シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2NF2280001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 特別活動の指導法
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 特別活動の指導法
英字科目名
English Name of Subject
Methods of Teaching Extraclass Activities
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 幅広い教養と生涯発達に関する十分な知識
汎用的技能 発達支援力、教育実践力
態度・志向性 自主的に学び続ける姿勢
態度・志向性 心理支援力
統合的な学習経験と創造的思考力 学習成果を総合的に活用し、学び続ける姿勢
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 鈴木 栄子
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 火曜2時限(春学期)
授業概要   Course Description  特別活動の学習指導要領を踏まえ、学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事の目標、内容、特質、学習指導案の作成の仕方、実際の指導方法や評価について理解する。特別活動の教育的意義、課題及びその解決方法を考えるとともに、主に学級活動の実践的指導法を身に付ける。
到達目標   Class Goals ・特別活動の各内容の特質について説明できる。
・特別活動と学級経営との関係について自分の言葉で説明できる。
・学級活動の各内容に即した授業の進め方が理解できる。
・学習指導案の意味や作成方法を理解し、実際に書くことができる。
・学習指導要領や指導資料、自分の授業メモなどを活用しながら特別活動の意義について考え、自分の言葉で説明できる。
・特別活動の中で起こることが予想される課題について、仲間と協調しながら、積極的に意見を述べることができる。
・出された課題に対して、主体的に取り組むことができる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
〇授業内容のオリエンテーションを行い学習の見通しをもつ。
〇学習指導要領における特別活動の位置づけ、目標、内容について確認する。
予習内容
Preparation for Class
〇シラバスを熟読し、学習の目標及び見通しを立てておく。
〇「学習指導要領 解説 特別活動編」P11~23に目を通し、特別活動のイメージをもつ。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇本時のオリエンテーションの内容を再度復習し、「特別活動の指導法」の授業での自分の目標・見通しを考え、提出する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
〇自分の小・中学校時代の特別活動の経験を振り返り、特別活動のイメージを広げる。
〇小・中学校の時の特別活動についてグループ協議を行い、特別活動の役割や課題を考える。
〇特別活動の特質と教育的意義について理解する。
予習内容
Preparation for Class
〇学習指導要領 解説 特別活動編P24~32を熟読し、特別活動の教育的意義について要点を把握しておく。
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP4~5に目を通しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇本日の講義を踏まえ、「小・中学校の時に経験した特別活動の中で印象に残った活動」についてどのような教育的意義があったのか自分の考えをまとめレポートで提出する。【レポート①】 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
〇学級経営と特別活動の関連を理解し、特別活動の教育的意義について考えを深める。
〇学級目標の意義について考え、作り方、活用の仕方を理解する。
予習内容
Preparation for Class
〇学習指導要領 解説 特別活動編P31、P143~145を熟読し、要点を把握しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇学習指導要領 解説 特別活動編P24~32、文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP4~5に再度目を通し、自分の言葉で特別活動の教育的意義についてまとめておく。
〇1回目~3回目の内容からレポートを提出する。【レポート②】
 ①これらの講義のどの内容から ②あなた自身は何を考えて ③それが自分自身にどのような意味があったのか ④これから、何を考え、何をしていきたいのか
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
〇学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事の授業時数について理解する。
〇学級活動の目標と内容を理解する。
〇学級活動 内容(1)と内容(2)(3)の特質の違いについて理解する。
予習内容
Preparation for Class
〇学級活動の授業時数の取り扱いについて、学習指導要領P167、170で確認しておく。
〇学習指導要領 解説 特別活動編P43~62に目を通し、学級活動 内容(1)と(2)(3)の特質の違いについて、要点を把握しておく。特に、P46~47の表には必ず目を通しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP6に目を通し、内容(1)と(2)(3)の学習過程の特質をまとめておく。
〇本授業で「分かったこと・気付いたこと」を記述して提出する。
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
〇学級活動 内容(1)の年間指導計画の作成、運用の仕方を理解する。
〇学級活動 内容(1)学級会の授業(主に事前の活動)について、計画委員会の役割、活動計画作成等、授業をつくっていくまでの過程を理解する。
予習内容
Preparation for Class
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP7、11に目を通し、要点を把握しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇講義の内容を参考に、主に学級会を開くまでの事前の活動についての配慮事項についてまとめておく。
〇本授業で「分かったこと・気付いたこと」を記述して提出する。
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
〇学級活動 内容(1)学級会の進め方を理解する。<本時の活動>
〇学年の発達に応じた教師の支援について理解する。
〇係活動と当番活動の違いを理解する。
予習内容
Preparation for Class
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレット
p8~9.11 に目を通し、学級会を進め方や授業の中での配慮事項を把握 しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇3通りの原案から授業のそれぞれのよさと課題についてまとめておく。
〇本授業で「分かったこと・気付いたこと」を記述して提出する。
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
〇事後の活動のポイントを理解する。
〇原案を立てる際のポイントを理解する。
〇学級活動(1)の学習指導案の書き方を理解し、学習指導案の一部を書く。
予習内容
Preparation for Class
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP10に目を通しておく。
〇「学習指導要領 解説 特別活動編」P68の「イ 1単位時間の指導計画」に目を通しておく。、
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇学習指導案(活動内容、指導上の留意点)まで完成させておく。
〇1回目に提出した自分の目標・見通しを見て、現在のところまでを振り返る。さらに、目標・見通しの修正が必要な場合は、振り返りと修正した目標・見通しも含めて提出する。
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
〇学習評価の考え方を理解する。
〇特別活動の評価の考え方を理解する。
