シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2QCH1F1100
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name TCTHE901道徳教育の理論と方法/道徳教育研究
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject TCTHE901道徳教育の理論と方法
英字科目名
English Name of Subject
Theory and Practice in Moral Education
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 板橋 雅則
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 火曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description  2015(平成27)年3月、小中学校の学習指導要領の一部改正がなされ、「特別の教科 道徳」が誕生した。道徳の教科化により、学校における道徳教育のさらなる充実が期待される一方で、さまざまな課題が山積している状況にあり、これらの課題の解決が急務である。
 本講義では、このような現状をふまえ、道徳の意義や原理、その歴史や国際的動向を概観するとともに、人間および道徳の本質について考える。また、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育および「特別の教科 道徳」の目標、内容、指導計画などについて考察し、理解を深める。さらに、教材研究や学習指導案の作成、模擬授業の実施を通して、今後の道徳教育革新のかぎとなる授業者としての実践的指導力の育成を図る。
到達目標   Class Goals ・道徳の意義や原理、その歴史と現代の教育課題(いじめ、情報モラル等)を理解している。
・道徳性の発達に関する基礎的理論に基づき、子どもの心の成長について理解している。
・学習指導要領の目標と内容を理解し、学習指導案や指導計画を作成することができる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
現代社会における道徳教育の課題
予習内容
Preparation for Class
これまで受けてきた道徳の授業を思い出しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
道徳をどのように学んできたのかを振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
道徳とは何か
予習内容
Preparation for Class
道徳教育に関する文部科学省ホームページを閲覧する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
道徳授業の課題を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
学校における道徳教育の目標と内容
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第2章、第3章を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習指導要領改訂の要点を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
明治期の道徳教育の理念と実際
予習内容
Preparation for Class
教育勅語について調べる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
戦前の道徳教育における教育勅語の影響を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
大正期・昭和前期の道徳教育の理念と実際
予習内容
Preparation for Class
戦前の教育について関心のある資料を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
戦前の教科書の変遷をおさえる。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
昭和20年以降の道徳教育の理念と実際
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第1章を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
戦前戦後の道徳教育の歴史を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
外国の道徳教育
予習内容
Preparation for Class
「世界人権宣言」について調べる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ヨーロッパの道徳教育について調べる。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
子どもの心の成長と道徳性の発達
予習内容
Preparation for Class
道徳性発達理論について調べる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ワークシートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
道徳教育の指導計画と学習評価
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第5章を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
年間指導計画を作成する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
学習指導案の作成
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第4章第1節・第2節を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配付資料を読み、指導案の再検討を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
学習指導案の検討
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第4章第3節・第4節を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配付資料を読み、指導案の再検討を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
模擬授業と研究協議-読み物資料の活用を考える-
予習内容
Preparation for Class
小中学校の教科書について調べる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ワークシートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
模擬授業と研究協議-問題解決的な学習-
予習内容
Preparation for Class
問題解決的な学習に関する文献を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ワークシートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
模擬授業と研究協議-道徳的行為に関する体験的な学習-
予習内容
Preparation for Class
モラルスキルトレーニングに関する文献を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ワークシートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
これからの道徳教育を考える
予習内容
Preparation for Class
これまでの講義内容の総復習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学んだ内容について総括する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・主として講義形式。授業内容に応じてグループワークを実施する場合がある。
・学部、学科の異なる履修生との積極的な意見交換を期待する。
・毎回、講義内容に関する質問や意見を記述したコメント票の提出を求める。
・原則として、授業3分の2以上の出席者を成績の対象とする。
教科書   Texts なし。授業時に配付するプリントを使用する。
参考書   Reference Books ・文部科学省『小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』東洋館出版、2018年。
・文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』教育出版、2018年。
・文部科学省ホームページ http://www.mext.go.jp/
・松下良平『道徳教育はホントに道徳的か?』日本図書センター、2011年。
・田中マリア『道徳教育(MINERVAはじめて学ぶ教職12)』ミネルヴァ書房、2018年。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度(20%)小レポート4本(40%)期末レポート2本(40%)、これらの総合評価を行う。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月14日 14時57分38秒