シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1HC5061000
授業開講年度   Year of Class 2022年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name SGBAS205内なる国際化論B/社会学特講B
テーマ   Theme ファーストリテイリング財団寄付講座
科目名   Name of Subject SGBAS205内なる国際化論B
英字科目名
English Name of Subject
Domestic Internationalization B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 広範な教養と、社会に貢献する人材育成力
知識・理解 社会学の基本的考え方
汎用的技能 社会学、社会調査の知識・技能
態度・志向性 開かれた感受性、社会問題に対峙する志向
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力・問題解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 髙橋 誠一
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 水曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description  日本において〈多文化共生〉の主たる舞台/担い手となっているのは「地域」である。その「地域」のなかにもさまざまなアクターが存在するが,この授業で着目するのは「自治体(行政)」である。さて,あらためて立ちどまったときに,私たちは行政がどのような考えにもとづいて,どのような取り組みを行なっているのかということを,どれほど知り,理解しているだろうか。私たちは行政に対して「もっとこうしてほしい(こうあるべきだ)」といった要求や批判をしがちだが,行政の立場にたって考えるという機会は思いのほか少ないだろう。しかし,意味のある要求や批判をするためには,行政の考え方や役割を理解することも重要である。
 この授業では,神奈川県川崎市の事例を中心に行政による多文化共生の取り組みとその実態・実情について学ぶことで,多文化共生の《現実》について理解を深める。
到達目標   Class Goals 自治体(行政)による多文化共生の取り組みとその実態・実情について理解を深めるとともに,多文化共生が抱える課題の解決を具体的かつ現実的に思考するための力をつけることを目的とする。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス――授業の目的やねらい,評価方法,進め方,学生のニーズなどについて
予習内容
Preparation for Class
この授業を履修する目的と自分の問題関心を明確にしておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
自治体における多文化共生――2つの源流と集住都市会議
予習内容
Preparation for Class
配布予定の資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
多文化共生の担い手としての行政の実態――行政の論理と官僚制の逆機能
予習内容
Preparation for Class
配布予定の資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
多文化共生の個別課題(1)――住まいと暮らし
予習内容
Preparation for Class
川崎市居住支援制度,川崎市居住支援協議会,かながわ外国人住まいサポートセンターについて情報を収集する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
多文化共生の個別課題(2)――医療・病院
予習内容
Preparation for Class
かわさきのお医者さん,医療通訳派遣制度(MICかながわ),多言語医療問診票(かながわ国際交流財団)について情報を収集する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
多文化共生の個別課題(3)――年金
予習内容
Preparation for Class
厚生労働省のホームページから外国人にかかわる年金制度について情報を収集する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
多文化共生の個別課題(4)――防災・災害
予習内容
Preparation for Class
川崎市の取り組みについて情報を収集する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
多文化共生の個別課題(5)――教育
予習内容
Preparation for Class
日本語指導初期支援員,国際教室,在県枠について情報を収集する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
自治体の取り組みを体験してみる――〈やさしい日本語〉研修
予習内容
Preparation for Class
配布予定の資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
外国人と/の政治参加(1)――政治参加はなぜ重要か
予習内容
Preparation for Class
配布予定の資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
外国人と/の政治参加(2)――川崎市外国人市民代表者会議
予習内容
Preparation for Class
配布予定の資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
外国人と/の政治参加(3)――住民投票条例
予習内容
Preparation for Class
配布予定の資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
自治体の職員に聞いてみる――ゲストスピーカー
予習内容
Preparation for Class
質問することを考えてくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
多文化共生の課題と自治体の限界――ヘイトスピーチ
予習内容
Preparation for Class
配布予定の資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
課題提出および総括
予習内容
Preparation for Class
これまでの配布資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容の振り返りとリアクションペーパーの提出 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業計画は学生の関心や展開によって若干の変更がありうる。
受講者数にもよるが,できるだけグループワークなどを取り入れた参加型の授業とする。
教科書   Texts 必要に応じてプリントを配布する
参考書   Reference Books 川崎市,2016,『川崎市外国人市民意識実態調査(インタビュー調査)報告書』.
――――,2020,『川崎市外国人市民意識実態調査報告書』.
元森絵里子・坂口緑,2020,「川崎市における在日外国人施策と地域実践――多文化共生の先進地域の成り立ちと現在」『明治学院大学社会学部付属研究所年報』50: 159-75.
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度とリアクションペーパーの提出 60%,期末レポート 40%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2022年02月20日 12時38分18秒