域などを題材に。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
開発援助と地域社会:
発展途上国の農村開発についてどのような国際社会の取り組みがあったか、その政策的変遷について学ぶ。また実際の農村開発実践から、地域社会の役割を考える。
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
公開授業
途上国の開発援助に関わっている方を招いてお話しをうかがう予定
予習内容
Preparation for Class
配付資料を読んでくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業メモを整理し論点を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
地域社会の資料調査を各自行う
予習内容
Preparation for Class
資料収集をしておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
資料内容をメモして期末レポートにそなえる 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
この授業は、地域社会に関する体系的な知識を学生に伝えるものではなく、地域社会を理解する上でどのような視点で、何を見ればよいのかを、学生が考えるための手助けするものである。それゆえ履修者は、①自分で地域社会の事例を調査したり、授業のトピックに関連する事柄を調べて授業中に報告すること、②講師が提示したトピックについてグループで議論すること、③地域社会の存在を想起させる写真を1枚提出すること、④期末レポートとして地域社会の事例研究をおこなうこと、を求められる。
教科書   Texts 授業の中で読んで来るべき文献を指示する。
参考書   Reference Books 重冨真一編『地域社会と開発 第3巻 住民組織化の地域メカニズム』古今書院、2021年。堀越久甫『むらの役員心得帳』農文協、1983年。農文協『季刊地域』各号。その他、授業中に適宜参考文献を指定する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業中での報告と授業への積極的参加:50点(内訳:授業中の発言10点、授業中または授業後提出の小課題20点、授業内の報告10点、フォトコンテスト10点)、期末レポート(地域社会の事例分析)50点。
関連URL   Related URL
備考   Notes 学生が撮った写真を集めて、「地域社会発見!フォトコンテスト」をおこなう。
授業の順番は入れ替わることがある
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分55秒