シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 2QCH2F2202
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 特別活動研究
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 特別活動研究
英字科目名
English Name of Subject
Studies in Extra-curricular Activities
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 板橋 雅則
開講キャンパス   Campus 横浜
曜時   Day and Period 火曜5時限(秋学期)
授業概要   Course Description  特別活動は、学校における多種多様な集団での活動を通して、課題の発見や解決を行い、よりよい集団や学校生活をめざしていく活動である。体験活動や異年齢集団活動を重視する点に特徴があり、この点に教育的意義を有している。
 本講義では、特別活動の意義や役割について考察し、教員としての基礎的な力量を養うことをねらう。特別活動の教育課程上の位置づけや内容、指導方法、評価などの特質から、人間形成における特別活動の意義や役割についても理解する。また、学年の違いによる活動の変化や他教科領域との関連、「チーム学校」としての家庭・地域との連携という観点からも特別活動の特質について学んでいく。
到達目標   Class Goals ・特別活動の意義をとらえ、特別活動の目標と内容を理解することができる。
・特別活動における各活動・学校行事の特質をとらえ、それぞれの指導法を理解することができる。
・特別活動における評価の基本方針と実践上の留意点を理解することができる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
教育課程における特別活動の位置づけとその役割
予習内容
Preparation for Class
中学・高校の特別活動の内容を思い出しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中学・高校の特別活動の経験を、活動・内容ごとに整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
特別活動の目標と内容
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第2章を読み、特別活動の目標と内容を確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実践例をあげて、特別活動と他の教科・領域とのかかわりを考察する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
特別活動の歴史
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第1章を読み、学習指導要領改訂の背景を理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
運動会、学芸会以外の学校行事の起源について調べる。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
学級活動・ホームルーム活動の活動内容とその特質
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第3章第1節を読み、活動内容の概要を理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分が経験した学級活動・ホームルーム活動を書き記す。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
学級活動・ホームルーム活動の実際
予習内容
Preparation for Class
教育雑誌やホームページを活用し、実践事例を調べる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配付プリントを読み、自分の作成した指導案の再検討を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
生徒会活動の活動内容とその特質
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第3章第2節を読み、活動内容の概要を理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自分が経験した生徒会活動を書き記す。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
学校行事の活動内容とその特質
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第3章第3節を読み、活動内容の概要を理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学校行事の企画案を見直し、精緻化を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
クラブ活動・部活動の活動内容とその特質
予習内容
Preparation for Class
部活動と対比しながら、クラブ活動の抱えている問題点を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
新聞・教育雑誌を活用して、クラブ活動・部活動の教育的意義と課題をまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
特別活動の指導計画作成と組織間連携の在り方
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第4章第1節を読み、指導計画の作成方法を理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「学校行事指導計画」を完成させる。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
特別活動における評価と改善活動
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第4章第5節を読み、評価と改善活動の概要を理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
教育評価に関する文献を読み、理解を深める。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
特別活動と生徒指導
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第4章第2節を読み、生徒指導の基礎基本を学ぶ。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
いじめ、不登校に関する文献を読む。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
特別活動と学級経営
予習内容
Preparation for Class
「学習指導要領解説」第4章第4節を読み、学級担任の仕事を調べておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に配付するワークシートに取り組む。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
特別活動とキャリア教育
予習内容
Preparation for Class
これまでの経験を振り返り、体験活動の意義を考える。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中学校、高等学校で実施することを想定した体験活動の計画案を作成する。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
今後の特別活動の展望と課題
予習内容
Preparation for Class
これまでに配付した授業プリントを熟読しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
特別活動の教育的意義と課題をワークシートに記入する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
本講義のまとめ・総括
予習内容
Preparation for Class
これまでの講義内容の総復習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学んだ内容について総括する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・主として講義形式。授業内容に応じてグループワークを実施する場合がある。
・学部、学科の異なる履修生との積極的な意見交換を期待する。
・毎回、講義内容に関する質問や意見を記述したコメント票の提出を求める。
・原則として、授業3分の2以上の出席者を成績の対象とする。
教科書   Texts なし。授業時に配付するプリントを使用する。
参考書   Reference Books ・文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別活動編』東山書房、2018年。
・文部科学省『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』東京書籍、2019年。
・文部科学省ホームページ http://www.mext.go.jp
・国立教育政策研究所『学級・学校文化を創る特別活動 中学校編』東京書籍、2016年。
・長沼豊・柴崎直人・林幸克『特別活動の理論と実践』電気書院、2018年。
・吉田武男・京免徹雄『特別活動(MINERVAはじめて学ぶ教職14)』ミネルヴァ書房、2020年。
・日本特別活動学会『三訂 キーワードで拓く新しい特別活動』東洋館出版社、2019年。
・山口満・安井一郎『改訂新版 特別活動と人間形成』学文社、2010年。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度(20%)小レポート4本(40%)期末レポート2本(40%)、これらの総合評価を行う。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分57秒