シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC5107500
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name KSREG315南アジア地域研究A/3715南アジア地域研究A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject KSREG315南アジア地域研究A
英字科目名
English Name of Subject
AREA STUDIES-South Asia A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 中村 雪子
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 月曜1時限(春学期)
授業概要   Course Description 近年、経済規模、人口規模ともに世界においてその存在感を増しているインドであるが、同時に「宗教対立」や「女性に対する暴力」も広く報道などで取り上げられることも多くなっている。一見、「伝統的」、「インド固有」とみなされがちなそれらの事象は、歴史的過程において「つくられ」、「変化」してきた。
 本授業では、インドの文化、歴史、社会、地理について、多言語、多宗教社会であることやジェンダー視点など重視して学ぶ。インド社会は、民族、宗教、カースト、言語、ジェンダー、セクシュアリティ、階級、農村―都市間格差などの文化的社会的経済的差異の諸要素が互いに連関し、構成されている。この多様で複雑な文化・社会は、歴史的に形成されてきたことを踏まえて理解する必要がある。まず、日本におけるインドの影響、衣服や食をはじめとする、身近な事柄から現在のインドについて触れる。そのうえで、地理や歴史(特にポストコロニアル状況)など地域の全体像をふまえ、さらに、インドの文化・社会・政治・経済状況(言語、宗教、民主主義、カースト、ジェンダーなど)について、写真や映像資料、フィクションの映画なども利用しながら講義する。
到達目標   Class Goals ・インドの地理や文化、社会、歴史を学ぶことを通じて、異なる社会や文化で起きていることを世界における位置づけや歴史を踏まえたうえで理解できるようになる。
・授業を通じて、国際的視野や多面的な見方を獲得する。
・異なる社会を知ることで、日本社会の状況をリフレクシブに捉え社会課題に取り組めるようになる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス
予習内容
Preparation for Class
シラバスの内容を確認し、南アジアの状況ついてのニュースなどを調べてみる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布された資料と講義内容を復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
映像鑑賞
予習内容
Preparation for Class
事前に配布された資料に目を通し気になった点などを明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
映像内容に関して気になった点やわからなかった点を調べる。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
インド社会を学ぶための基礎①(多様性:地理、言語、宗教、カースト、政治、経済、産業他)
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。中間課題提出の準備を行いながら、最終レポートのテーマを考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
インド社会を学ぶための基礎②(歴史)
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。中間課題提出の準備を行いながら、最終レポートのテーマを考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
言語政策と多言語社会
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。中間課題提出の準備を行いながら、最終レポートのテーマを考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
カーストとインド社会
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。中間課題提出の準備を行いながら、最終レポートのテーマを考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
多宗教社会を考える(イスラーム教を中心に)①
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。中間課題提出の準備を行いながら、最終レポートのテーマを考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
多宗教社会を考える(イスラーム教徒とジェンダー)②
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。最終レポートのテーマを検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
中間ディスカッション
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。最終レポートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
世界最大の民主主義国家インドとアファーマティブアクション
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。最終レポートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ジェンダー視点からみるインド社会①(インドにおけるジェンダー問題を学ぶ)
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。最終レポートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ジェンダー視点からみるインド社会②(インドにおけるジェンダー課題に取り組むNGO・NPOの活動について学ぶ)
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。最終レポートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
グローバル社会におけるインド①(都市新中間層のライフスタイル)
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。最終レポートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
グローバル社会におけるインド②(在外インド人、ディアスポラ)
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習しておく。最終レポートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめ
予習内容
Preparation for Class
事前の配布資料を読んで、分からない点、興味を持った点を明確にしておく。これまでの授業内容を復習しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を復習し、最終レポートに盛り込めるように検討する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
受講者には、授業外においても、新聞、テレビのニュース・報道番組を通して、インドをはじめとする国際社会における動きを知るとともに授業理解の深化に役立てるよう求めたい。なお、授業内でAV機器やパワーポイントを用いることがある。授業計画は、受講者の希望や講義の進度によって変更される可能性がある。
教科書   Texts なし。適宜配布。
参考書   Reference Books ・田中雅一、田辺明生編、2010、『南アジア社会を学ぶ人のために』世界思想社.
・石坂晋哉、宇根義己、舟橋健太編、2020『ようこそ南アジア世界へ』昭和堂.
・広瀬崇子他著、2006、『現代インドを知るための60章』明石書店.
・金基淑編著、2012、『カーストから現代インドを知るための30章』明石書店.
・辛島昇他監修、2012、『【新版】南アジアを知る事典』平凡社.
・粟屋利江、井上貴子編、2018、『インドジェンダー研究ハンドブック』東京外国語大学出版会.
・その他、講義にて適宜紹介する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
平常点30%(リアクションペーパー、受講者数によっては講義内の発言も考慮する。)、中間課題20%、最終レポート50%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月06日 19時55分59秒