〇学習指導案の評価の欄の書き方を理解し、評価計画を書く。
予習内容
Preparation for Class
〇「学習指導要領 解説 特別活動編」のp162「特別活動における評価」に目を通しておく。
〇同上P62~69「学級活動の指導計画」に目を通し、要点を把握しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇学習指導案の「評価計画」の欄を見直し、完成したものを提出する。【学習指導案①】 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
〇特別活動の評価について、実際の場面の中から考える。
〇学級活動(1)の教育的意義について考える。
〇学級活動 内容(1)について課題とその解決方法についてグループで協議し考える。
予習内容
Preparation for Class
〇「学習指導要領 解説 特別活動編」P136~158に目を通しておく。(再掲)
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP12~15に目を通し、授業のイメージをつかんでおく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇学級会の実践例の中の、最後の教師の話の部分を考え、提出する。【レポート③】 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
〇学級活動(2)(3)の授業の展開方法、効果的な指導方法を理解する。
〇学級活動 内容(2)(3)の授業の具体的な展開方法を理解する。
〇学級活動 内容(2)(3)の題材の展開例を考える。
予習内容
Preparation for Class
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP12~15に再度目を通し、授業づくりのイメージを把握しておく。
〇学級活動 内容(2)(3)の指導方法について、内容(1)の指導方法と比較しながら、まとめておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇学習指導案を作成するために、題材の展開例を完成させて提出する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
〇前回の授業で各自が作成した展開例を基に、学級活動 内容(2)(3)の学習指導案の書き方を理解し、学習指導案を作成する。
〇学級活動 内容(2)(3)の課題及びその解決方法を考える。
予習内容
Preparation for Class
〇「学習指導要領 解説 特別活動編」P69に目を通してくる。
〇前回の授業で各自が作成した学級活動 内容(1)学級会の学習指導案を見直し、各自の課題を把握しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇学習指導案を完成させて提出する。【学習指導案②】
〇学級活動 内容(2)(3)の課題及びその解決方法を自分の言葉でまとめておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
〇児童会活動、クラブ活動の目標や内容から、それぞれの特質及び教育的意義を理解する。
〇児童会活動、クラブ活動の課題とその解決方法を考える。
予習内容
Preparation for Class
〇「学習指導要領 解説 特別活動編」P102~115に目を通しておく。(特に、目標と内容)
〇同上P84~101に目を通しておく。(特に、目標と内容)
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP16~19に目を通しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇児童会活動、クラブ活動の特質及び教育的意義について、自分に言葉でまとめておく。
〇提示されたケースについて自分の考えをまとめておく。
〇本授業で「分かったこと・気付いたこと」を記述して提出する。
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
〇学校行事の目標や内容を理解する。
〇実際に遠足を実施するための教師の指導計画の作成の仕方を理解することを通して、事前・本時・事後の指導方法を理解する。
〇小論文の書き方を理解する。
予習内容
Preparation for Class
〇「学習指導要領 解説 特別活動編」P116~135に目を通しておく。(特に、目標と内容)
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットP20~21に目を通しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇学校行事と児童会活動、クラブ活動の特質の違いをまとめ、学校行事の教育的意義について自分の考えをまとめておく。
〇本授業で「分かったこと・気付いたこと」を記述して提出する。
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
〇授業内テスト(小論文)及び総括
 ※「小学校学習指導要領 解説 特別活動編」、今までの配布資料、授業メモ 持ち込み可
予習内容
Preparation for Class
〇学習指導要領解説や、授業メモ、配布資料などに目を通してくる。
〇小論文の書き方を復習しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇特別活動の教育的意義、課題やその解決方法についてまとめておく。
〇試験終了後に試験内容について解説するので、各自試験内容を振り返る。
目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
<オンデマンド型で実施>
〇特別活動と他教科等との関連を理解する。
〇特別活動の今後の展望について考える。
予習内容
Preparation for Class
〇今まで配布された資料、「学習指導要領 解説 特別活動編」、文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレットに目を通してくる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
〇1回目の授業で各自が立てた学習の目標・見通し(7回目に修正をした人は修正したもの)から全体を振り返り、本講義の授業メモと合わせて提出する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
〇授業は、小学校学級担任を目指す学生であることを前提として行います。また、授業内では可能な範囲で、グループワークやグループディスカッション等を行い、協働的な学びを目指します。
〇「自主・集団・実践」という特別活動の特性を踏まえ、個々の特別活動に対する指導観を豊かにしていきます。
〇教師の視点から児童を見る、授業を作ることを大事にしていきます。
〇授業で使用するスライド、ワークシート等は、事前にmanabaに掲載します。印字するものについても知らせるので、準備をしっかりして授業を受けてください。
〇ほとんどの回で、授業のポイントが書き込める「授業メモ」を用意します。自分の学習に活用してください。
〇授業の録画、板書の撮影は禁止します。必要な事情がある場合は、相談してください。
教科書   Texts 〇小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別活動編 (文部科学省)東洋館出版
参考書   Reference Books 〇文部科学省 国立教育政策研究所 教育課程センター 
  みんなで、よりよい学級・学校生活をつくる特別活動(小学校編)文溪堂
〇「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 小学校 特別活動 東洋館出版社
〇文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレット
 ※下記のURLからダウンロードして活用する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
<成績評価の基準>
   小論文30%、3回のレポート30%、2回の学習指導案20%、授業への参加態度20%
   その他提出物等、全体的な取組み状況を見て総合的に判断していく。
関連URL   Related URL https://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidousiryou.html
 文部科学省国立教育政策研究所作成の「小学校特別活動指導資料」(教師向け)パンフレット
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分57秒