シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2MC5108800
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name KSREG322アジア地域秩序/3722アジア地域秩序
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject KSREG322アジア地域秩序
英字科目名
English Name of Subject
Modernization and Regional Order in East Asia
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 国際社会や文化に関する総合的理解力
知識・理解 基礎的な学習能力
汎用的技能 語学力と国際コミュニケーション能力
汎用的技能 グローバル社会の問題を分析する力
態度・志向性 国際的視野、豊かな人間性、社会的責任
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の課題を自ら発見する力
統合的な学習経験と創造的思考力 グローバル社会の問題の解決策を探る力
科目単位数   Credit 4
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 秋月 望
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 月曜2時限(秋学期), 木曜2時限(秋学期)
授業概要   Course Description 明治日本の対朝鮮外交政策と日本による朝鮮植民地支配・統治政策を、国際法秩序の受容や価値観の変容に焦点を合わせて外交史的あるいは文化史的な観点から見て行く。さらに、東アジア−日本・朝鮮・中国−の近代の歴史過程が、今日の地域秩序にどのように投影され、相互認識やそれぞれの対外観にどのような影響を及ぼしているのかを検証する。
到達目標   Class Goals 地域秩序の変容と新たな世界観の受容が、どのように近代日本の対外認識や対外政策に反映されたのか、また地域社会での文化・文明意識のギャップを生んでいるのかを考える。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
イントロダクション
歴史認識と歴史叙述
予習内容
Preparation for Class
『もういちど読む山川日本史』の指定部分を読む。
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
前近代の「領域」と国際法秩序における「領土問題」
予習内容
Preparation for Class
秋月望ほか「東アジアの領土問題が意味するもの」『PRIME』No.38を読む。
manaba上に教材としてアップする。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
近世日本の対外観と自己認識(1)
予習内容
Preparation for Class
川島真「東アジア世界の近代 一九世紀」『岩波講座東アジア近現代通史』
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成してE-Learningシステムから提出。 目安時間
Hours
4 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
近世日本の対外観と自己認識(2)
華夷秩序と「万国公法」の受容
予習内容
Preparation for Class
岡本隆司『世界の中の日清韓関係史』の関連部分を読む。
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
近代移行期の朝鮮
明治維新以後の日本の対朝鮮政策
予習内容
Preparation for Class
糟谷憲一『朝鮮半島を日本が領土とした時代』新日本出版社の第一部を読む。
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
壬午軍乱と甲申政変
「脱亜論」と日本の「文明観」
予習内容
Preparation for Class
酒井哲哉「福沢諭吉とアジア」『岩波講座東アジア近現代通史』
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
日清戦争
独立協会と独立門 —「独立」とは何か
予習内容
Preparation for Class
一松書院掲載「洞・町内の名物(11)独立館・独立門」を読む。
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
日露戦争 「保護」条約と「併合」
安重根と明学図書館沖野文庫の絵葉書
予習内容
Preparation for Class
一松書院掲載「金虎門事件(3)宋学先と安重根の絵葉書」を読む。
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
日本の侵略下の朝鮮語
学習奨励から使用の禁止へ
予習内容
Preparation for Class
一松書院掲載「朝鮮語奬勵試驗(1921ー1937)」「朝鮮語奨励試験:補遺 —東京外国語学校朝鮮語科」「慶應義塾の朝鮮語学校」「朝鮮語通信教育:大韓起業調査局」を読む。
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
戦時下の植民地支配 「創氏改名」・国家神道
敗戦、引揚げ・戦争犯罪
予習内容
Preparation for Class
一松書院掲載「京城神社と崇義女子大」を読む。
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
日本の敗戦と敗戦処理
朝鮮半島分断
予習内容
Preparation for Class
大沼保昭『「歴史認識」とは何か』中公新書 第1章 東京裁判
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
朝鮮戦争と東アジアの冷戦
予習内容
Preparation for Class
朝鮮戦争関連動画
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
冷戦構造下の東アジア
日韓関係・日中関係 揺らぎ始める日本の「優位」
予習内容
Preparation for Class
大沼保昭『「歴史認識」とは何か』中公新書 第2章 サンフランシスコ平和条約と日韓・日中の「正常化」
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
冷戦の終焉と新たな民族・宗教・文化摩擦
自国中心主義の勃興
予習内容
Preparation for Class
酒井啓子『9.11後の現代史』 講談社現代新書
資料についてはmanabaで具体的に指示する。
目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
東アジア地域秩序の変容を総括する
予習内容
Preparation for Class
配布のハンドアウトを整理する 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
配布のハンドアウトに書き込んだメモ・ノートを整理して、指示された論文・参考資料参照したコメントを作成して提出する。 目安時間
Hours
4 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
可能であれば対面授業を行うが、その場合もTeams を使用した双方向ライブ配信を併用する。
教科書   Texts 糟谷憲一『朝鮮半島を日本が領土とした時代』新日本出版社
一松書院のブログ(https://ameblo.jp/onepine/)
大沼保昭『「歴史認識」とは何か』中公新書
参考書   Reference Books 「東アジアの領土問題が意味するもの」『PRIME』No.38
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度(50%)と期末レポート(50%)による。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月12日 13時23分42秒