シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2QCB2Z3200
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name TCBAS904発達と学習の心理学
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject TCBAS904発達と学習の心理学
英字科目名
English Name of Subject
Educatnl Psycho of Developmnt & Learning
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 日下 虎太朗
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 火曜2時限(秋学期)
授業概要   Course Description この授業では、児童生徒の心身の発達や学習の過程について概説します。児童生徒の各発達段階における心理的特性を踏まえた教育活動を展開するための、基礎となる知識や考え方を扱います。具体的には、乳幼児期から青年期にかけての運動・言語・認知・社会性などの発達的特徴を、いくつかの理論や研究を挙げながら講義します。また、動機付け・記憶などの学習を支える諸理論についても同様に講義します。加えて、それぞれについての基礎的・基本的な知識の習得にとどまらず、具体的な子供の様子を想像しながら、実践場面での問題や指導・支援のあり方を考えていきます。
到達目標   Class Goals 1. 乳幼児・児童・青年期の各時期における発達的特徴を述べられる。
2. 動機付け・記憶などの学習を支える心理学の基本的な理論や知識について理解し、説明することができる。
3. 学習の概念・形態を理解し、動機づけや集団づくり、学習評価を発達的な特徴と関連させて説明できる。
4. 児童生徒の心身の発達及び諸問題について理解し、主体的な学習活動を促す支援の基礎的な考えを述べられる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
オリエンテーション(発達心理学・教育心理学とは何か?)
予習内容
Preparation for Class
「発達」・「学習」と聞いて漠然と思い浮かべるイメージをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
オリエンテーションを聞いて、この授業の中で身につけたいことや深めたいことをショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
生涯発達、発達と環境(三つ子の魂百までは本当か?)
予習内容
Preparation for Class
「発達」と「成長」の違いについて自分なりに考えてまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、授業内で出てきたトピックを一つ選び、参考図書等で調べてショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
身体的機能と運動機能の発達(赤ちゃんは何歳から歩きだす?)
予習内容
Preparation for Class
街中で見かける子供を見て、「運動機能」の発達について自分なりの疑問や深めたいことをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、参考図書等を活用しながら、自身のこれまでの経験と関連づけてショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
知覚と認知の発達(犬と猫ときつねとオオカミ、違いがわかるのはなぜ?)
予習内容
Preparation for Class
街中で見かける子供を見て、「認知機能」の発達について自分なりの疑問や深めたいことをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、参考図書等を活用しながら、自身のこれまでの経験と関連づけてショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
感情の発達と自我(怖いという感情はいつからでてくる?)
予習内容
Preparation for Class
「感情」にはどのような種類があるのかを考え、まとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、参考図書等を活用しながら、自身のこれまでの経験と関連づけてショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
言葉と社会性の発達(言語機能の発達は、いつから始まりいつまで続く?)
予習内容
Preparation for Class
街中で見かける子供を見て、「言葉」の発達について自分なりの疑問や深めたいことをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、参考図書等を活用しながら、自身のこれまでの経験と関連づけてショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
他者とのかかわり、仲間関係の発達(子供はどのように社会との関わりを広げていく?)
予習内容
Preparation for Class
自分自身を振り返って、他者との関わり方や、友達との付き合い方がどのように変化してきたのかをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、参考図書等を活用しながら、自身のこれまでの経験と関連づけてショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
学習のメカニズム①(学習とは何か?)
予習内容
Preparation for Class
「学習」と聞いて思い浮かべるイメージをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分自身の行動の変容に注目して、授業内で紹介したいくつかの学習理論に当てはめて説明してみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
記憶のメカニズム(人間は物事をどのように記憶している?)
予習内容
Preparation for Class
自分なりの記憶術について整理してまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、効果的な記憶の方法について、自身のこれまでの経験と関連づけてショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
動機づけのメカニズム(やる気を出すにはどうすればいい?)
予習内容
Preparation for Class
自分自身を振り返って、「やる気を出す方法」について考えてまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返って、学習意欲の低い生徒に対する対応を考え、ショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
思考のメカニズム(人間は物事をどのように考えているのか?)
予習内容
Preparation for Class
問題解決場面において、自分自身がどのように「考えて」いるかについてまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分自身があまり用いない思考方法について調べ、気づいたことをショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
学習のメカニズム②(主体的・対話的で深い学びとは何か?)
予習内容
Preparation for Class
「深く学ぶ」とは何かについて、自分なりの考えや疑問をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「学びの質」という観点から、これまでの自身の学びを振り返ってショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
集団の理解と支援(集団によって学びの質は変わるか?)
予習内容
Preparation for Class
集団の中で得られる学びが個別的な学びとどのように違うのかについて、自分なりの考えをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
質の高い学びが実現できる集団の形成について、参考図書等を活用しながら自分なりの考えをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
学習評価の方法(学習評価の役割と具体的な方法は?)
予習内容
Preparation for Class
自分自身がこれまでに受けてきた「学習評価」の方法を振り返ってまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、目標に照らした効果的な学習評価の方法についてショートレポートにまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
授業の総括
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業を振り返り、理解が不十分だと考える事項をリストアップしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
15回を通しての学びを振り返り、各項目についての理解度を自己評価する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・主として講義形式であるが、各授業1回はグループワークを実施する。
・学部、学科の異なる履修生との積極的な意見交換を期待する。
・毎回、各テーマに合ったショートレポートの提出を求める。
・原則として、授業3分の2以上の出席者を成績の対象とする。
教科書   Texts 必要に応じてプリントを配布します。
参考書   Reference Books 心理学ベーシックライブラリ5‐Ⅰ 教育心理学Ⅰ:発達と学習(渡部雅之・豊田弘司共著、サイエンス社)、
現代の認知心理学 5:発達と学習(市川伸一他(著)、北大路書房)
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
積極的な授業参加度(20%)、コメントペーパーの記載内容(20%)、期末レポート(60%)を個別に評定し、総合的に判断して評価する。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月19日 13時48分24秒